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【株式会社水産タイムズ社】　TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

虫侵入対策を総合提案、今年はカメムシに要注意
石塚　熊谷弘司社長

　食品工場や物流倉庫などの防虫対策に欠かせないビニールカーテンの製造販売を手がける石塚（東京都千代田区）はビニールカーテンに関わる売上高で国内１位。虫害が多くなるこの時期は、ビニールカーテンを起点に防虫エアカーテンや防虫ＬＥＤ、ひび割れ補修材など周辺の商品を組み合わせて虫の侵入を防ぐトータルソリューションを提案している。熊谷社長は「今年はカメムシに要注意」と指摘する。

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お知らせ

「SIALパリ」10月視察ツアー、募集締め切り迫る

　水産タイムズ社はパリで10月中旬開催される世界最大級の食品見本市『ＳＩＡＬ（シアル）パリ 2024』の視察研修をメインとする欧州視察セミナーを実施します。世界127カ国から7200社規模の出展社が集まり、約40万点もの食品を展示します。ツアーではパリ、ロンドンの大手小売店も見学します。店頭で気になる製品を購入し、キッチンで実際に調理して試食する機会を設ける予定です。水産タイムズ社のホームページから詳細をご覧になれます。

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ニュースフラッシュ

介護食のニーズ高まる、会員社数が過去最高に

　日本介護食品協議会（森佳光会長＝キユーピーシニアアドバイザー）は第23回定期総会を東京都内のホテルで12日開催した。森会長は開会あいさつで会員数が前年度（６〜５月）に過去最高の96社に増えたことを紹介し「加入に関する問い合わせは多く寄せられており、今年度はさらに増加が見込まれる」と期待を示した。ＵＤＦ（ユニバーサルデザインフード）の2023年生産統計調査では生産数量が約６万8000ｔと対前年比で92.6％に減少したものの、生産金額は…

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ポーランドの冷凍機メーカー買収、欧州進出を加速

　パナソニック傘下のコールドチェーンソリューションズ社はポーランドの冷凍機メーカー、Area Cooling Solutions Sp. z o.o.の全株式を取得する。Area Cooling社の親会社とこのほど合意した。同国の関係当局から承認が下りるなど契約条件を満たした上で正式決定となる。パナソニックは環境規制が厳しく、ノンフロン冷凍機の需要が高い欧州市場を最重要市場と位置づけており、今回の買収で事業基盤の強化を加速させる。

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「トレイtoトレイ」を西日本の量販270店で開始

　食品容器メーカー最大手のエフピコ（広島県福山市）と、山口県や広島県、九州全域で食品スーパーやディスカウントストアなどを展開するリテールパートナーズ（山口県防府市）は店頭で回収した食品トレーを新たなトレーに再生する「トレーtoトレー」の資源循環の取り組みを協働で開始する。さらに、使用済みペットボトルを回収して新たな食品容器に生まれ変わらせる「ボトルto透明容器」の水平リサイクルにも取り組む。

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荷台は新幹線の1〜2号車、多量輸送サービス間もなく

　ＪＲ東日本は新幹線を使った荷物輸送サービス「はこビュン」の高速・多量輸送の実用化に向け、このほど新たな実証実験を開始した。多量輸送トライアルは昨年５月から４回実施してきた。今回はこれまでの成果や課題を踏まえ、多量輸送を定期的なサービスとして事業化することを目的に採算性や運用などを検証する。東北新幹線の臨時列車「はやぶさ12号」の１〜２号車を使い、鮮魚などを詰めた最大300箱を…

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生産現場に潜む７つのムダ、プロが改善策を伝授

　「食品工場改善入門 集大成〜金をかけずにすぐできる！〜」（小杉直輝著）が水産タイムズ社から好評販売中です。著者は製造現場には７つのムダがあると指摘します。ムダの見つけ方からお金をかけないコストダウンの手法、屋台生産方式まで改善の実を上げるためのポイントを写真や図解を多用して解説しています。コロナ禍で人手不足感が急速に高まっている今、現場改善の虎の巻としてご活用ください。※「続きを読む」からお申込みができます。

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NEWS headline

増えるビジネスケアラー、仕事と介護の両立が課題
市販用介護食を取り入れて負担軽減を

　キユーピーは日本初の家庭用介護食として発売25周年を迎えた「やさしい献立」シリーズの試食会を報道関係者向けにこのほど開催した。近年は老々介護やヤングケアラーに加え、働きながら親を介護する「ビジネスケアラー」が増加傾向にあり、社会問題として注目されている。一方で家庭用介護食は使用開始時期がわからない、そもそも存在を知らないという人が未だに多い。そこで今回の試食会では完全調理済みのＵＤＦ（ユニバーサルデザインフード）を継続して活用することで介護の負担軽減につながり…

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冷凍冷却機にプラズマクラスター技術搭載

　大和冷機工業はプラズマクラスター技術を搭載したブラストチラー／ショックフリーザーを７月発売する。霜取り、乾燥の後に自動でプラズマクラスターイオンを放出し、庫内に付着している菌を除菌する。新製品はタテ型とヨコ型があり、いずれも庫内温度は−40℃〜＋30℃で設定可能。ソフトチル、ハードチル、ショックフリーズの３つの運転モードで多彩な食品に対応する。各モードごとに３段階の風速切り替えが可能。冷媒は不燃性のＲ448Ａを採用した。地球温暖化係数（ＧＷＰ値）は1390と従来のＲ404Ａ（ＧＷＰ値＝3920）に比べて…

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お知らせ

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今週のトピックス

＜新製品＞
低価格でコンパクトなシャリ玉ロボ登場

　鈴茂器工(東京都中野区、鈴木美奈子社長)はコンパクトシャリ玉ロボット「Ｓ-Ｃｕｂｅ（エスキューブ）」を23日発売する。同社の既存商品に比べて低価格、軽量・コンパクト化を実現した。市場で最も普及している同社のシャリ玉ロボット「ＳＳＮシリーズ」は、新たに寿司をメニューに加えたい、寿司ビジネスを始めたいユーザーから「プロ仕様でハイスペックの上、価格の面でもチャレンジしづらい」という声があった。

＜養殖ビジネス�　�
あおさ陸上養殖を開始、みそ汁の具に採用

　マルコメは、あおさ（ヒトエグサ）の陸上養殖試験設備「あおさ陸上養殖研究開発拠点」（仮称、面積約１万�屐砲魄ι恩�西予市明浜町に開設した。徳島文理大学の協力のもと、あおさの陸上養殖を開始。９月から出荷を予定している。同月から「生みそ汁 料亭の味 あおさ８食」の一部を陸上養殖あおさへ切り替えるため現在、最終的な品質チェックに入っている。あおさは高い海水温に弱い。海面養殖では主に寒い時期に収穫されるが、陸上では通年収穫できる。単位面積あたりの収量も海面養殖と比べて多く、期間も短いなどメリットが多い技術という。

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＜養殖ビジネス�◆�
国内マグロ養殖を一本化、新会社に事業承継

　ニッスイ(東京都港区、浜田晋吾社長)は、国内のグループ企業の金子産業（長崎市、木村知己社長)と西南水産(鹿児島県大島郡、木村知己社長)の２社が営む国内の養殖マグロ事業を、金子産業が新設した100％子会社の�螢縫奪好い泙阿�(長崎県佐世保市、木村知己社長)に承継することを発表した。ニッスイまぐろの設立は今年４月、業務は10月１日から開始する予定。同社は事業承継について「当社グループの国内養殖マグロ事業を一本化して全体最適を図り、国内養殖マグロ市場のシェア20％を占める存在感を示していく」としている。

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＜設備投資�　�
即席めんの新工場、「スーパーカップ」など生産

　エースコック（大阪府吹田市）は埼玉県川越市に新工場の「エースコック関東工場」を建設する。現在稼働中の東京工場（同市）に代わる生産拠点として主力商品の「スーパーカップ」、「わかめラーメン」などの即席めんを生産する。敷地内に配送センターも併設する。配送システムを刷新し、製品供給能力を増強する。敷地面積は約７万8000�屐１箴果明冖鵤桔�6000�屐Ｅ蟷餝枳�270億円。竣工は2025年12月、生産開始は26年４月を予定している。

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＜設備投資�◆�
佐賀県の工場でパックごはん生産、アジアへ輸出も

　アイリスオーヤマ（宮城県仙台市）は佐賀県鳥栖市の鳥栖工場でパックごはんと炭酸水の本格生産をこのほど開始した。パックごはんの生産体制は宮城県角田市の角田工場と合わせて２工場・計６ラインとなり、日産約120万食の生産能力となる。鳥栖工場ではライン増設を予定しており、日産約140万食まで増やす計画。炭酸水は国内３工場・計４ライン体制となり、１時間当たりの生産能力は約９万4000本に上る。今後はライン増設を計画している。

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＜日刊速報水産タイムス＞
ニチレイ、22年連続でESG構成銘柄に

　ニチレイ（東京都中央区、大櫛顕也社長）は世界的なＥ Ｓ Ｇ 投資指数「ＦＴＳＥ４ GoodIndex Series」の構成銘柄に22年連続で選定されたことを発表した。年金積立金管理運用独立行政法人（ＧＰＩＦ）のＥＳＧ投資指数「ＦＴＳＥ Blossom Japan Index」の構成銘柄（８年連続）と…

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＜日刊速報冷食タイムス＞
マルハニチロ、施設向けに国産「魚ハンバーグ」

　マルハニチロは業務用冷凍食品の秋季新商品６品・リニューアル６品の合計12品を９月１日（一部10月１日）発売する。同社が強みとする水産・農産品の調達力と独自の調理技術を掛け合わせた「マルハニチロならでは」の商品を揃えた。

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＜海外物流�　�
ベトナムに物流センター、旺盛な保管需要獲得へ

　ニチレイロジグループのベトナム子会社、Nichirei TBA Logistics Vietnam LLCはベトナム・ロンアン省のロンハウ工業団地内に物流センターをこのほど稼働した。タイ、マレーシアに続きアセアン地域で３カ国目の事業展開となった。稼働に先立ち６月27日、ロンアン省やロンハウ工業団地の関係者、取引先を招き同センターで竣工式を執り行った。同センターは設備能力４万2985ｔ。接車バース32基、移動ラック、急速凍結室、太陽光パネル等を備えた。

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＜海外物流�◆�
メイトウベトナム設立10周年を祝う、事業は順調に拡大

　Ｃ＆Ｆロジホールディングス傘下の名糖運輸（東京都、菅原剛社長）の完全子会社、メイトウベトナム（深川元之社長）は今年設立10周年を迎えたのを記念し、ホーチミン市のシェラトンサイゴンホテル＆タワーズでこのほど記念式典を執り行った。取引先、サプライヤー、金融機関、グループ本社などから110名を招き、盛大に執り行った。Toda Industries Corporationのマイ会長が来賓を代表して挨拶し「メイトウベトナムの忍耐力、責任感、困難に直面した際の諦めない姿勢に感銘を受けた」と語った。

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