食品・食品工場・食品機械のフードエンジニアリングニュース/FEN

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【株式会社水産タイムズ社】　TEL:03-3456-1414

物流の永続性に危機感、製配販で連携を
Ｆ－ＬＩＮＥ㈱　本山浩社長

　味の素㈱から昨年６月付でＦ－ＬＩＮＥ㈱の社長に就任した。「現場を知らなければ務まらない」と全拠点を回り、早朝のトラックにも同乗した。現場が抱える課題を目の当たりにして、荷主や荷受け先、行政が協力して新たな仕組みをつくる必要があるとの考えを示す。

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冷凍庫を増設、需要高まる冷食のＥＣ通販を支援
関通　

　ＥＣ通販物流支援サービスを関西と関東圏で展開する関通（大阪府東大阪市、達城久裕社長）は兵庫県尼崎市の「ＥＣ通販物流センター」内に冷凍冷蔵倉庫を増設し、このほど本格稼働を開始した。関通は東大阪市にある「主管センター」を2020年に拡張し、冷凍冷蔵の保管スペースを２倍以上に広げたが、早々に満載となった。今回の増設はコロナ禍で需要が増えている冷凍食品のＥＣ通販に対応するほか…

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冷食ＷＥＢセミナー、３月９日までアーカイブ配信

　水産タイムズ社はＷＥＢで冷食セミナーをこのほど配信しましたが、これを見逃した方に３月９日までアーカイブ配信します。味の素冷凍食品、シャープ、パンフォーユーがコロナ禍と冷凍食品市場の動向、家庭用冷凍庫のスペースの問題、Ｄ２Ｃ型サービスなどについて意見を交わす内容です。※「続きを読む」から内容をご確認できます。

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ロボットデリバリー協会発足、公道走行へ前進

　物流支援ロボット開発のベンチャー企業、ＺＭＰ（東京都文京区）と川崎重工、日本郵便、パナソニック、楽天グループなど８社は、自動配送ロボットを活用した「ロボットデリバリーサービス」の普及と生活の利便性向上を目的に、（一社）ロボットデリバリー協会を18日発足した。各社にとって悲願とも言える配送ロボットの公道走行実現をめざす。

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台湾の高級フルーツ、対日輸出を本格化

　台湾の行政院農業委員会（日本の農水省に相当）などが高級フルーツ「台湾アテモヤ」の対日輸出を本格化しようと商品発表会を東京丸の内のパレスホテル東京で17日開催した。年間輸出量約１万6000ｔのうち、９割を占める最大輸出先の中国が昨年９月に輸入を停止したため、日本での販路開拓をめざしている。日本の輸入業者や日台の報道関係者ら約60名が参加した。

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国際菓子専門展「ＩＳＭ」、日本初開催を断念

　世界最大規模の食品見本市「ＡＮＵＧＡ（アヌーガ）」を主催するケルンメッセは、東京ビッグサイトで４月に開催する予定だった国際菓子専門見本市の「第１回ＩＳＭＪａｐａｎ2022」を2023年４月12～14日に延期すると発表した。コロナ感染の水際対策が強化され、外国人の新規入国が制限されていることを理由に挙げている。「ＩＳＭ」は独ケルン市で毎年開催している菓子専門展示会。

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コンビニ大手３社が北海道で共同物流を実証

　セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソンのコンビニ大手３社は物流センターと店舗に商品を輸送する共同物流の実証実験を21日開始した。内閣府が推進する戦略的イノベーションプログラムの「スマート物流サービス」プロジェクトの一環で、昨年は東京の湾岸エリアで行った。今回は北海道の札幌と函館で１週間実施する。都市部に比べて店舗密度が低い地方部で…

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“目からウロコ”の改善事例が盛りだくさん

　「食品工場改善入門集大成～金をかけずにすぐできる！～」（小杉直輝著）が水産タイムズ社から好評発売中です。40年間にわたり生産現場で指導を行ってきた小杉直輝氏が最新事例を取り上げながら無駄を顕在化し、改善した成功例の数々を集め、写真や図面を多用して分かりやすく解説しています。※「続きを読む」からお申込みができます。

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NEWS headline

「ど冷えもん」に続くか、今度は冷蔵物販機

　冷凍食品専用の自動販売機「ど冷（ひ）えもん」を大ヒットさせたサンデン・リテールシステム（東京都墨田区）は新たに大型のチルド食品に対応した「屋外冷蔵物販機」を開発した。このほど開催された「スーパーマーケット・トレードショー」に参考出品した。発売は未定。「ど冷えもん」はコロナ禍に苦しむ地方の食品メーカーや飲食店の冷凍食品開発を後押しし、2021年１月の発売から半年で1000台以上を売り上げた。

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水と油のフライヤーに連続式が登場

　業務用厨房機器販売の北沢産業（東京都渋谷区）は水と油を使った電気フライヤー「ＷＡＯ（Water＆Ｏil Fryer、ワオ）」の連続式を「スーパーマーケット・トレードショー」に出品した。「ＷＡＯ」は水と油という相いれない物質の特性を生かした画期的な２層式フライヤーで、酸化物や揚げカスが水槽に落ち続ける構造によって常にきれいな油で調理することができる。今回出品した連続式の「ＷＡＯＡＵＴＯ」は既存の技術を発展させ、大量調理を可能にした。

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有料購読のご案内

　毎月第１週号に限り「無料試読キャンペーン」を行っていますが、それ以外はＩＤ・専用パスワードがないとご覧頂けません。続きをお読みになりたい方は有料購読（月1000円＝税別、1100円＝税込、６カ月単位契約）への切り替えをお願いします。

｢2022年版冷凍食品業界要覧｣発売

　水産タイムズ社は「2022年版冷凍食品業界要覧」（Ｂ５判）をこのほど発刊しました。創刊49年目になる冷食業界人必携のデータ集です。定価１万3200円（税込・送料サービス）。※「続きを読む」からお申込みができます。

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＜新製品①＞
買い物かごの自動除菌装置、作業負担を軽減

　食品工場の容器洗浄機でシェアトップのクレオ（東京都中央区）は、このほど開催された「スーパーマーケット・トレードショー」に買い物かごの除菌・段積み装置「スーパーじょきんくん」を参考出品した。買い物かごをアルコール噴霧で１個ずつ除菌した後、そのまま台車に積み上げる自動システム。コロナ禍で高まる来店客の衛生ニーズに対応するとともに、店内作業の省力化を実現する。特許出願中。買い物かごを投入すると、コンベヤ上を流れる間に左右両側からアルコールが自動で噴霧される。

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＜新製品②＞
省エネノンフロン冷凍機、高出力の40馬力

　パナソニック産機システムズはＣＯ２冷媒採用ノンフロン冷凍機のトップフロー（上方に排熱する）タイプのモデルを刷新し、３月から40馬力機、５月から30馬力以下の機種を順次受注開始する。新製品は①オゾン層破壊、地球温暖化への影響が少ない自然冷媒（ＣＯ２冷媒）を採用、②大出力機種による配管系統数削減で施工費を約15％圧縮、③高効率運転により約９％の省エネ性を実現したのが特長。またトップフロータイプの10・15・20馬力機をリニューアルし…

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＜新製品③＞
ＡＩが顧客ごとに特典を決定、販促効果をアップ

　寺岡精工（東京都大田区、山本宏輔社長）はＡＩ技術を使い、顧客ごとの購買傾向に合わせて特典を提供する販促システム「One to Oneプロモーション」をこのほど発売した。顧客情報のビッグデータを活用し、来店頻度や購入履歴からＡＩが商品の購買率を算出。顧客ごとに販促内容を決定して、会計時に自動で割引やポイントなどの特典を提供する。チラシやクーポンを使った、これまでの画一的な販促に比べて、効果的な販促施策が可能になり、顧客満足度の向上が期待できる。

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＜日刊速報冷食タイムス＞
エム・シーシー食品、新工場３月14日本格稼働

　エム・シーシー食品はこのほど神戸市に冷食とレトルトを生産するポートアイランド工場を完成させた。１月29日から一部ラインで稼働を開始しており、既存の甲南工場などから設備を２月19日移設して３月14日から本格稼働を開始する。※この記事は無料試読できます。

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＜ヒット商品＞
自社開発の特殊冷凍機が受注100台を突破

　「特殊冷凍技術」による冷凍加工のソリューション事業を展開するデイブレイク㈱（東京都品川区、木下昌之社長）は、自社開発の特殊冷凍機「アートロックフリーザー」が発売から３カ月間で受注台数100台を突破したと発表した。昨年10月下旬の発売以降、毎月300社以上から問い合わせが寄せられているという。これまで急速冷凍は水産や食肉卸で使用されることが多かったが、ここ数年で活用のすそ野が広がった。特にコロナ禍の影響で飲食店がＥＣ通販への新規参入を目的に冷凍技術に着目するようになった。

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＜日刊速報水産タイムス＞
イオン、空輸生シシャモで新たな価値提案

　イオンリテールは、アイスランドで最漁期を迎えているシシャモを生のまま空輸した「ＭＳＣ認証一度も凍らせないからふとししゃも」を東京・神奈川・千葉・埼玉の「イオン」「イオンスタイル」など約80店舗で17日から期間限定販売している。※この記事は無料試読できます。

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＜フードテック①＞
調理家電専用のミールキット、定期便を開始

　シャープはＡＩｏＴ調理家電のウォーターオーブン「ヘルシオ」や水なし自動調理鍋「ホットクック」専用のミールキット宅配サービス「ヘルシオデリ」に新たに定期便サービスを追加した。「ヘルシオデリ定期便」としてこのほど提供を開始した。今回はホットクック専用のミールキットで、カレーとスープの２コースを用意した。毎月異なる２種類のメニューを冷凍の小分けパックで届ける。「こだわりカレーコース」（２種類・各２人前）はスパイスをオリジナル配合でブレンドし…

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＜フードテック②＞
Pasco×パナソニック、業務用に冷凍パン調理法を提供

　敷島製パン（Pasco）とパナソニックは冷凍パンの調理プログラムなどを共同開発した。これを応用した飲食店向け食ソリューションをこのほど提供開始した。Pasco製の焼成後冷凍パン等とパナソニックのマイクロウェーブコンベクションオーブンを組み合わせた。ベーカリーやカフェなどの飲食店はコロナ禍で販売予測が難しいのが現状。さらにフードロスの観点や人手不足などによりテイクアウト用の軽食メニューの幅を広げるのが難しい。

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