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【株式会社水産タイムズ社】　TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

冷凍機業界の未来を見据え若手育成、技術革新に挑戦
フクシマガリレイ　福島豪社長（下）

　フクシマガリレイは地球環境問題の解決にコミットする（前号既報）だけでなく、次代を担う技能者の育成にも乗り出し、「ガリレイアカデミー」を今年開校した。さらに、ＡＩやＩｏＴなどの先進技術を取り入れ、予知保全の社会実装を進めている。福島豪社長の視線の先にあるのは「食といのちの未来を拓く」ために挑戦し続けるガリレイグループの姿。全社員一丸となって実現をめざす。

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お知らせ

スシロー×マルハニチロ対論、アーカイブ配信を開始

　水産タイムズ社はこのほど第１回水産ＷＥＢセミナーを配信しましたが、これを見逃した方に９月30日までアーカイブ（見逃し）配信を行っています。期間中いつでも何度でもご視聴いただけます。FOOD & LIFE COMPANIES専務執行役員で、あきんどスシローの新居耕平社長（写真左）、マルハニチロ粟山治専務（同右）が回転寿司、水産物の現状と課題、今後の展望などについて議論を交わしました。※「続きを読む」からお申込みができます。

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ニュースフラッシュ

21年の食品機械販売、好不調の二極化傾向続く

　（一社）日本食品機械工業会（大川原行雄会長＝大川原製作所社長）は2021年食品機械統計をこのほど公表した。食品機械の販売額は前年比2.2％減の5731億2600万円と19年以来の前年割れとなった。原油・原材料の高騰、円安進行、コンテナ海上輸送の混乱と物流費の上昇、半導体をはじめとした電子部材の調達困難による販売機会の損失などが各方面に影響した。

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廃プラの再資源化にマイクロ波を活用

　電磁波の一種である「マイクロ波」を産業レベルで活用し、製造工程の高度化や新素材の開発に取り組むマイクロ波化学（大阪府吹田市、吉野巌社長）とセブン-イレブン・ジャパンは、マイクロ波加熱技術を使って廃棄プラスチックを分解処理し、再資源化する取り組みを始める。廃プラの発生源に近い立地で再資源化する「小型分散型」がポイント。このほど大阪府の補助事業に採択され…

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異色コラボ、ハッピーターン味のから揚げ粉

　昭和産業は亀田製菓のロングセラー商品とコラボレートしたユニーク企画の「ハッピーターン味から揚げ粉」を９月１日発売する。亀田製菓監修のもと、味のバランス調整や米粉の配合によってハッピーターンの最大の特長である「あまじょっぱくてクセになる味わい」に仕上げた。昭和産業の新商品開発アイデアコンテストから生まれた。話題性やインパクトのある味付けを提案したいという社員の思いが形になった。

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神戸屋が主力事業を譲渡、冷凍パンに専念

　山崎製パンは神戸屋（大阪市）から包装パンの製造事業と、子会社が手がける惣菜の製造販売事業を2023年２月28日付けで譲り受けると発表した。買収価額は非公表。神戸屋から事業譲渡の打診があったとしている。神戸屋は関西を基盤として包装パンや冷凍パン、レストラン事業を展開する業界４位の中堅製パンメーカー。2021年12月期の売上高は390億円と前年から10％超の減収だった。

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新顔野菜のバターナッツかぼちゃ、サラダで登場

　パッケージサラダの販売で国内シェアトップのサラダクラブ（東京都調布市、金子俊浩社長）は「旬を味わうサラダ」シリーズから秋限定の新商品「バターナッツかぼちゃミックス」を９月１日発売する。国内では珍しい新顔野菜の「バターナッツかぼちゃ」を初めて使用した。原産国は南米。ひょうたん型に特徴があり果皮は白っぽい。一般的なかぼちゃに比べてでんぷん質が少なく味は淡泊。

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NEWS headline

安全装置搭載のバンドソー開発、鋸刃を瞬時に止める

　食品加工バンドソー（帯鋸盤）のトップメーカー、秋山機械（静岡市、小口郁哉社長）は都内でこのほど開催された「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」に緊急ブレーキシステムを搭載した小型バンドソー「ＳＣＡ16」を参考出品した。保護グローブが鋸刃に触れた瞬間、1000分の15秒の速さで回転を止める。鋸刃の動きを自動で止める安全装置の搭載は国産機では初とみられる。水産業をはじめ食品加工現場の労働災害防止に貢献する。冷凍まぐろ・かつおの一次加工ラインなどでは…

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「ＦＯＯＭＡ2023」出展社の募集開始
テーマは「ＦＯＯＭＡを加速させろ」

　（一社）日本食品機械工業会（大川原行雄会長＝大川原製作所社長）は「ＦＯＯＭＡ ＪＡＰＡＮ2023（国際食品工業展）」を東京ビッグサイト東館全ホールで2023年６月６〜９日開催する。出展申込みの受付けを９月１日開始する。今回のテーマは「Accelerate ＦＯＯＭＡ（ＦＯＯＭＡを加速させろ）」。新規顧客の獲得や営業売上げの向上に直結するサポートプログラムを提供するなどして、出展社のビジネスマッチングを加速させる。目玉となるのが「ＦＯＯＭＡコレクト」。

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お知らせ

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今週のトピックス

＜新製品�　�
脂の乗り・鮮度を簡単測定、売場の活性化にひと役

　計量機器メーカーの大和製衡（兵庫県明石市、川西勝三社長）は鮮魚の品質状態判別装置「FishAnalyzer（フィッシュアナライザ）」の新型機「Ｔｙｐｅ Ｓ」を都内でこのほど開催された「シーフードショー」に出品した。鮮魚の脂肪率（脂の乗り）と身の締まり具合を測定する「生産地モード」、スーパーや小売店などで鮮度を判定する「消費地モード」を搭載した。データに裏打ちされた鮮度を打ち出すことで、他店との差別化や売場の活性化につなげることができる。

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＜新製品�◆�
「スズモフェア2022」大阪・名古屋で開催

　寿司加工ロボットメーカーの鈴茂器工（東京都練馬区、鈴木美奈子社長）は自社展示会の「スズモフェア2022」を大阪、名古屋で開催する。大阪は「マイドームおおさか」（大阪市）で９月６〜７日、名古屋は「ウインクあいち」（名古屋市）で14〜15日行う。新製品を多数展示する。特に注目を集めそうなのが「小型シャリ玉ロボット＋チャック旋回付きシャリ玉盛付け装置」。シャリ玉の握りから寿司桶（容器）への盛付けまでを完全自動化した。最大の特長は盛付け装置に「旋回移載機能」を搭載したこと。

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＜日刊速報冷食タイムス＞
米久｢大龍家常豆腐｣発売、大龍ブランド５品に

　伊藤ハム米久ホールディングスは2016年の同社設立以来初となる伊藤ハムブランドと米久ブランド合同の新商品発表会を25日オンライン形式で開いた。冷凍食品の秋季新商品は伊藤ハムブランド３品、米久ブランド６品。※この記事は無料試読できます。

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＜海外戦略�　�
アセロラパウダーを事業の柱に、生産ライン導入

　ニチレイフーズはブラジルでアセロラ事業を手掛ける子会社、Nichirei do Brasil Agricola Ltda （ニアグロ）が約９億円を投じて「アセロラパウダー」の生産ラインを導入するとこのほど公表した。果汁に加え、原料全量のトレーサビリティが担保できるアセロラパウダーを新たな事業の柱に育成し、果実ベースで2023年に21年比135％超の販売量をめざす。新工場の稼働開始は来年２月を予定。アセロラは天然ビタミンＣがレモン果汁の約34倍。赤く熟すにつれてビタミンＣが減少するため…

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＜海外戦略�◆�
香港で人気のドンキ回転寿司、タイに進出

　ドン・キホーテやアピタなどを展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス（＝ＰＰＩＨ、東京都目黒区）は海外マーケット向けに業態開発した回転寿司店「鮮選寿司」のタイ１号店をチョンブリ県シラチャに９月９日オープンする。東南アジア仕様の小売店「DON DON DONKI」の新店内に開店する。「鮮選寿司」は2021年10月に香港で１号店をオープンした。グローバルな調達網を活用して本まぐろやサーモン、うに、ほたてなど日本と変わらない旬のネタを提供する。

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＜物流施設開発＞
不動産開発ベンチャーの冷凍冷蔵倉庫、入居企業決まる

　不動産開発・投資コンサルティングの霞ヶ関キャピタル（東京都千代田区）は千葉県市川市で開発を進めている賃貸型冷凍冷蔵倉庫のテナント企業に物流大手ＳＢＳグループで食品物流・食品宅配を手がけるＳＢＳゼンツウ（東京都新宿区）が決定したと発表した。冷凍冷蔵倉庫は第１号プロジェクトの「LOGI FLAG COLD市川�機廖Ｅ換�造り、地上４階建て。延床面積は約8700�屐�自然冷媒を採用するほか、屋上に太陽光パネルを設置するなど…

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＜日刊速報水産タイムス＞
ウクライナ危機に対応、水産加工業者を緊急支援

　水産物安定供給推進機構は、水産加工業原材料調達円滑化緊急対策事業の第２次受付を９月15日開始する。ウクライナ情勢の影響により、日本の水産加工業者の加工原材料の調達や水産物の安定供給に支障が生じないよう、水産加工業者の…※この記事は無料試読できます。

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＜新規事業＞
調理ロボの新興企業がパーソナライズフードに参入

　調理ロボット開発のスタートアップ、TechMagic（東京都江東区、白木裕士社長）はＤ２Ｃ（Direct to Consumer）サービスの「パーソナルミール.com」のβ版をこのほど立ち上げた。「自分や家族のし好に合わせて味や量をパーソナライズできる喜び」をコンセプトに、１人ひとりに合った調理済みの食事を提供する。外食店が管理栄養士監修のレシピに従って当日調理した料理を提供するのがポイントで、ターゲットは共働きや子育て中、調理が困難な高齢者らの世帯。

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