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【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

専用凍結機で生シラスをブランドに
にんべんいち
坂本 貴英常務

 シラスを加工販売しているにんべんいち(茨城県大洗町)は、食品の細胞を壊すことなく凍結し、解凍時のドリップ量を減らす凍結機を導入したのを機に、生シラスの販売を本格化させている。「鮮度の高いシラスの加工が可能となった」と坂本貴英常務。県内に留まらず、広範囲に拡大させる。

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食品工場訪問記

「V字回復」のため、外部指導で生産性改善
昭和冷凍食品
新潟本社工場(2)

 昭和冷凍食品の前12月期は、売上げが5.5%増27億1300万円と増収で、数量も順調に伸びたが、原料高、エネルギーコスト、物流費等の高騰に伴い利益は大幅減を強いられた。冷凍パン生地・ベーカリー事業は既存客、新規客への取り組みが奏功し2.1%増。ワンタン・ラビオリなどの冷食事業は新規大口需要筋の獲得が奏功し7%増と大きな売上げの伸びとなった。

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新製品

マイナス25℃対応の無線DPS販売

 イーソルは、タカハタ電子が開発した無線デジタルピッキングシステム(DPS)の取り扱いを開始した。同社はこれまで「入出荷棚卸システム」を提供してきたが、仕分け業務を支援する無線デジタルピッキングシステムを新たに取り扱うことで、物流現場に対するサポート範囲を拡大する。

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ニュースフラッシュ

中国の改正食品安全法が10月施行

 中国の改正食品安全法が今年10月1日から施行される。同法は中国へ輸出する食品を含め、中国国内で流通する全ての食品が対象。食品安全基準の強化、食品検査の強化、トレーサビリティ制度の導入、食品事故が生じた場合の対応強化、違反時における罰則引上げなど、多岐にわたり大幅に改正される。

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本社敷地内の食品事業倉庫を解体

 東福製粉は福岡市中央区の本社敷地内にある食品事業倉庫(旧無洗米工場)を解体する。

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台湾のフォークリフト事業を取得

 豊田自動織機は台湾と中国を中心にフォークリフトと工作機械の開発・生産・販売を行っているTailift(タイリフト)のフォークリフト事業を取得した。

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発酵ナチュラルフレーバーを事業化

 味の素長谷川香料は業務提携契約を結んだ。味の素のバイオ・発酵技術と、長谷川香料のフレーバー精製・製剤化技術を組み合わせ、スペシャリティ素材である発酵ナチュラルフレーバーの研究開発と事業化を進める。数年内でこの新素材を発売し、グローバルな事業展開をめざす。

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ヒアルロン酸研究会第1回学術大会

 ヒアルロン酸機能性研究会は第1回学術大会を東京大学弥生講堂一条ホールで9月10日開催する。医薬、化粧品、食品と基礎研究の各分野から演題を選定し、議論の場を提供する。研究者同士の交流も促進する。

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「カーボン・オフセット大賞」の募集開始

 カーボン・オフセット推進ネットワーク(CO-Net)は、低炭素社会の実現に向けた、カーボン・オフセットの取り組みを評価し、優れた取り組みを行う団体を表彰する「カーボン・オフセット大賞」のエントリーの募集を開始した。表彰式は、12月10〜12日に開催される「エコプロダクツ2015」のイベントステージで行う。

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NEWS headline

茨城など4県カバーする大型センター、三温度帯対応

 国分は茨城県石岡市に大型三温度帯汎用センターである国分茨城総合センターを開設した。常温庫は今月末、低温庫は9月下旬から稼働開始する。センターは常磐自動車道の石岡小美玉スマートICから5分という好立地に位置し、茨城県を中心に千葉県、栃木県、福島県をカバーする。

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注目製品

魚骨の除去率80%以上に

 東洋水産機械が開発を進めてきた、養殖ギンザケのピンボーン除去機がまもなく完成する。ほぼ手作業で行われているピンボーン除去作業の効率化を図るため、除去率の大幅な改善をめざしている。

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サンワールド川村が新冷凍システム

 高知市のベンチャー企業、サンワールド川村が−40℃の冷風と電界により、食品に微弱電流を発生させて急速凍結する冷凍システム「NICE‐01(ナイスゼロワン)」を拡販している。解凍時のドリップが少なく、一般的な業務用冷凍庫でも、−60℃クラスの超低温冷凍庫と同レベルの鮮度が保てる点をアピールしている。

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凍結や搬送装置、水産業界へ領域広げる

 三鈴工機は急速凍結や衛生度を高めた搬送装置など、得意分野の製菓・製パン業界で培ったノウハウを基盤に、水産業界向けに各種装置を提案している。先週開催されたシーフードショーに、昨年に続き、2回目の出展をした。「とにかく水産業界に当社を知ってもらうこと。また、来場者のニーズを聞き、当社でできることを洗い出していきたい」(同社)。

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バリア材3種、水産加工品や生鮮魚向けに

 クラレはシーフードショーに出展し、鮮度やおいしさを保つために欠かせない食品包装のバリア材3種を紹介した。同展へは初出展。食品業界で広く培ったノウハウを基盤に、水産業界にさらなる営業攻勢をかけている。

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難しい活イカ輸送を新技術で

 古川電機製作所(長崎県佐世保市)は活イカの長距離・高密度輸送を可能とする製品「アクロス ファイブ」を開発した。「装置で運ぶ」がコンセプト。水槽、水質浄化設備、電源機能を一体化したユニット設計となっており、通常のトラックに同製品を載せることで、活魚車として利用できる。

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魚を仮眠状態にする装置

 富士商工(岐阜県)は水無しで活魚を輸送する「ノバフレッシュ」をシーフードショーで出展した。鮮魚の高鮮度保持に役立つと、来場者の注目を集めた。活魚を特殊な装置「ノバフレッシュ」に入れて密閉し酸素、窒素、二酸化炭素を入れて1時間加圧すると、

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ニュースフラッシュ

愛媛で養殖魚の加工販売に参画

 三井物産は愛媛県宇和島市でブリ、カンパチ、マダイなど養殖魚の加工販売事業を始める。ダイニチ(愛媛県宇和島市)とオンスイ(新潟県長岡市)との共同出資で、宇和島市に宇和島海道を設立した。伊予銀行などが地元の農林水産業の振興のために創設した6次産業化応援ファンドも出資している。

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狭山市の学校給食センターを受託

 シダックスグループのシダックス大新東ヒューマンサービス(SDH)は、複数の企業・団体とともに出資し設立した特別目的会社・堀兼学校給食(株)を通じて、埼玉県狭山市の堀兼学校給食センターの受託運営を開始する。

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外国人実習生受け入れ指針

 日本惣菜協会は「外国人技能実習生受入企業ガイドライン」をこのほど策定した。技能実習生受け入れ企業が、外国人技能実習制度を正しく運用し、コンプライアンスを遵守することが業界の安定成長に不可欠と考え、作成した。

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