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＜市場戦略＞
独自技術を医薬品市場に応用展開
専門展にガリレイ、アンリツが新製品
医薬・化粧品業界の専門技術展「インターフェックス」がこのほど東京ビッグサイトで開催され、今年も冷凍冷蔵機器や検査機メーカーが出展し、食品市場で培った技術を応用した新製品をアピールした。フクシマガリレイはノンフロン冷媒を初めて採用した薬用保冷庫、薬用冷凍冷蔵庫を出品した。冷媒はカーエアコンや自動販売機などに使われている「Ｒ1234yf」。オゾン層破壊係数（ＯＤＰ）がゼロ、地球温暖化係数（ＧＷＰ）は１とＣＯ２と同等で、地球環境への負荷が少ない。
≫続きを読む＜新製品＞
エア漏れ検査機に新型モデル、検出精度を大幅向上
電子計測器・食品検査機メーカー大手のアンリツ（神奈川県厚木市、濱田宏一社長）は配管のエア漏れを自動で検知する超音波方式の産業用音響カメラ「FLIR Si124」シリーズの新モデルをこのほど発売した。赤外線サーモグラフィのトップメーカー、米国ＴＥＬＥＤＹＮＥ ＦＬＩＲ社製。高感度マイクロフォンを業界最多の124個搭載しており、エア漏れのカ所から生じる超音波を正確に検出する。今回の新モデル「FLIR Si124-LD Plus」は検出性能を大きく高めた。
≫続きを読む＜鮮度保持技術＞
食品用水素フィルム、マグロの変色抑制に効果
アルミ箔製造大手の東洋アルミニウムと東海大学海洋学部水産学科（平塚聖一教授）の共同研究グループは、東洋アルミが開発した食品用水素フィルム「ハイドロフレッシュ」がマグロの変色や臭い成分の発生を抑制する可能性があることを確認した。平塚教授が今年度の日本水産学会春季大会で発表した。マグロは保管と流通の段階で変色を起こしたり、生臭いにおいを発生したりする場合がある。変色や臭いは廃棄ロスの増加につながりやすい。一方、東洋アルミの先行研究では、「ハイドロフレッシュ」には牛肉の変色を抑制する効果や…
≫続きを読む＜日刊速報水産タイムス＞
未利用魚を有効活用、小田原発「なめろう丼」
日本初の漁港の駅、TOTOCO小田原(神奈川県小田原市) の食事処「小田原漁港とと丸食堂」は未利用魚・低利用魚を有効活用した「なめろう頂上丼」(税込1000円)の販売を７日開始した。※この記事は無料試読できます。
≫続きを読む＜日刊速報冷食タイムス＞
今秋の新製品、業務用はスイーツがメイン
味の素冷凍食品は今秋の業務用新製品でスイーツをメインに提案する。格別なおいしさと見た目の美しさ、使いやすさにこだわった製品を「フレックスペシャリテ」と名付け…※この記事は無料試読できます。
≫続きを読む＜設備投資� �
東北と全国つなぐ低温センター完成、24年問題に対応
エア・ウォーターグループの東日本エア・ウォーター物流（横浜市）は食品向け３温度帯物流拠点「盛岡低温センター」を岩手県滝沢市にこのほど完成、８月１日稼働開始する。グループとして東北地区で初の食品向け３温度帯物流拠点となる。物流の2024年問題で食品の長距離輸送が困難さを増すと想定されることから、新センターは全国と東北エリアの低温物流をつなぐ役割を担う。全国で製造された様々な食品を集約して東北各地へ配送する機能を担うとともに、東北各地で生産された食品やその原材料を集約し…
≫続きを読む＜設備投資�◆�
インドネシアの調味料ライン増設、内需拡大に先手
キユーピーはグループ会社のキユーピーインドネシアの本社工場（西ジャワ州）にマヨネーズ、ドレッシングなどの調味料の生産ラインを増設し、生産能力を約2.6倍に引き上げると発表した。投資額は約32億円。稼働開始は2024年11月を予定している。同国は経済成長に勢いがあり、内需拡大に備えて供給体制を強化するねらいがある。キユーピーインドネシアは東南アジア４カ国目の生産拠点。13年の創業以来、業績は右肩上がりに伸長し、22年度は19年度比で２倍以上に急拡大している。
≫続きを読む＜設備投資��＞
ＳＧロジが初の冷凍倉庫、得意の物流加工を展開
佐川グローバルロジスティクス（東京都品川区、山本将典社長）は同社初となる冷凍冷蔵倉庫「Cold Logi 船橋」を千葉県船橋市にこのほど開設した。倉庫から消費者に発送する際に美観などを意識して施す「物流加工」のノウハウを冷凍冷蔵倉庫で展開する。物流加工作業に加え、都心からのアクセスがよい利便性の高い立地と、佐川急便をはじめとする同社グループ・協力会社の輸送網を最大限に活用することで、効率化した一気通貫型の配送を実現する。
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