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＜物流最前線＞
物流展、ＡＧＶや自動配車計画に注目集まる
国内最大級の物流・ロジスティクスの展示会 「国際物流総合展2021」が愛知県国際展示場で12日まで開催された。コロナ禍の影響で出展規模は245社（775ブース）と例年の半分程度に縮小し、開催４日間の来場登録者数は約１万2500名と前回（2018年）の２割にも満たなかった。そうした中で人手不足を解消するＡＧＶ（自動搬送装置）や、作業負担を軽減するＡＩ配車システムなどが来場者の注目を集めるなど、自動化の領域が確実に広がっていることを感じさせた。最終日には大村秀章愛知県知事も会場に姿を見せ、出展社の説明に聞き入っていた。
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過熱水蒸気で短時間炊飯、世界初の無浸漬炊飯を実現
炊飯機器メーカーのエースシステム��（大阪府和泉市、佐古佳弘社長）は100℃を少し上回る過熱水蒸気を利用した連続炊飯システムを1999年に発売した。その後、2011年から大阪府立大学との共同研究を開始。科学的な検証を重ねて炊き上がりの品質を安定させるなどブラッシュアップしてきた。2015年に世界初の無浸漬炊飯を実現し、25分間という短時間で炊飯できるようにした。同社の炊飯システムはステンレス製のベルトコンベアに生米を流し、庫内で下から100℃前後の蒸気を噴射、上から湯をかけて炊き上げる仕組み。
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品質安定と省エネを両立、冷凍米飯ラインに採用
中西製作所（東京都中央区、中西一真社長）は釜炊き方式の主力機種「省エネ型ガス連続炊飯機」を給食センターや食品メーカー、コンビニベンダーなどに提案している。最大の特長はバーナーの構造にある。火力に強弱をつけた炎孔（えんこう）を独自に配列したほか、強制燃焼方式を採用して品質安定と省エネを同時に実現した。強弱をつけた火力配列は炊飯釜の釜底に規則的な対流を発生させ、「かまど炊き」のように温度を均一にしてバラツキの少ない安定した品質に仕上げる。
≫続きを読む＜連続炊飯機��＞
かまど構造で省エネ実現、強制燃焼バーナで理想的な加熱
�蝪腺蕋硲蓮淵▲ぅ曄次�は５年前に発売した「ライスフレンドｅｃｏ−Ｋ」をガス式連続炊飯機の主力商品として提案している。熱を逃がさないかまど炊き構造を再現した燃焼室と、空気とガスを１対１の理想的な割合で混合して燃焼させる「強制燃焼バーナ」との相乗効果により、ガスの消費量を従来機比で約52％節約できる。従来の直火炊飯は釜の周りに熱が逃げやすいが、昔ながらの「羽釜」を再現した炊飯釜と、かまど炊き構造を再現した燃焼室で熱を閉じ込め、釜全体を効率的に加熱する。
≫続きを読む＜日刊速報水産タイムス＞
日水のマサバ陸上養殖、今期15万尾を育成
日本水産グループは将来への成長戦略の一環として、養殖事業におけるフィジビリティスタディ（事業化試験）に積極的に取り組んでいる。グループ会社の 弓ヶ浜水産（鳥取県境港市、竹下朗社長）はマサバ循環式陸上養殖の拠点となる米子陸上養殖センターを昨年６月から稼働している。。※この記事は無料試読できます。
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＜新製品＞
トレーの自動盛付けはロボットハンドにお任せ
なんつね（大阪府藤井寺市、南常之社長）はスライス肉の自動盛付けロボット「スコーピオンＣＭ-230」を「食肉産業展」に出品した。 日本キャリア工業のベンディングスライサー「ＡＺ-341」に連結できる専用機種。最大の特長はコンベヤに鱗列（ずらし重ね）されたスライス肉のブロックをロボットハンドが挟んですくい上げ、トレーに移すこと。もう１本のロボットハンドがトレーの中の肉を押さえて固定する。処理能力は７枚（130ｇ）を盛り付ける場合で１時間あたり最大800パック。作業者の技量を問わず、安定した生産量が見込める。
≫続きを読む＜冷凍技術� �
地方食材を特殊冷凍で提供、まずは果物から
「特殊冷凍機の専門商社」をうたう デイブレイク��（東京都品川区、木下昌之社長）はおいしさを閉じ込めた地方の特殊冷凍食材を業務用に販売する「アートロックフード」事業を開始した。一次生産者の販路開拓と、飲食や小売り事業者が高品質な冷凍食材を安定調達することを支援する。このほど開催された「ＦＯＯＤＥＸ」に出展し、新規事業をＰＲした。第１弾としてフローズンフルーツからスタートする。すでに事業展開している、規格外やキズ有りの果物を使った国産無添加のフローズンフルーツ「Heno Heno」の販売ノウハウや生産者とのネットワークを活用する。
≫続きを読む＜冷凍技術�◆�
三陸復興に向け高機能冷凍の「海鮮ＢＯＸ」を開発
三陸の水産加工の復興をめざす 「チーム三陸王」（構成企業７社）は、三陸で水揚げされた海産物を高機能冷凍して高鮮度のまま届ける飲食店向けサービス「海鮮ＢＯＸ 三陸王」を開発した。このほど開催された「ＦＯＯＤＥＸ」に出展した。「三陸王」は、三陸の港で水揚げされた海産物を提携加工場で小分けし、高機能冷凍（プロトン凍結、リキッドフリーザー、ＣＡＳ冷凍）して届ける。魚の細胞膜を壊さずに獲れたての鮮度を維持する。三陸の生産者と連携することで、製品に「三陸産」と表示できる。
≫続きを読む＜日刊速報冷食タイムス＞
ＦＯＯＤＥＸ美食女子アワード、販売に弾み
今年の 「ＦＯＯＤＥＸ ＪＡＰＡＮ」（国際食品・飲料展、９〜12日開催）では、活躍する女性をフローズンフーズで応援する企画「美食女子アワード2021」を実施した。20社を超える冷凍食品・アイスクリームメーカーと 三菱食品が100品超の商品をエントリーし…。※この記事は無料試読できます。
≫続きを読む＜地域活性化＞
有機農業パークを舞台に東京農大と連携
ワタミグループは岩手県陸前高田市にオープンする有機農業テーマパーク「ワタミオーガニックランド」での取り組みをきっかけとして、 東京農業大学と包括連携協定を提携した。�‘吋董璽泪僉璽�に関する事項、��農業と関連産業の活性化、��人材育成に関する事項、�の昭劼龍┻弔派�要と認める事項などについて提携する。様々な課題解決のきっかけを提供することにより、各地の農業が活性化し、持続可能な循環型社会の構築が進むことで地域活性化に寄与していく。
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