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【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

「世界一の圧縮機メーカー」めざす
前川製作所
川津 洋一取締役広島工場長

 前川製作所は東広島工場(広島県)に約170億円を投資して拡張する。主力の守谷工場(茨城県)の生産がひっ迫していることに加え、世界一の産業用圧縮機メーカーの足場固めのため、国内製造2大拠点体制の整備を図る。5月28日広島県の湯崎英彦知事らと調印式を執り行った。拡張により200人以上の新規雇用創出を見込んでいる。川津洋一取締役東広島工場長は、今回の大型投資について次のように経緯と目的を語っている。

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食品工場訪問記

JAWO社社長「手間のかかる料理を調理冷食で提供」
味の素JAWO(ヤボ)社(ポーランド) <下>

 味の素ヤボ社の開業式典に先立って行われた記者会見でヤボ社のレナタ・カスプシツカ社長(味の素ヤボ社副社長兼務)は同社の特徴、経営方針など次の様にメディアに冒頭説明した。「当社はピエロギ、ナレシニキ、クルスキ、ピィズィ、コクピテ、カルタチェなどの小麦粉やじゃがいもを主原料とするポーランド料理の冷食製造会社。

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注目製品

6つの施工工場をバーチャル視察

 中央設備エンジニアリングはFOOMAで「工場内を丸ごとお見せします」をテーマに、同社の施工実績をGoogle社の「インドアビュー」を用いて紹介している。公開している食品工場は6施設。最新のデジタル技術を駆使した、新しいプレゼンテーションスタイルが体感できる。

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高速搬送ロボット、せんべいで実演

 ニチモウは食品ハンドリングロボットをFOOMAに出展している。冷凍食品、チルド、常温品などの食材をピロー包装、トレイに充填する前の整列、積み重ね工程に導入することで省人化と衛生度の向上に貢献する。

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曲線切り抜きも可能

 大森機械工業は魚の切り身やねり商材向けの深絞り型全自動真空包装機「Vp‐800」をFOOMAで提案している。今回の出展機にはロボット式超音波トリミングカッターを搭載しており、多彩なデザインでも自由にカットができる。

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食品工場向け不織布製品

 クラレクラフレックスは食品工場向けの衛生関連の新製品を中心に、食の安全をサポートする日本製の不織布製品をFOOMAで紹介している。

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ニュースフラッシュ

アサヒグループHD、飲料・食品事業を再編

 アサヒグループホールディングスは国内の事業基盤を強化するため、来年1月1日付で飲料事業と食品事業を再編、ドライ飲料事業をアサヒ飲料に、食品事業を新設のアサヒグループ食品にそれぞれ集約する。

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気仙沼に水産冷蔵施設、8月に建設

 宮城県の気仙沼鹿折加工協同組合は、水産冷蔵庫と海水処理施設を住友商事と三井物産の支援を得て、8月に建設する。同組合は東日本大震災で被災した地元の水産加工会社19社で構成。水産関連への投資としては19億円と被災地で最大級。

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NEWS headline

FOOMA開幕「ビジネス創造の場に」

 「FOOMA JAPAN2015」が東京ビッグサイトで9日開幕した。開会式で挨拶した日本食品機械工業会の林孝司会長は「食に関する最新の技術を体感できるFOOMAを、情報収集、パートナー交流、ビジネス創造の場として活用していただきたい」とし、多くの来場を呼びかけた。

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最新機械・技術が所狭しと競演

 初披露の製品から代表的な製品まで、FOOMAの会場では様々な食品機械、包装機械が所狭しと競演している。各ブースとも自社の技術ポイントをアピールし、火花を散らしている。

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ニュースフラッシュ

生産機能に資料館、テストキッチンなどを併設

 キユーピーグループで業務用液卵などを取り扱っているキユーピータマゴは東京工場を埼玉県飯能市に竣工、3月23日から稼働しているが、そのメディア向け内覧会を9日実施した。東京工場は通称「エッグベース」。コンセプトを「ファクトリーコミュニケーション」とし、液卵等の生産設備としての役割だけでなく、試作室やテストキッチンを備え、ほかに、卵の魅力を伝える資料館、コミュニケーションスペースを設けた。

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“アンリツインフィビス”に社名変更、10月

 アンリツ産機システムは10月1日付で社名を「アンリツインフィビス」に変更する。開催中のFOOMAに出展している同社だが、ブースには大きなパネルを設置、来場者にクリアファイルを配るなどして告知している。インフィビス(INFIVIS)には、Infi(nite)「これからも無限に」とvis(ion)「お客様とビジョンを共有して」――の思いを込めた。

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キッザニアに「冷蔵サポートセンター」出展

 福島工業はキッザニア甲子園に「冷蔵サポートセンター」パビリオンを出展する。オープンは7月24日。「食の安全を守る」をコンセプトに、冷蔵機器の仕組みを学んでメンテナンスを体験してもらう。

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“パックごはん”改良重ねて20年、記念ロゴ入り展開

 テーブルマークはパックごはんの発売20周年を記念して、記念ロゴ入り商品を5月上旬から発売している。同社では1995年から日本有数の米どころ新潟県魚沼地区に工場を建設し、パックごはん事業を開始した。たきたてのおいしさをいつでも手軽に楽しんでもらいたいとの想いから、「たきたてご飯」ブランドのもと、長きにわたり、研究開発・改良を重ねてきた。

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「味の素」の精製工程、海外へ移管

 味の素は国内で行っていた、うま味調味料「味の素」の精製工程を今年度中に停止し、海外のグループ会社に移管する。食品事業のグローバルな成長に伴い、生産体制を再構築するのが目的。倍散化工程(グルタミン酸ナトリウムに核酸を合わせる工程)と包装工程は国内で継続する。

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製パン製菓機械増田理事長、「世代超え全員参加を」

 日本製パン製菓機械工業会は静岡県伊豆の国市の三養荘で「第54回通常総会」をこのほど開催した。挨拶した増田文治理事長(マスダック社長)は「我々の1つの役目として世代交代がある。業界のこうした会合にも、新たに社長になった方、会長として現役で経営に携わっている方、また後継者を目指して会社でがんばっている方々にも参加していただき、人材育成に役立てたいと考えている。

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日冷工・本郷会長「フロン排出抑制法は混乱なし」と評価

 日本冷凍空調工業会は総会を都内で5日開催し、前期の抑制法対策について本郷一郎会長(東芝キヤリヤ執行役員)は「チャレンジングでも実効性のある取り組みをした。より実効性のある取り組みにつなげていく」と評価した。

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新会長に浅野明治HD会長

 日本包装技術協会は定時総会を都内でこのほど開催し、2015年度事業計画・予算を原案通り承認した。新会長に浅野茂太郎明治ホールディングス会長を選任した。尾崎元規前会長(花王顧問)は相談役に就いた。

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木下賞、食品向け包装技術も受賞

 日本包装技術協会の総会では「第39回木下賞」の表彰式を行なった。受賞技術には食品包装へ応用できるものも少なくない。候補推薦件数31件。受賞者は以下の通り。

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本格的な蒸し・煮込み料理も簡単に

 凸版印刷が木下賞の研究開発部門で受賞した「スマデリバッグ」は、あらかじめ封入された調味液や具材に、新鮮な食材を加えて電子レンジで加熱するだけで、本格的な蒸し・煮込み料理ができる、電子レンジ専用のチャック付きパウチ。パウチには同社が独自に開発した透明ハイバリアフィルムを使用しており、長期保存と風味の維持を可能とした。

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指先の触感や動作を数値化

 大日本印刷が木下賞の包装技術賞を受賞した「触動作センサーを活用した“使いやすい”パッケージの開発システム」は、指先の触感や動作を数値化する触動作センサーを活用してユニバーサルデザインに対応したパッケージ開発を支援する。

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