食品・食品工場・食品機械のフードエンジニアリングニュース/FEN

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【株式会社水産タイムズ社】　TEL:03-3456-1414

「ど冷えもん」がヒット、コロナ禍が追い風に
サンデン・リテールシステム㈱　野口克専務執行役員

　サンデン・リテールシステムが開発した冷凍食品専用の自動販売機「ど冷（ひ）えもん」が2021年１月の発売から半年で1000台を超えるヒット商品となった。担当役員の野口克専務は「単なる自販機ではなく“無人店舗”と捉えられたことが奏功した」とみる。

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冷食ＷＥＢセミナー、３月９日までアーカイブ配信

　水産タイムズ社はＷＥＢで冷食セミナーをこのほど配信しましたが、これを見逃した方に３月９日までアーカイブ配信します。味の素冷凍食品、シャープ、パンフォーユーがコロナ禍と冷凍食品市場の動向、家庭用冷凍庫のスペースの問題、Ｄ２Ｃ型サービスなどについて意見を交わす内容です。

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冷凍冷蔵庫メーカー、業績回復が鮮明に

　主な冷凍冷蔵庫メーカーの2021年度の業績はコロナ禍からの回復傾向が鮮明になった。量販店の設備投資が堅調だったほか、テイクアウト・デリバリーへの業態転換を設備面で支援したことなどが奏功した。一方で2022年度は感染再拡大や原材料費の高騰など下振れリスク要因が残るとして、各社とも控えめな予想となった。中野冷機の2021年12月期の売上高は…

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マイクロ波で水素製造、商業生産めざす

　マイクロ波化学（大阪府吹田市、吉野巌社長）と住友化学はメタンをマイクロ波で熱分解し、水素を製造するプロセス（工程）の共同開発に着手した。2030年代前半に商業生産を開始する。生産能力は年間数万ｔをめざす。水素は空気中の酸素と反応させることで発電するほか、燃焼すれば熱エネルギーを発生する。発電時に出るのは水だけでＣＯ２は…

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小野薬品と協業、機能性表示食品を開発

　マルハニチロ（東京都江東区、池見賢社長）と小野薬品工業（大阪市中央区、相良暁社長）は、健康食品分野における機能性表示食品の商品開発で協業することをこのほど発表した。マルハニチロが水産由来の原料を提供し、小野薬品が製品化して販売する。小野薬品の辻中聡浩（つじなか・としひろ）専務は「協業のキーワードは体に良い油（魚油）。

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国内シェアトップのグルコサミン、生産拡大へ

　機能性食品素材メーカーの焼津水産化学工業（静岡県焼津市）は国内シェアトップのＮＡＧ（Ｎ-アセチルグルコサミン）の生産体制を強化するため、焼津団地工場（同市）で生産工程の見直しと設備改良を行い、生産能力を30％引き上げる。国内市場の需要増に対応する。着工は１年後の2023年２月。完工は同年５月を予定している。投資額は８億円。

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戸田商事の事業再編計画を認定、給食サービスに参入

　農林水産省は㈲戸田商事（東京都千代田区、戸田学社長）から提出されていた、㈱ホクショク（札幌市）の子会社化に伴う事業再編計画をこのほど認定した。農業競争力強化支援法に基づく措置。これにより戸田商事は日本政策金融公庫から低利融資を受けられる。計画の実施時期は2022年２月から2026年５月。

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引退アスリートをモスに採用、独立を支援

　モスフードサービスは競技を引退したアスリートを採用し、加盟店オーナーとして育成するプログラム「アスリート経営者育成プロジェクト」をこのほど開始した。アスリートのキャリア支援を行う㈱HERO　MAKERS.（東京都渋谷区）と協業する。独立・開業を前提に引退後のアスリートを採用し、入社後１年をめどに加盟店オーナーとして育成する。

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“目からウロコ”の改善事例が盛りだくさん

　「食品工場改善入門集大成～金をかけずにすぐできる！～」（小杉直輝著）が水産タイムズ社から好評発売中です。40年間にわたり生産現場で指導を行ってきた小杉直輝氏が最新事例を取り上げながら無駄を顕在化し、改善した成功例の数々を集め、写真や図面を多用して分かりやすく解説しています。

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NEWS headline

フランスの定番サラダに着目、ドレッシング新発売

　キユーピーはフランスで親しまれているカジュアルサラダ「ペイザンヌサラダ」に着目し、新たに「ペイザンヌサラダドレッシング」（180ml、税込293円）を３月３日家庭用に発売する。新商品発表会をこのほどオンラインで開催し、新たなサラダトレンドの創出に向け、グループ挙げて販売強化に取り組むとした。市販用市場を統括する佐藤誠也取締役常務執行役員は「トレンドという一過性に終わらせることなく、定番メニューに向けてしっかり育てていく」と…

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トラックの荷積み・荷降ろしに無人フォークが活躍

　三菱重工と三菱ロジスネクストは無人フォークリフト（ＡＧＦ）を使ったトラックの荷積み・荷降ろしの実証実験を鴻池運輸と共同で開始する。場所は鴻池運輸の飲料配送センター。ここでトラックの荷役位置の検知試験やトラックへの誘導機能試験を３月から実施する。能力・安全機能の検証を続け、2024年３月までに実用化をめざす。まずはＡＧＦが倉庫の搬送コンベヤーからパレット積みされた荷物を取り出し、トラックの荷台へ積み込むまでを自動化する。

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｢2022年版冷凍食品業界要覧｣好評発売中

　水産タイムズ社は「2022年版冷凍食品業界要覧」（Ｂ５判）をこのほど発刊しました。創刊49年目になる冷食業界人必携のデータ集です。定価１万3200円（税込・送料サービス）。

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＜新包材＞
紙製の完全密封トレー開発、ＭＡＰ包装にも対応

　凸版印刷は特殊な構造によって高い密封性を実現した電子レンジ対応の紙製一次容器「ピタッと紙トレー」を開発した。これまで紙トレーでは難しかった、水分を多く含むチルド食品や冷凍食品の紙容器として使用できる。容器の内側に独自開発のバリアフィルムを使うことでガス置換包装（ＭＡＰ）にも対応でき、賞味期限延長によるフードロス削減に貢献する。サンプル出荷をこのほど開始した。本格的な販売は2023年春を予定している。

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＜商品戦略①＞
雪見だいふくと信玄餅の異色コラボ、全国展開へ

　ロッテは今年１月にコンビニ限定で先行発売していた「桔梗屋監修雪見だいふく×桔梗信玄餅」が好評だったとして、販売チャネルをスーパーなど全業態に広げ、２月28日全国発売した。発売40周年を迎える「雪見だいふく」と明治22年創業の老舗和菓子メーカー、桔梗屋（山梨県笛吹市）の看板商品「桔梗信玄餅」の異色コラボ。「信玄餅」はきな粉にまぶされた餅にたっぷりの黒蜜をかけて食べる、山梨を代表する銘菓。

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＜商品戦略②＞
10～20代のＺ世代に味噌汁を訴求

　ハナマルキはＳＮＳで発信力が高い音楽アーティスト「ずっと真夜中でいいのに。」とコラボレーションし、即席みそ汁「すぐ旨カップみそ汁　揚げなす生姜風味　限定ニラ入り」を共同開発した。コラボ限定商品は４月16～17日にさいたまスーパーアリーナで開催の「ずっと真夜中でいいのに。」単独公演「Ｚ　ＦＡＣＴＯＲＹ『鷹は飢えても踊り忘れず』」のチケットを購入した来場者約３万5000人に配布する。

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＜日刊速報水産タイムス＞
極洋、タイ子会社の生食工場が稼働開始

　極洋（東京都港区、井上誠社長）の子会社で、タイ王国・サムットサコーン県にあるＫＧＳ（KYOKUYO GLOBAL SEAFOODS Co.,Ltd.）の生食工場が１月31日に竣工し、２月から稼働を開始した。同じ敷地内で2020 年３月から稼働している煮魚・焼魚工場…

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＜物流最前線①＞
国内初、ピックロボと自律搬送ロボが連携

　鴻池運輸とＡＩロボットベンチャーのＯＳＡＲＯ（東京都千代田区、デリック・プリッドモア社長）は倉庫の自動化オペレーションの実証実験を「鴻池技術研究所イノベーションセンター」（東京都品川区）でこのほど開始した。透明・変形・反射・不定形な形状の商品にも対応可能なピッキングロボットとＡＭＲ（自律走行搬送ロボット）を連携させた国内初の取り組み。実証実験は約６カ月間行い、商品の搬送からピッキングまでの完全自動化を検証する。

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＜物流最前線②＞
公設卸売市場の再整備事業に参入、第１弾は富山市

　大和ハウス工業は老朽化が進む公設卸売市場の再整備事業に本格参入する。第１弾として「富山市公設地方卸売市場再整備事業」（富山市）の本体工事にこのほど着手した。同社は創業以来、食品工場や冷凍・冷蔵倉庫など食品関連施設の施工を多数手がけており、ＨＡＣＣＰに対応した施設の設計施工も得意としている。こうしたノウハウを活用し、全国各地の再整備事業に積極的に応募する。「富山市公設地方卸売市場再整備事業」は市場の建て替えと同時に…

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＜日刊速報冷食タイムス＞
３月８日は「ギョーザの日」

　味の素冷凍食品は３月８日を「ギョーザの日」に制定し、日本記念日協会が正式に認定したと２月28日公表した。餃子で元気にしたいという想いを込めた「みんな（３）ハッピー（８）」という語呂合わせと…

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＜物流最前線③＞
都市型物流施設、セントラルキッチンに活用も

　プロロジス（東京都千代田区、山田御酒社長）は都市型賃貸用の物流施設「プロロジスアーバン東京大田１」（東京都大田区）を羽田空港近くに建設する。このほど着工した。竣工は2023年２月を予定している。約2000㎡の土地に地上４階建て、延床約5000㎡の都市型物流施設を建設する。最大の特長はマルチユースに対応できること。都市部におけるラストワンマイルの拠点（集配センター）としてだけでなく…

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＜物流最前線④＞
ＩＴマテハンが体験できるショールーム開設

　ＥＣ通販物流支援サービスを関西と関東圏で展開する関通（大阪府東大阪市、達城久裕社長）は兵庫県尼崎市にある関西本社１階に自社開発のＩＴロボットマテハンなどを紹介するショールームをこのほど開設した。1986年にトラック１台でスタートした同社の36年間の歴史を伝えるとともに、外販事業として注力する「ＩＴオートメーション事業」を紹介する。自社開発の倉庫管理システム「クラウドトーマス」や…

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