有料購読のご案内
掲載されている記事はＩＤ・専用パスワードがないとご覧頂けません。続きをお読みになりたい方は有料購読（月1000円＝税別、1100円＝税込、６カ月単位契約）への切り替えをお願いします。
＜新技術＞
世界初、マグロの脂のりをAIが非破壊判定
静岡発のスタートアップ企業、ソノファイ（静岡県焼津市、石田尚社長）は世界で初めて非破壊で冷凍ビンチョウマグロの脂のり判定を実現した「ソノファイＴ-01」を６月から販売する。イシダテック（同）と富士通（神奈川県川崎市、時田�録亮卍后法�東海大学が共同開発した。東京・有明の東京ビッグサイトで６月10〜13日開催される「FOOMA JAPAN2025」に出展する。富士通のAIサービス「Fujitsu Kozuchi」のコア技術として開発した超音波解析AI技術を活用した。
＜設備投資� �
冷凍かつおの端材を活用、ねり節製造の新工場
極洋の連結子会社、指宿食品（鹿児島県指宿市）が同社敷地内で整備を進めてきた「ねり節工場」がこのほど竣工した。初期設備投資額は約２億円。４月中旬から稼働開始し、2025年度は約200ｔのねり節を生産する計画。指宿食品は2015年の設立以来、指宿市の山川港で水揚げされる冷凍カツオを中心にカツオタタキを製造している。製造工程で冷凍カツオのロインを切削する際に発生する端材は、これまで外部委託し、業務用のだし粉などとして活用されるねり節に加工していた。
≫続きを読む＜設備投資�◆�
食肉加工の新工場を宮城に竣工、東日本の事業拡大へ
丸大食品のグループ子会社で冷凍冷蔵の食肉パック品・調理加工品、冷凍惣菜を製造販売するミートサプライ（大阪府高槻市）は宮城県名取市で建設を進めていた仙台工場をこのほど竣工した。全国10カ所目。東日本エリアの生産拠点として５月から本格稼働を開始し、食肉事業の規模拡大を図る。所在は名取市愛島台５丁目101-36。鉄骨造り２階建て。延床面積約4300�屐�
＜日刊速報冷食タイムス＞
ニチレイ、万博の「進化する冷凍食」展示に協力
ニチレイフーズは大阪・関西万博の小山薫堂氏プロデュース・シグネチャーパビリオン「EARTH MART」展示コンテンツの１つ「進化する冷凍食」に技術協力した。EARTH MARTの「進化する冷凍食」では、規格外品や未利用食材を凍結粉砕することで作った長期保存できるパウダーを展示している。
≫続きを読む＜日刊速報水産タイムス＞
近大、万博店舗で未来の食文化を発信
近畿大学はサントリーホールディングスと協業し、大阪・関西万博に養殖魚専門料理店「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所大阪・関西万博ウォータープラザ店」を13日オープンした。映像や光と音響により、マグロが回遊する“海底”をイメージした空間を演出している。
＜新市場開拓＞
プロトン凍結機が米国バイオ企業に採用
プロトン凍結機を使った冷凍食品事業と食品機械事業を手がける、プロトングループのアンリッシュ食品工業（沖縄県うるま市、二宮大朗社長）とグループ中核の菱豊フリーズシステムズ（奈良市、二宮一就社長）は米国アイオワ州で乳酸菌製品を開発製造するバイオテクノロジー企業にプロトン凍結機をこのほど納品した。乳酸菌の凍結保存に使われている。日本発の急速凍結技術が米国のライフサイエンス分野で認められたことになる。
≫続きを読む＜DX推進＞
食品工場の現場帳票を電子化、業務効率化で成果あげる
水産練製品メーカーのカネテツデリカフーズ（神戸市、村上寛社長）は多品種生産化が進んでいたため、神栄の子会社、神栄テクノロジーと協働し、食品工場向け現場帳票電子化システム「F‐Repo」を構築・導入した。システムを活用してDXを推進し、品質管理の高度化・業務の効率化を進める。同社は練り製品の製造工場として初めてISO22000、FSSC22000、JFS-Cの３つの食品安全管理システムの認証を取得している。
≫続きを読む＜冷凍技術＞
「金沢まいもん寿司」が冷凍寿司を強化、視線は海外へ
グルメ回転寿司の「金沢まいもん寿司」を運営するエムアンドケイ（石川県金沢市、木下孝治社長）は特殊冷凍テクノロジー事業を展開するデイブレイク（東京都品川区、木下昌之社長）の特殊冷凍機「アートロックフリーザー」をこのほど導入した。海外輸出を視野に冷凍寿司の製造能力を増強する。「金沢まいもん寿司」は北陸・金沢港を中心に水揚げされる新鮮な魚介を使った本格的な寿司を売りにしている。
≫続きを読む