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【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

今日的な課題で成果を挙げる
水産工学研究所
玉井恭一所長

 水産総合研究センター水産工学研究所玉井恭一所長は、研究所の活動について「現場に対応した研究体制を組み、今日的な課題で成果を挙げている。全国で問題となっている磯焼けの対策ガイドライン作成、高度な資源管理を可能とする次世代型魚群探知機の開発などを行ない、成果を挙げている」という。

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食品工場訪問記

天然ガス化でCO2排出を抑制
ガス会社とのプロジェクト実る
ジャパンフーズ①

 ジャパンフーズは工場内で使用する蒸気ボイラの燃料を重油から天然ガスに、06年2月切り替えた。これによりCO2や酸性雨の原因となる硫黄硫化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)などの排出を大幅に抑制した。この実績により「09年食品産業CO2削減大賞」の農林水産省総合食料局長賞を受賞した。

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新製品

省エネの真空エジェクタユニット発売
エア消費80%削減の事例も

 シュマルツは真空エジェクタユニットの新シリーズを発売開始した。省エネで運転状況のモニタリングができることが特徴。エジェクタ本体の能力も従来製品より高めている。

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新技術

“泡”の冷凍ソースに外食顧客注目、鶏卵の乳化技術で実現

 キユーピーが独自の卵乳化技術を活かして“泡”を冷凍に仕上げた世界初のソースベース「スノーマン エスプーマベース」が各地で開催されている食品展示会で話題を呼んでいる。

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コラム『ひろい書き』
「部長で2倍、常務になって3倍強に」

 自然解凍シリーズが絶好調で売上げを伸ばしている日本水産の金田進常務執行役員(食品事業執行)。99年春に始まった同シリーズだが「私が家庭用食品部長になった02年春には20億円、部長を離れる時にはその2倍強、そしていま(常務として)3倍強に大きく育った」とわかりやすい説明。

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NEWS headline

自然解凍品でシェア七割、需要対処のため新ライン検討

 日本水産の市販用冷凍惣菜「自然解凍でおいしい」シリーズが好調に推移している。同シリーズは99年春から市場投入を開始したが、天洋食品事件で中国産回避の動きが表れたため、すばやく国内のグループ工場(モガミフーズ(株)、山形県西村山郡河北町、赤川慶三社長)にラインを増設して需要に対処した。

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タイに1万8000tの大型チキン工場、2工場で4万3000t

 ニチレイフーズは冷食事業立て直しのため、コロッケと並んでチキンに重点を置いている。チキンは04~08年まで売上げが1.43倍に拡大したが、OEMからの調達に頼ったため採算が大幅悪化していた。そこで自社化に切り換え、タイに合弁会社GFNの大型新工場を建設している。

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サーティワンアイス、富士小山工場の機械化を進める

 B-Rサーティワンアイスクリームは、静岡県の富士小山工場で一貫生産しているアイスクリームケーキを今期から戦略商品と位置づけ、生産ラインの機械化と省人化による製造能力向上を図る。クリーム充填機や箱詰め作業用機械等の導入をしている。

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お知らせ

「創業者の群像」発刊、業務用食品流通の開拓者に学ぶ

 水産タイムズ社「創業者の群像~業務用食品流通の道を拓く~」(越川宏昭著)を発刊しました。業務用食品問屋の経営環境は厳しさを増していますが、だからこそ創業者の精神、情熱、苦心、創造性などから学ぶ意味があります。

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ニュースフラッシュ

ダスキンとモス、共同店4月オープン
オリジナルメニュー発売、客層広げる

 ダスキンが運営するミスタードーナツと、モスフードサービスが運営するモスバーガーは両社の資本業務提携の一環として、共同店舗「MOSDO」ブランドの1号店を4月23日、広島県安芸郡のイオンモール広島府中ソレイユ内にオープンする。

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台湾製フリーザーの販売強化

 台湾の機械メーカー伝和機械実業有限公司(本社高雄市)が自社製のトンネル式とスパイラル式フリーザーの日本国内での拡販に力を入れている。このほど冷凍・冷蔵設備のメンテナンスを手掛ける(有)玉石冷熱(鹿児島県日置市)と販売提携し、アフターフォロー体制を整えた。

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米粉用、小型の湿式粉砕システム開発

 西村機械製作所は小型の連続湿式粉砕システムを開発した。水を使い、米を柔らかくして製粉するという同社が長年実績を重ねてきた技術を搭載、エコノミータイプとして売り出す。

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倉庫、工場に屋根用防水シート一体型の太陽電池を開発

 三菱化学は軽量の屋根用防水シート一体型太陽電池「ジオアシートPV」を開発した。4月に施行される改正省エネ法が企業に課す省エネ義務を強化しているため、工場や倉庫など既存の建物を使用しながら、大がかりな構造補強工事を行なわずに太陽電池を設置できる。

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冷凍設備を高効率化 電子膨張弁を自動変更

 日新興業は冷凍設備の高効率化を図る「NMC冷凍装置制御システム」を開発、導入を呼びかけている。計測した冷媒の圧力と温度をもとに、自動的に電子膨張弁の能力を変更して最適な運転を行なう。

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食の安全意識調査「八割以上が評価するも生活者の不安は払拭しきれず」

 キューサイ分析研究所は食の安全性に関する生活者の意識・実態調査を行なった。食の安全性に六割の生活者が何らかの不安を持っており、特に「畜肉」、「複合加工食品」、「野菜」に不安を感じていることが明らかになった。

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塩選びは中身重視、容器にはこだわらず

 (財)塩事業センターが全国2500世帯を対象に「家庭用塩の消費実態」を調査した。結果、消費者が塩選びに重視するのは中身で、外見にはこだわらないことがわかった。63%の世帯が家庭で漬物を作っているという。

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チリ地震津波、東北沿岸の冷食工場に被害なし

 チリ地震による津波が東北の太平洋沿岸部を中心に2月28日の日曜日に押し寄せたが、この地域の冷凍食品関係工場に直接の被害は幸い出なかった。

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