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＜食品工場のDX＞
冷食工場が搬送ロボ実装、EVも冷凍庫内も難なく
阪急デリカ（大阪府池田市、森川保社長）は冷凍ワンプレート惣菜の「ワンディッシュ・デリ」や冷凍弁当「ワンプレート・デリ」などを製造する池田工場（同市）でＡＭＲ（自律走行搬送ロボット）を使って製品を冷凍庫へ搬送するロボットシステムを運用し、成果をあげている。ＡＭＲやＡＧＶ（無人搬送車）を使った製品搬送の自動化は食品工場に広がり始めているが、結露対策が必要な冷凍庫への入庫や、エレベーター（ＥＶ）と連携し、製造室がある２階から冷凍庫のある１階へモノを運ぶ複数階の自動搬送は極めて珍しい。
≫続きを読む＜新認証制度＞
プラントベースフード認証スタート、まずは６社17品
（一社）Plant Based Lifestyle Lab（ＰＬＡＢ、代表理事＝田中康輔パソナグループ執行役員）はプラントベース食品（ＰＢＦ）を選びやすくするため、ＰＢＦの認証制度を今月開始した。田中代表理事らが都内でこのほど会見を開き、認証制度の概要やＰ-ＬＡＢの取り組みなどについて説明した。来賓として、農水省の飯田明子大臣官房新事業・食品産業部新事業・国際グループ長が出席した。ケンミン食品「プラントベースとんこつ風ラーメン」、六甲バター「Ｐシュレッド」…
≫続きを読む＜物流最前線� �
遠隔フォークの開発加速、冷凍庫内の作業負担軽減
椿本チエインとＫＤＤＩが共同出資するNexa Ware（＝ネクサウェア、東京都千代田区）はロジスティード、三菱ＨＣキャピタルと「物流倉庫向け遠隔フォークリフト操作システムの事業化」について共同で検討することにこのほど合意した。１号機の開発と現場検証を早期に進め、2025年度中の販売をめざす。遠隔フォークリフトはセンサーやカメラなど遠隔操作に必要な機器を後付けすることで…
≫続きを読む＜物流最前線�◆�
搬送ロボのサブスク開始、コスト下げて導入しやすく
三菱ＨＣキャピタルと自動搬送ロボットの開発を手がけるスタートアップのLexxPlus（神奈川県川崎市）は物流事業者向けにロボットのサブスクリプションサービス「LexxSubCare」の提供をこのほど開始した。導入コストや導入後の運用ハードルを下げ、搬送作業の自動化・効率化を支援する。「LexxSubCare」はLexxPlus社が持つ物流倉庫の自動化の取り組み実績をベースに、ロボットの導入台数を最少２台とし、搬送経路の設定を含む倉庫内のレイアウト設計、周辺機器の構成を標準的な内容とすることで…
≫続きを読む＜日刊速報水産タイムス＞
高水温に強いスギ養殖を本格化
マルハニチロ（東京都江東区、池見賢社長）は、試験養殖していたスギの試験販売を今年５月から開始することを３月27日発表した。同社や全国各地の市場を通じて主に量販店や外食向けに出荷する方針。
≫続きを読む＜水産物のSDGs＞
ぶりの「皮」を「革」へ、異色アップサイクルに成功
ニッスイ(東京都港区、浜田晋吾社長)は、グループ会社の黒瀬水産(宮崎県串間市、立川捨松社長)が養殖する「黒瀬ぶり」の加工時に出る皮をアップサイクルしたフィッシュレザー「namino leather」(ナミノレザー)をこのほど開発した。サステナビリティ（持続可能性）に対する関心が高い欧米諸国や、国内のアパレルメーカーなどに向けて今春からテスト販売を開始する。「namino leather」ブランドサイトも開設している。宮崎県・鹿児島県の黒瀬水産のイケスで育てられた「黒瀬ぶり」は水揚げ後…
＜日刊速報冷食タイムス＞
ニッスイ、次期社長に田中水産事業執行
ニッスイの代表取締役社長執行役員最高経営責任者（CEO）に田中輝取締役執行役員水産事業執行が５月14日付で就任する。浜田晋吾社長は同日付で代表取締役会長となる。３月26日開催した取締役会で決議した。
≫続きを読む＜設備投資＞
佐賀に冷凍洋菓子の新工場、26年末稼働
冷凍ケーキメーカーの五洋食品産業（福岡県糸島市、舛田圭良社長）は国内外における冷凍洋菓子の需要拡大に対応し、競争力を強化するため佐賀県唐津市に新工場を建設すると26日公表した。2026年末の稼働開始を予定している。敷地２万4000�屐Ｅ眥纏圓寮仍峭�業団地内に建設する。唐津市は本社を置く糸島市に隣接している。自動化技術と環境に配慮した設備を導入し、効率的で持続可能な生産体制を実現する。
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