食品・食品工場・食品機械のフードエンジニアリングニュース/FEN

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【株式会社水産タイムズ社】　TEL:03-3456-1414

設備更新を業界全体で進めることが課題　　東京冷蔵倉庫協会　会長　楡敏秀氏

　東京冷蔵倉庫協会の会長に東京団地冷蔵㈱の楡（にれ）敏秀社長が４月就任した。「五十嵐康之前会長の洞察力、経験には負けるが、（ニチレイ時代は）入社以来、倉庫業を担当。役員になるまで支社、工場にいた。その意味で第一線の経験がある。この業界のためにも、いささかなりとも役に立てれば」と意気込む。

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タイの冷凍食品工場(下)　　グローバル化する水産系メーカーの販売先

　近年伸びている畜産加工品に対し、水産加工品は比較的苦戦してきた。世界同時不況の後は円高に振れたとはいえ、過去数年で見れば日本市場は原料で「買い負け」ていた。しかし、タイの水産加工メーカーでも欧米向けの販路を持つところは概して好調を続けている。

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拡張性の高い作業台シリーズ発売、物流や組み立てに

　岡村製作所は物流・生産現場で使いやすさを追求したワークステーション（作業台）「Your Fit（ユアフィット）」を４月28日発売した。拡張性の高さが特徴。
　シンプルな基本フレームをベースに豊富なオプションパーツとサイズバリエーションを取り揃え、用途に合わせてカスタマイズすることができる。

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家庭冷蔵庫用「トレジャーボックス」発売　　通販生活モニターが太鼓判

　テクニカン（横浜市都築区、山田義夫社長）は家庭の冷凍庫で利用できる“トレジャーボックス”を発売した。
　トレジャーボックスは、冷凍液パック４枚とトレイのセット商品。トレイは縦26.5×横18×高さ８ｃｍと一般的な家庭用冷蔵庫にちょうど入るサイズ。

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コラム『ひろい書き』　同窓会

　鹿児島大学水産学部の同窓会に出席した。東京で開かれた総会とあって、全国から237人もの同窓生が集結。「魚水会」の結束力の高さを示した。
　出席者は水産、食品のメーカー、卸、冷蔵庫、輸送、加工、機器とあらゆるジャンルに勤める人が勢ぞろいした。

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食品免疫学会、26日から学術大会

　日本食品免疫学会（上野川修一会長＝日本大学生物資源科学部教授）は設立５周年記念学術大会を東京大学の安田講堂で26日と27日に開催する。特別講演やシンポジウムに加え、一般市民を対象とした公開市民講座も企画する。

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上海に子会社、８月

　牛丼チェーンなどを展開する松屋フーズは中国上海に100％出資による子会社を８月設立すると、11日決めた。外食産業の成長が著しい中国での本格的な店舗展開を目指す考え。

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群馬工場に７億円を投じて設備更新

　アクリフーズの田辺裕顧問は「群馬工場（群馬県邑楽郡大泉町）に約７億円を投じてグラタン・ピザ・コロッケラインの設備を更新する」ことを明らかにした。「既存の機械では不可能だった製品づくりで差別化を図る」のが狙い。夏休み中に設備を入れ、秋からの稼働をめざす。

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遮熱塗装を更新　夏場の作業環境改善に期待

　ニチレイフーズの船橋工場は第一米飯工場と第二資材倉庫の屋根の遮熱塗装をこのほど行なった。耐久性の向上と美観改善のほか、夏場の作業環境の改善を図る。積極的な設備投資に取り組んでいる。
　ダイキン工業の「ゼッフル遮熱工法」を採用した。高機能、長寿命なフッ素系塗膜が太陽熱をカットする。

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青島雅優益の経営を移譲

　ヤヨイ食品は中国の青島雅優益食品有限公司をＷＴＫグループに経営移譲した。これに伴い輸入業務はミホウジャパンの100％子会社、エムアイティージャパン㈱に変更した。

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地域保管事業を長期安定化４拠点で107億円を設備投資

　ニチレイロジグループは地域保管事業の長期安定化をめざすため、①ニチレイ・ロジスティクス関西北港物流センターの新設②キョクレイ山下物流センターの第２期建替え③ニチレイ・ロジスティクス九州東浜物流センターの新設④ニチレイ・ロジスティクス関東東扇島物流センターの新設を行ない、「将来を見据えたスクラップ＆ビルドの推進」（椎橋治男取締役副社長）を図っている。

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さばのＥＵ輸出目指す、実現すれば日本初

　サバなどの冷凍魚をＥＵ向けに輸出しようと果敢にチャレンジしている水産会社がある。銚子港が近い津久勝（茨城県神栖市、津久浦裕之社長）は昨年秋にＥＵ型ＨＡＣＣＰ対応の新工場と冷蔵倉庫を完成した。設備一式は施工までＥＵの企業が担当し、コンベアーにはモジュールプラスチックベルト（ＭＰＢ）を全面的に使うなど、完全なＥＵスタイルのラインになっている。

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「もったいないがきっかけ」　(株)津久勝　津久浦勝英専務

　(株)なべじゅうの社長を兼務する津久浦勝英専務はＥＵ輸出に挑戦した経緯を次のように語っている。
　――ＥＵに輸出することを決めた理由は？
　津久浦　サバに限ったことではありませんが、国内で売れるならそのほうがいい。しかし、日本では一定のサイズがないと格段に安くなってしまいます。

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植物性たん白、冷食の国産回帰と原料高で増加

　(社)日本植物蛋白食品協会は記者会見を18日開催し、植物性たん白の生産量について次のように報告した。
　①昨年の国内生産量は0.6%増6万3262ｔ、出荷量は1.9%増6万0106となった②同年の輸入は３万7308ｔで1.8%減った。
　生産量が伸びたのは冷凍食品での利用が増えたためと推測している。

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旺盛な水産需要もＳＵＳＨＩブームにはかげり！？

　水産タイムズ社は4月28日～30日、ベルギーの首都・ブリュッセルで開催された「2009欧州シーフード・エキスポ」への参加をメインとする「2009欧州シーフード・エキスポ視察セミナー」を実施した。視察団は４月26日から５月３日の日程でベルギー、スイス、フランスの３カ国を訪問し、ブリュッセルでシーフード・エキスポに参加した。３カ国の水産・食品の最新事情を報告する。

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若手技術者の育成に実り、　省エネを推進

　㈳日本冷凍空調学会は通常総会を東京湯島の東京ガーデンパレスで14日開いた。挨拶した斎藤彬夫会長は「情報の発信と会員のスキルアップ、特に若手技術者の育成に実りのある１年だった」と活動を振り返った。

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売上、利益とも過去最高額

　食品トレー、包材のエフピコの09年３月期決算で売上高は前期比2.2％増の1282億4400万円となった。商品売上高は推奨商品への絞り込みと不採算取り引きの見直しなどを行ない減収となったものの、製品売上高は製品値上げ交渉が厳しいながらも決着したことやシェアの回復などにより、上期を上回ったため増収を確保した。

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社内合理化を推進　生産性と技術向上に実績

　エフピコは09年３月期決算で売上高、経常利益、純利益とも過去最高額となった。各部門で生産性向上とコスト削減に努め、企業体質の強化に着手。原材料価格の値上がりに対して、超軽量ロースタックトレーをはじめとした全製品の軽量化と素材変更による材料費の削減、社内合理化によるコスト削減に取り組んできた。

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ＥＮＧ事業、受注競争の激化が表面化

　東洋エンジニアリングは09年３月期決算で売上高は前年同期比0.4％減の3262億円だったものの、営業利益は10.4％増の151億円、経常利益は0.8％増の161億円と過去最高益を更新した。純利益は18.8％減の65億円だった。

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食品包装向け伸長も、決算苦戦

　東洋インキ製造は09年３月期決算で食品包装資材向けに拡販があったものの、売上高は前年同期比6.8％減の2398億1400万円、営業利益は64.5％減の37億3300万円、経常利益は75.4％減の24億2000万円と減収減益となった。最終損益は38億5900万円の純損失（前年は67億1900万円の純利益）。

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新エネルギー、ごみ処理、排水装置を充実　　　　　　環境展26日から

　「2009ＮＥＷ環境展」が東京ビッグサイトで26～29日開催される。環境対策や課題に対応する技術とサービスを一堂に会し、環境保全を啓発する。
　会場は５つのパビリオンに分類し、資源の有効活用や多様な新エネルギーを提案する。

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