食品・食品工場・食品機械のフードエンジニアリングニュース/FEN

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【株式会社水産タイムズ社】　TEL:03-3456-1414

鳥取県に新工場、冷食拡大へ生産体制を強化
極洋食品㈱　大松英知社長

　極洋グループの極洋食品（宮城県塩釜市）は４番目の生産拠点となる倉吉工場（鳥取県倉吉市）を新設し、このほど稼働開始した。西日本では初の拠点。「ふんわりえびカツ」など家庭用の冷凍水産フライ品を生産する。大松社長に工場新設の背景や今後の事業計画について聞いた。

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業務用介護食の主要拠点、市場堅調でフル稼働続く
サングルメ（鳥取市）

　冷凍食品メーカーのサングルメ（鳥取市気高町）は業務用の介護食、デザート、惣菜を製造するマルハニチログループ企業。売上げの８割を介護食が占める。介護食市場の拡大に伴い売上高は年々堅調に伸び、工場はフル稼働している。猪野雅誉社長は「高齢者施設や病院等の介護の現場は人手不足が顕著となっている。社会的課題の解決へ、冷凍食品を通じて貢献したい」と語っている。

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物流業界初、自動フォークとEVが連携し多層階へ搬送

　産業用自動走行ロボットの開発を手がけるスタートアップ企業のハクオウロボティクス（東京都荒川区、鈴木智広社長）は、総合物流会社の東京ロジファクトリー（東京都立川市、細川武紀社長）が運営する川越物流センター（埼玉県川越市）に自社開発の自動フォークリフト「AutoFork」を納入し、このほど本格稼働を開始した。エレベーター（ＥＶ）と連携し、多層階での自動搬送を実現した。

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冷凍自動倉庫が物流ディベロッパーに採用

　ＩＨＩ物流産業システムはＪＡ三井リース建物と霞ヶ関キャピタルが共同で開発した物流施設「LOGI FLAG TECH所沢I」（埼玉県所沢市）に冷凍自動倉庫を納入した。この物流施設は両社が開発する第１号の冷凍自動倉庫備え付けの物件で、冷凍庫内の厳しい作業環境の改善と省人化に寄与する。ＪＡ三井リース建物と霞ヶ関キャピタルは冷凍食品の需要増加や2030年のフロン規制を見据え…

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世界最大のサステナ組織、国連グローバルＣに署名

　キユーピーは国際連合が提唱する「国連グローバル・コンパクト」（ＵＮＧＣ）に署名し、このほど参加企業として登録された。併せてＵＮＧＣに署名する日本企業などで構成する「グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン」に加入した。ＵＮＧＣは国連と民間（企業・団体）が手を結び、健全なグローバル社会を築くため、2000年に発足した世界最大のサステナビリティイニシアチブ。

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生産現場に潜む７つのムダ、プロが改善策を伝授

　「食品工場改善入門集大成～金をかけずにすぐできる！～」（小杉直輝著）が水産タイムズ社から好評販売中です。著者は製造現場には７つのムダがあると指摘します。ムダの見つけ方からお金をかけないコストダウンの手法、屋台生産方式まで改善の実を上げるためのポイントを写真や図解を多用して解説しています。コロナ禍で人手不足感が急速に高まっている今、現場改善の虎の巻としてご活用ください。※「続きを読む」からお申込みができます。

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冷食業界人必携｢2025年版冷凍食品業界要覧｣発売中

　水産タイムズ社は「2025年版冷凍食品業界要覧」（Ｂ５判）をこのほど発刊しました。創刊52年目になる冷食業界人必携のデータ集です。絶賛販売中です。定価１万3200円（税込・送料無料）。お申し込みは水産タイムズ社のホームページからお願いします。

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Ｘ線検査機の新型モデル、約10年ぶりに登場

　電子計測器・食品検査機メーカー大手のアンリツ（神奈川県厚木市、濱田宏一社長）は新型Ｘ線検査機「ＸＲ76シリーズ」を４月１日発売する。前モデル「ＸＲ75」との比較試験では、高感度を維持しつつ誤検出率を１／７に低減した。再検査の手間を削減するとともにフードロスの抑制に貢献する。さらに、毎分80ｍの高速ラインでも検出性能を低下させることなく、安定した品質管理を実現する。

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市販用冷食の新工場が稼働、需要増に対応

　極洋グループの極洋食品（宮城県塩釜市、大松英知社長）は鳥取県倉吉市で整備を進めてきた倉吉工場をこのほど竣工し、３月稼働を開始した。水産素材のフライなど市販用の油調冷凍食品を主に生産する。初年度の生産量目標は約1300ｔ。次年度以降は塩釜工場と同規模の生産量をめざし、東西２拠点で全国への生産供給体制を強化する。極洋食品はこれまで水産フライ製品などの市販用油調冷凍食品を塩釜工場で製造してきたが、需要の高まりを背景にした生産規模の拡大と…

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独アヌーガとスペイン視察セミナー参加者募集中

　水産タイムズ社はドイツのケルン市でこの秋に開催される世界最大級の見本市「ANUGA（アヌーガ）」視察を含む欧州食品流通視察セミナーを10月４日（土）から10日（金）まで５泊７日の日程で実施します。ドイツではANUGAを視察するだけでなく、デュッセルドルフ市内で話題の小売店も視察します。また、スペイン・バルセロナでは同市内最大のマルシェをはじめ、冷凍食品専門スーパーなどの小売店を巡ります。

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＜ロボット最前線①＞
惣菜・弁当工場に特化した搬送ロボ開発

　ＡＭＲ（自律走行搬送ロボット）の開発を手がけるＧＥクリエイティブ（名古屋市）はエレベーター（ＥＶ）経由で食品工場内の冷蔵冷凍庫へ製品を自動搬送するＡＭＲを惣菜・弁当・パン製造の阪急デリカ（大阪府池田市）と共同開発し、構内搬送の自動化に取り組んでいる。ＡＭＲがＥＶと連携し、結露対策が必要な冷蔵冷凍庫へ製品を運ぶ取り組みは惣菜製造業では初となる。今回開発したＡＭＲはドーリー台車搬送用と１×１型パレットを搬送するリフトアップ型の２種類。

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＜ロボット最前線②＞
不定形バラ積みピックロボ、麺惣菜製造の自動化を後押し

　ＡＩロボット開発のCloser（茨城県つくば市、樋口翔太社長）は不定形物のバラ積みピッキングで業界最速となる技術を搭載した小袋移載ロボット「PickPacker（ピックパッカー）」を開発した。麺惣菜製造のデリモ（埼玉県草加市）が工場内に構築した盛付け工程の自動化ラインに組み入れられ、めんつゆ小袋の投入で活躍している。最大の特長は業界最速をうたう生産能力。１時間当たり1200食を投入できる。不定形状の小袋の認識に特化した３ＤビジョンＡＩを開発し、高速かつ高精度を実現した。

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＜設備投資①＞
群馬に焼成冷凍パンの新工場、生産能力2.5倍に

　スタイルブレッドは本社を置く群馬県桐生市に４拠点目となる焼成冷凍パンの新工場「ヘッドファクトリー」をこのほど竣工した。生産能力は約2.5倍になる。４月から生産を開始し、国内外で焼成冷凍パンの売上げ拡大を図る。設備投資額は約20億円。敷地4742㎡、延床2388㎡。同社の冷凍パンは全国約4000社以上のホテルやレストランで採用されている。飲食・ホテルは人手不足が特に顕著な業態で、同社の冷凍パンが課題解決、食品ロス削減につながっている。

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＜設備投資②＞
国内最大級のマルチテナント型冷蔵倉庫、満床で稼働へ

　日本ＧＬＰ（帖佐義之社長）は国内最大級のマルチテナント型冷蔵倉庫「ＧＬＰ神戸住吉浜」を神戸市湾岸エリアの東灘区住吉浜町にこのほど竣工した。日本アクセス、水間急配ら３社が入居し満床で稼働する。全館が冷凍・冷蔵と可変温度帯仕様で収容能力は５万2660ｔ、地上５階建て、延床面積４万5924㎡。日本アクセスはＧＬＰ神戸住吉浜が消費地に近接する立地性と、店舗配送に最適な流通型施設としての仕様を評価し入居を決めたという。

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＜日刊速報水産タイムス＞
「水産会社なら魚を食え！」本格始動

　極洋（東京都港区、井上誠社長）は「日本の魚離れを食い止められるよう貢献したい」との思いから社員を対象にした魚食量増加運動「水産会社なら魚を食え！」を本格的に開始した。

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＜日刊速報冷食タイムス＞
セブン‐イレブン、ワンハンド冷食２品発売

　セブン‐イレブン・ジャパンはセブンプレミアムブランドで「かじるお好み焼」と「今川焼宇治抹茶」のワンハンドで食べられる冷凍食品２品を25日発売し、順次取り扱い店舗を拡大する。

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＜設備投資③＞
冷蔵倉庫の開発加速、大阪南港に２棟新設

　日本ＧＬＰは大阪市住之江区南港東に全館冷凍冷蔵物流施設「ＧＬＰ南港Ⅰ」（４階建て、延床面積約7700㎡）を2026年２月、全館冷凍冷蔵マルチテナント型物流施設「ＧＬＰ南港II」（５階建て、同約２万1000㎡）を同年12月に竣工する。ＧＬＰ南港ⅠはＪＡ三井リース建物の開発プロジェクト。竣工後に日本ＧＬＰが取得の上、冷凍冷蔵物流会社が専用施設として１棟全体を利用する。ＧＬＰ南港IIは収容能力約２万5000ｔの保管型施設で、複数のテナントが入居する予定。

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＜カーボンニュートラル＞
森永乳業初のメガソーラー、利根工場に誕生

　森永乳業は茨城県常総市の利根工場に発電容量約500ｋWのカーポート型太陽光発電設備を増設し、このほど稼働を開始した。既設の600ｋW設備と合わせて発電容量は1100ｋWになり、同グループとして初のメガソーラーが誕生した。ＣＯ２排出の削減量は工場全体で年間約570ｔを見込む。太陽光パネルの総数は3400枚に上る。年間の発電量は約1300MWhを想定しており、購入電力の30％以上を賄うことができる。

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