海外で商機うかがう食品機械メーカー
カジワラ
梶原 秀浩社長
昨年、シンガポールに拠点を設けたカジワラ。食品メーカーが海外展開する中で、食品機械メーカーはどう動こうとしているのか。今年2月に開催される国際製パン製菓関連産業展(モバックショウ)で同社をはじめ、機械メーカーの取り組みが見えてくるに違いない。梶原秀浩社長は同展実行委員長を務める。
≫続きを読む富士山の清冽な水を使って「おかゆ」を生産
キユーピー
富士吉田工場 <上>
キユーピーの富士吉田工場(山梨県富士吉田市)は富士山のすそ野から湧き出る清冽な水を利用し、「アヲハタ白がゆ」などのレトルト食品と業務用マヨネーズなどを生産している。富士山の広大な自然の中にあるという環境に加え、キユーピーグループのモノづくり、おいしさづくりに対するこだわりと技術力を改めて感じさせる工場でもある。
≫続きを読む【年頭所感】
絶えず技術革新進める
日本食品機械工業会
林 孝司会長
我が国の食品機械の販売額は機種によって異なるものの、全体では前年を若干上回る見込みだが、企業経営に関しては多くの会員が厳しい見解を持っている。
≫続きを読む【年頭所感】
「モノづくり」精神でユーザーの課題解決を
日本製パン製菓機械工業会
増田 文治理事長
ユーザー業界である製パン・製菓業界は価格の上昇に見合う付加価値を生む新しい味覚、幅広い年代層にアピールする新商品、海外を含む新マーケットの開拓などの取り組みが求められている。我々は長年培ってきた「モノづくり」のスピリットのもと、
≫続きを読む【年頭所感】
ジャパンパックの成功を
日本包装機械工業会
大森 利夫会長
包装機械産業の2013年度実績は前年度比1.9%増の3937億円で、低水準ながらも4年連続のプラスとなった。14年度も2.9%増を見込んでおり、08年度以来6年ぶりに4000億円台に到達すると見込んでいる。
≫続きを読む【年頭所感】
近未来を見据えた次世代包装を
日本包装技術協会
尾崎 元規会長
包装産業は近未来を見据えた次世代包装に対する新しい挑戦が始まっており、包装産業だけでなく、あらゆる関連分野からの協力のもと、共に考え、取り組んでいくことが課題となっている。
≫続きを読む【年頭所感】
厨房から日本の食文化支える
日本厨房工業会
渡辺 恵一会長
当工業会は引き続き、厨房設備士の資格認定制度、業務用厨房設備機器基準、厨房設備機器展の開催、月刊厨房の発刊――の4つの主要事業を中心に活動する。
≫続きを読む【新年特集】
食品機械業界、輝き増す若きパワー
食品機械業界は次世代を担う、若きリーダーが頭角を現してきている。その誰もが新しい企業像を描くとともに、自社の持ち味である“技術”を次の世代へ継承させようと情熱を燃やしている。競い、ときに支え合い、業界の発展を願う若きリーダーたち。2015年第1号のFENは、そんな彼らにスポットを当てた。
ようこそ、食品機械の世界へ――学生向けの企画を立案
長沼製作所 専務取締役 長沼 秀一氏
「食品機械の展示会は小学生の頃から見に行っています。父(長沼一雄社長)と会場を歩くと、いろいろ説明してくれておもしろかったのですが、1人で回ってもよくわからない、というのが本音。もっと言えば、展示会は学生向けではない――とも感じていました」。日本食品機械工業会の若手で組織する青年部。そこで活動する長沼製作所の長沼秀一専務はこう打ち明ける。
≫続きを読む原点回帰、ミキサーで勝負
愛工舎製作所 専務取締役 牛窪 洋光氏
愛工舎製作所は「原点回帰」が今年のテーマ。「もう一度原点に帰り、ミキサーを浸透させたい」と牛窪洋光専務は語る。長い歴史を持つ縦型ミキサーだけでなく、カッターミキサーや連続ミキサーなどラインアップを充実させている。特に近年は中堅、大手の食品工場向けに同社ミキサーの提案を積極的に行っているという。
≫続きを読む年商1000億円めざし、“人”に投資続ける
福島工業 専務取締役 福島 豪氏
めざすは年商1000億円――。2014年はこの意識がより明確になった年だと振り返る。それは営業部門を統括する福島豪専務だけでなく、会社全体でも根付いた意識に違いない。省エネを強みとした主力の冷凍冷蔵機器に加え、新規事業のエンジニアリング部門がこの数字を現実なものに近づけている。
≫続きを読む果てなき“包む”技、苦い経験をバネに
コバード 代表取締役社長 小林 博紀氏
2014年7月社長になった。それまで専務として、開発者である父・小林将男会長(当時社長)を長年支えてきた。「福井の発明王」と称される小林会長はメディアに取り上げられることもしばしば。その発明王が活き活きできるのも、コバード社員1人ひとりが自分の持ち味を発揮しているからだと小林博紀新社長は語る。
≫続きを読むミキシング周辺の自動化、安全衛生配慮に自信あり
関東混合機工業 副社長 林 純一氏
ミキサー専門メーカーとして、あらゆるミキシングプロセスに対応している関東混合機工業。「当社の方針は“使う身になってのミキサーづくり”。どうしたらユーザーは喜んでいただけるかを常に考えています」と林純一副社長。「そのため、安全衛生については業界に先んじて取り組んできたと自負しています。またミキシングだけでなく、その周辺工程も考慮したシステムづくりに特に注力してきました」と続ける。
≫続きを読むあけましておめでとうございます
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片山隆常務が新社長に
寺岡精工は1月1日付で片山隆常務が代表取締役社長となった。寺岡和治代表取締役社長は代表取締役会長となった。同社は昨年創立80周年を迎えた。今回の異動の趣旨について、「流通業界にレジ革命を起こすべく誕生したスピードセルフレジの導入店が昨年200店舗を超え、人手不足の解消に役立つ点が評価され、勢いづいた年となった」と説明。
≫続きを読む内田裕也さんのCM大量投下
イシダは「異物検出装置」を紹介する新テレビCMに、ロック歌手の内田裕也さんを起用。「ロッケンロール」篇を12月28日から年明けまで、関東と関西エリアで大量に投下しアピールした。
CMは、ベルトコンベアで運ばれる大量のロッカー内田裕也さん(正常物)の中に、七三分けに黒縁眼鏡のサラリーマンに扮した、「ロックじゃない」内田裕也さん(異物)が混入。
≫続きを読む学生を対象に包装啓発セミナー
食品エンジニアリング関連の業界団体でも、次世代を担う人材の育成に努めている。日本包装技術協会は愛媛大学紙産業イノベーションセンターで包装啓発セミナーを12月開講した。学生の包装に対する理解をさらに深めることを目的としている。
≫続きを読む包装・物流技術士の受験説明会
日本技術士会の技術士包装物流グループは「技術士受験説明会」を2月10日開催する。受験の仕組みと技術士の活動事例、合格の秘訣、受験に臨むQ&Aなどを解説する。
≫続きを読む最先端の製氷技術導入、高鮮度の魚を輸送
ダイエーは、マーズカンパニー(群馬県高崎市)が開発した生鮮品の新コールドチェーンシステム「蔵番熟鮮市場」を導入し、これに最先端の製氷技術「sea snow」と高鮮度保持冷蔵装置「Kuraban(蔵番)」を組み合わせて、魚を高鮮度のまま輸送する実験販売を開始した。
≫続きを読む『冷凍食品業界要覧』2015年版、創業60周年記念版
水産タイムズ社は冷凍食品に関わる企業、団体、組織の概要や、関係データなどを包括した『冷凍食品業界要覧』(2015年版)を発刊しました。創業60周年記念版。この節目に当たり、企業データなどの精度を一段と高めました。
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