食品・食品工場・食品機械のフードエンジニアリングニュース/FEN

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【株式会社水産タイムズ社】　TEL:03-3456-1414

コロナ禍の中国事業、主力の包餡機は回復
レオン自動機㈱　大貫和茂常務執行役員

　レオン自動機の大貫和茂常務執行役員営業本部長兼海外営業統括部長に、中国市場で販売する包餡機の売れ行きや、事業方針などについて話を聞いた。同社は上海市に日本雷恩自動機（宮川政久首席代表所長）の事務所を置き、栃木県宇都宮市の本社と中国の販売代理店（中国に５拠点25営業所）を通じ事業展開している。

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ベンディングスライサーに新機種、内覧会で初披露

　精肉・食品加工機械の専門商社、平井カンパニー（東京都新宿区、平井智樹社長）は、日本キャリア工業（愛媛県松山市、三谷卓社長）がこのほどフルモデルチェンジしたベンディングスライサー「ＡＺ-342」の特別内覧会を港北センター（横浜市）で４月12～15日開催する。感染症対策のため完全予約制とし、午前10時と午後１時半の１日２回実施する。日本キャリア工業製のベンディングスライサー「ＡｔｏＺ」シリーズは･･･

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前川製作所が自然冷媒への転換事例を紹介

　 (一社)日本冷凍食品協会は「脱炭素社会実現に向けた産業用冷凍機と冷媒の動向について」と題したＷＥＢセミナーを23日開催した。前川製作所商品開発企画センターの深野修司氏らが、冷媒を取り巻く環境や国内関連法、自然冷媒転換に活用できる補助金、自社製機器の導入事例などについて説明。聴講した会員企業が理解を深めた。環境省の「脱フロン・低炭素社会の早期実現のための省エネ型自然冷媒機器導入加速化事業」は･･･

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ロボット農機の安全指針、対象に自走式台車を追加

　農林水産省はロボット農機の安全性を確保するためにメーカーや使用者らが順守すべき事項を定めた「農業機械の自動走行に関する安全性確保ガイドライン」をこのほど改正し、内容を公表した。改正の主なポイントは対象のロボット農機に「自走式小型汎用台車」を加えたこと。小型汎用台車は衛星測位情報を利用して自動走行し、荷の運搬のほか、機体に搭載した作業機で農薬散布を行うことなどを想定している。

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東海明治に太陽光発電、ＣＯ２排出量を約190ｔ削減

　明治はグループ子会社で牛乳・乳飲料を生産する東海明治㈱（静岡県袋井市、安達秀明社長）が太陽光発電設備を設置し、このほど発電を開始したと発表した。工場の屋根一面に設置した太陽光パネルの枚数は約900枚。発電の設備容量は262kWに上り、ＣＯ２排出量を年間約190ｔ削減できる見込みという。明治は工場の自家消費用に太陽光発電設備の導入を加速しており…

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国内全４工場にＣＯ２フリー電力導入

　大塚食品は群馬工場（群馬県玉村町）にＣＯ２を排出しない再生可能エネルギーに由来する「ＣＯ２フリー電力」を導入したと23日発表した。これにより同工場のＣＯ２年間排出量の約44％に当たる約1400ｔが削減できる。群馬工場への導入で、釧路、滋賀、徳島を含む国内全４工場の「ＣＯ２フリー電力」の導入が完了し、工場のＣＯ２年間排出量の約25％に当たる約5600ｔの削減が見込める。

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ティーエスフーズの事業再編計画を認定

　農林水産省は冷凍中華惣菜メーカーのティーエスフーズ㈱（埼玉県草加市、飯山昭彦代表）から提出された事業再編計画が要件を満たすと認め、23日付けで認定した。ティーエスフーズはこれにより日本政策金融公庫の低利融資のほか、設備投資にかかる割増償却を受けることができる。農業競争力強化支援法に基づく。ティーエスフーズは築43年を過ぎる本社工場を撤去し、新工場を茨城県つくばみらい市に建設する。

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冷食ＷＥＢセミナー４月13日、業界の明日を考える

　水産タイムズ社は第１回「冷食ＷＥＢセミナー」を４月13日実施します。国分フードクリエイトの山崎佳介社長（国分グループ本社取締役常務執行役員兼低温フレッシュ統括部長）とニチレイフーズの竹永雅彦社長を講師に招き、「冷凍食品業界の現状を解き明日を考える」のテーマで議論を交わしていただきます。※この記事は無料試読できます。

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「食品改善入門集大成」発売中

　水産タイムズ社は「食品工場改善入門集大成～金をかけずにすぐできる！～」（小杉直輝著）を発刊しました。40年間にわたり生産現場で指導を行ってきた小杉直輝氏が最新事例を取り上げながら無駄を顕在化し、改善した成功例の数々を集め、写真や図面を多用して分かりやすく解説しています。※この記事は無料試読できます。

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人型協働ロボットが海苔巻きロボとコラボ
鈴茂器工の展示会でデモ公開

　ロボット・ＡＩ開発ベンチャーのアールティ（東京都千代田区、中川友紀子社長）は米飯加工機械メーカーの鈴茂器工（東京都練馬区、鈴木美奈子社長）と協業し、鈴茂器工の海苔巻きロボットと連携する人型協働ロボット「Ｆｏｏｄｌｙスズモコラボモデル」を開発した。具材供給など人手が必要な作業を「Ｆｏｏｄｌｙ（フードリー）」が担当し、海苔巻き製造の完全自動化を実現する。鈴茂器工が東京の池袋サンシャインシティで４月20～21日開催する展示会「スズモフェア2021」で初披露する。

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配送ロボが公道を走り、西友の商品を自宅にお届け

　楽天、西友と神奈川県横須賀市は自動配送ロボットが公道を走り、西友の商品を地域住民の自宅まで届けるラストワンマイル配送サービスの検証を同市内で開始した。昨年12月に同じ場所で公道走行の実証実験を行い、人や車を検知して自動停止や回避したり、道を譲ったりする安全性評価は終えている。今回は将来の実稼働に向け、住民にとっての利便性や、住民が配送ロボを受け入れるかどうかの必要性、安全な運用体制の構築、サービス提供に要するコストなどを検証し、次の技術開発につなげる。

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＜物流最前線＞
名古屋物流センター竣工、中京エリアの輸配送拠点に

　マルハニチロ物流（東京都中央区、岡崎博社長）が名古屋市港区に建設していた「名古屋物流センター」（保管能力３万6967ｔ）が25日竣工した。４月に開業する。2014年の川崎第３物流センター以来７年ぶりの新設。伊勢湾岸自動車道の名港中央インターチェンジから１㎞の好立地に位置し、保管にとどまらず、中京エリアの輸配送拠点としての役割を果たす。加工食品などの高回転貨物に対応した機能を備え、国内市場環境の変化や顧客の多様なニーズに応える。建物はＰＣ免震構造を採用。約１万5000枚のパレットを収納できる･･･

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＜環境貢献＞
冷食工場の省エネ・ＣＯ２削減で優秀賞

　三菱重工冷熱は（一社）日本冷凍空調設備工業連合会（ＪＡＲＡＣ）が主催する第38回優良省エネルギー設備顕彰で優秀賞をこのほど受賞した。ニチレイフーズ船橋工場（千葉県船橋市）でこれまでＬＰＧ（液化石油ガス）焚き温水ボイラーだった洗浄用温水の製造熱源を、ＧＷＰ（地球温暖化係数）が低いＲ454Ｃ冷媒を用いた「Q-ton Circulation」（キュートン・サーキュレーション）に置き換えたことで、省エネルギーとＣＯ２排出量削減を実現したことが高く評価された。

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＜新包材＞
マヨネーズに初の２重構造ボトル採用

　味の素は「ピュアセレクトマヨネーズ」新鮮キープボトル200ｇを通販サイト限定で22日発売した。マヨネーズでは初めて２重構造ボトルを採用し、開封後も中身が空気に触れないため、油を酸化から守り、酸化臭の発生を防いで鮮度を維持することができる。２重構造ボトルは醤油・油などに採用されているが、粘度の高い中身を絞り出して使うという、マヨネーズの特徴と使用実態にマッチした新たな２重構造ボトルを独自技術で包材メーカーと共同で開発した。

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＜日刊速報冷食タイムス＞
日本水産次期社長に浜田専務、高橋氏代取に

　日本水産は次期社長に浜田晋吾代表取締役専務執行役員（62歳）を内定した。６月25日開催予定の取締役会で就任する。最高経営責任者(CEO)を兼務。的埜明世社長は相談役となる。高橋誠治常務執行役員（水産事業執行、63歳）は代表取締役専務に就く。※この記事は無料試読できます。

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＜衛生対策サポート①＞
感染症対策に威力、500ppm以上の電解次亜水を生成

　大和冷機工業は有効塩素濃度500ppm・1000ppmに対応した新型の「電解次亜水生成装置」をこのほど発売した。濃度500ppmはテーブルや蛇口・水栓、ドアノブ、手すり、便座などの除菌に有効。1000ppmはノロウイルス感染による嘔吐物や排せつ物の処理に威力を発揮する。コロナ禍で衛生管理ニーズはこれまで以上に高まっており、高濃度の電解次亜水で飲食店の感染症対策をサポートする。電解次亜水は食塩を電気分解して生成する。「食品添加物（殺菌料）に指定されている次亜塩素酸ナトリウムの希釈液と…

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＜衛生対策サポート②＞
コロナ消毒を支援、ボタン1つで塩素濃度を切替え

　ホシザキは有効塩素濃度を食品殺菌や器具除菌、拭き掃除除菌の３つの用途に合わせて切り替えられる「次亜塩素酸水生成装置VOX-40TA-1」を発売した。ボタン１つで濃度を簡単に変更できる生成装置は業界初。次亜塩素酸水が一定条件のもとで新型コロナウイルスに有効であることはすでに確認されており、今回の製品は国が示した有効性の内容に従って、ユーザーが使いやすいように工夫した。塩素濃度は①30ppm前後、②35ppm以上、③80ppm以上の３種類。

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＜日刊速報水産タイムス＞
ニューノーマルでの「持続的成長」めざす

　極洋（東京都港区、井上誠社長）は新中期経営計画「Build Up Platform 2024」（2021～23年度）を29日発表した。現中期経営計画は「魚を中心とした総合食品会社として、高収益構造への転換を図り、資源、環境、労働などの社会的要請を踏まえ･･･※この記事は無料試読できます。

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＜新製品①＞
鶏肉２kg袋の自動開封機を発売

　食品機械メーカーのタカミは「自動パック開封機APO-20」を発売した。大量に使う輸入冷凍鶏肉パックなど、人手がかかる鶏２kg袋の開封を自動で行う。２kgパックに特化した機能だが、パック(冷凍品は解凍してから）をコンベア上に置くだけで、自動的にビニール袋の中央をカットし、袋を剥離する。面倒な調整や設定がいらない究極のシンプル構造。そのため取扱いやメンテナンスが簡単で…

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＜新製品②＞
熱源の真上に置ける換気扇、吸込温度80℃を実現

　三菱電機は有圧換気扇の新製品として、業界で初めて吸込温度80℃を可能にした「三菱有圧換気扇オールステンレス厨房用」を６月30日発売する。換気扇の耐熱性を高めたことで、熱源の真上に設置することができ、効率的な排熱と換気を実現する。オールステンレス素材を採用し、衛生性の維持にも貢献する。有圧換気扇は外部の空気抵抗に影響されにくい構造で風の強い日でも大風量の送風が可能なため、飲食店の厨房などで使われることが多い。

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