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【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

冷凍食品工場を拡張中
テップキンショーフーズ
落合 弘海取締役・社長補佐

 タイの日系食品メーカー、テップキンショーフーズ(サムットサコーン県、プラサン・タンプラシット社長)は水産冷凍食品工場の「第一工場」を現在拡張している。その目的やその他工場での取り組み、養殖えびの病気EMSの影響などについて落合弘海取締役・社長補佐に聞いた。

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食品工場訪問記

水産氷と陸上氷をフル稼働製造
ニチレイ・ロジスティクス九州
長崎市場事業所(2)

 ニチレイ・ロジスティクス九州の長崎市場事業所は業務用食用氷の「陸上氷」も製氷しているが、その量は一割弱と少ない。ただし、販売単価は陸上氷が高く、水産氷の4倍相当という。陸上氷は純度を上げるため、エアーをふかしながら製造する。その結果、水産氷は2日に1回出来るが、陸上氷は4日(5日/夏季)に1回の仕上がりで、時間とコストが水産氷よりかかる。

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新製品

引き出し型冷凍庫、より省スペに

 福島工業はレストランやコンビニエンスストア向けに省スペースの3段引き出し型冷凍庫を開発した。冷凍機の配置を変えたことで外型寸法の容積を従来比約1割抑える一方、庫内の有効面積は約4割増やした。

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レンジ加温で外箱が開口

 凸版印刷は電子レンジ用機能包材「楽ラクレンジシリーズ」に、電子レンジで外箱ごと温められる「蒸(じょう)できパウチボックス」を加えた。食品やメディカルフーズ業界などに向け、11月中に販売を開始する。

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カビ発生を予報するクラウドシステム

 東京エレクトロンデバイスはカビの発生環境を分析し、発生しやすさについての予報をユーザーに通知するカビ発生予報クラウドシステムを開発した。食品工場や公共施設、病院、店舗などに向け、来年1月頃からアプリケーションサービスを開始する。

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ニュースフラッシュ

食品包装・輸送の展示会を初開催、出展社募集

 日本能率協会は食品容器・包装の展示会「フードパック2015」と、食品輸送・管理システムの展示会「フードロジスティクス2015」を初開催する。会期は来年3月4〜6日で、「FOODEX JAPAN 2015」と同時開催。今月28日まで出展社を募集している。

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ヒガシマル「日本醤油技術賞」を受賞

 ヒガシマル醤油は「淡口醤油のだし味および塩味強化による減塩効果の解明」の研究が、醤油の技術進歩に貢献した業績として認められ、日本醤油協会と日本醤油技術センターから2014年度の「日本醤油技術賞(研究・開発の部)」を受賞した。

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低温科学技術交流会、食品分野の活用も

 低温工学・超電導学会は「第1回低温科学技術交流会」を東京大学で17日開催する。食品工学、がんの凍結療法、液体窒素凍結保存機器、小型冷凍機に関する第一人者が講演する。

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NEWS headline

工場を全面改装、水産からケーキに事業転換を進める

 エア・ウォーターグループでハム・デリカと冷凍食品を扱う春雪さぶーる(札幌市)は小樽工場(小樽市銭函)を全面的に改装し、冷凍ケーキの製造を中心とする新たな製造拠点にした。11月から本格稼働を開始している。

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ソース製造も成長分野、前処理能力を強化して品揃えに対応

 春雪さぶーるは早来工場(北海道勇払郡安平町)内のソースファクトリーも今年10%ほど増床して生産能力を高めている。ソースも伸びしろが期待できる分野であり、増床した早来の冷凍ソース工場は今年で3年目を迎え、今期も2割増ペースで推移しているという。

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ニュースフラッシュ

加工場来年新設、3000t規模の輸出を視野に

 和歌山県新宮市と近畿大学の支援で設立された食縁が加工場を新設する。来年1〜2月に着工し、同11月には本格稼働を予定している。2016年4月に輸出事業を開始。同7月には「夏ブリ」の販売を始め、年間3000t規模の輸出をめざす。

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生鮮の構成比上昇、増収増益に

 ヤオコーの2014年4〜9月期決算は、既存店売上高が前年比5.1%増。生鮮部門の売上げ構成比が大きく上昇し、全体の数値をけん引した。増収減益の当初予想から一転、上期は増収増益を確保した。

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ヤオコー川野社長「精肉のプロセスセンター化は考えていない」

 ヤオコーの川野澄人社長は、今年6月稼働した「デリカ・生鮮センター」(埼玉県東松山市)について、「(精肉をカット・パックする)プロセスセンターとしての機能は考えていない」と語り、インストア加工でリードタイムが短く、鮮度のよい商品提供を維持する方針を示した。

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埼玉県久喜市に植物工場、イオン直営農場で初

 イオンの子会社で農産物を生産するイオンアグリ創造は、イオン直営農場初となる植物工場を埼玉県久喜市に2016年春建設する。農地面積4ヘクタール。生産性の高い施設栽培と埼玉県のトマトのブランド化をめざす。

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ローソンファーム、植物工場のベビーリーフ出荷

 ローソンは各地の生産者と農業生産法人ローソンファームを全国12カ所に展開しているが、そのうちローソンファーム秋田が植物工場でベビーリーフを生産し、11月中旬から東北・関東エリアのローソンに順次出荷する。

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千葉工場に自動ラック倉庫の制震装置導入

 サッポロビールは地震発生時のビール製品の荷崩れ落下抑制対策として、大成建設が開発した「自動ラック倉庫制震装置」を千葉工場(船橋市)に導入した。制震装置はビールパレットサイズに対応したマスダンパー方式。パレット積載重量の大きい飲料製品に適用し、

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キユーピーインドネシア、製品出荷開始

 キユーピーインドネシアはインドネシア国内でマヨネーズやドレッシングなどの調味料の出荷を今月から開始した。アジアで5カ国目の生産拠点となるキユーピーインドネシア本社工場が6月に竣工。これまで合弁パートナーの三菱商事とともに出荷準備を進めてきた。

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新工場で乳酸菌飲料を一部生産開始

 岡山和気ヤクルト工場(岡山県和気郡和気町)は、乳製品乳酸菌飲料ヤクルト類のボトリングを行う新工場として2013年6月に着工し、2015年2月の全面稼動に向けて工事を進めている。その一部の生産設備が完成したため、「Newヤクルト」の生産を開始し、近畿や中国、四国方面に出荷する。

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食品廃棄物・下水汚泥でバイオマス発電

 月島機械は栃木県鹿沼市と連携し、食品系バイオマスなどを下水汚泥とともに燃料として活用し、バイオガス発電を行う「創エネルギー・廃棄物処理事業」を開始する。鹿沼市最大の下水処理場「黒川終末処理場」にバイオガス発電設備を整備し、2015年6月頃に発電を開始する。

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サタケ「農家用の色彩選別機」に発明表彰

 2014年度中国地方発明表彰で「農家用の色彩選別機」を発明したサタケの社員6名が中小企業庁長官奨励賞を受賞した。また、この発明の実施に顕著な功績があったと認められる法人の代表者として、佐竹利子代表が実施功績賞を受賞した。

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正会員2社、賛助会員14社が入会

 日本食品機械工業会は正会員として2社、賛助会員として14社の新規入会をこのほど承認した。【正会員】オシキリ=ミキサー、分割機、丸目機、プルーファ、モルダー、オーブン、スライサー、包装機関連。押切隆社長、従業員234人。神奈川県藤沢市桐原町4、TEL0466−44−6011。

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