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【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

日本で培った技術を海外展開の糧に
大森機械工業
大森 利夫社長

 大森機械工業は自社が持つ各機能の充実を図り、グローバル戦略を推進し、社員にはより働きやすい会社づくりを目指している。それこそが、売上げ目標を毎年クリアする原動力となっている。新拠点「さくら工房」も順調稼働。日本包装機械工業会の会長を務める大森利夫社長に、業界の今後も含めて語ってもらった。

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食品工場訪問記

伸長するパッケージサラダの基幹工場
サラダクラブ
五霞工場(上)

 パックしたカット野菜(パッケージサラダ)を購入する人が増えている。キユーピーグループのサラダクラブは、その生産量の国内最大シェアを占める。鮮度の高い野菜の調達と加工は創業時から続いているが、そのレベルをより高い水準まで引き上げている。五霞工場は同社最大の生産量を誇る。

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ニュースフラッシュ

中小向け生産管理パッケージ、インフォマートと連携

 ローゼック(東京都台東区)はインフォマートが提供する「BtoB プラットフォーム」と、企業の売上処理や請求業務の生産性を向上させるため、システム連携を開始した。中小規模の食品メーカーの業務を改善し、事務負担の軽減につなげる。

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農業の新規参入と生産管理セミナー

 ローゼックは食品メーカー向けの経営革新セミナーを1月28日東京、2月4日大阪、同9日福岡で開催する。食品メーカーによる農業への新規参入や生産管理をテーマに講演する。

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【年頭所感】
絶えず技術革新進める
日本食品機械工業会
林 孝司会長

 我が国の食品機械の販売額は機種によって異なるものの、全体では前年を若干上回る見込みだが、企業経営に関しては多くの会員が厳しい見解を持っている。

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【年頭所感】
「モノづくり」精神でユーザーの課題解決を
日本製パン製菓機械工業会
増田 文治理事長

 当会は急速に拡大するアジア市場の成長取り込みを図るため、4月にシンガポール・エキスポで開催されるFHA2016(Food & Hotel Asia)に共同出展する。

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【年頭所感】
“Made in Japan”の優秀な製品を海外へ
日本包装機械工業会
大森 利夫会長

 世界のユーザーは“Made in Japan”の優秀な製品とサービスを求めている。包装機械メーカーは積極的に海外に出て情報を収集し、国内からは新製品・新技術情報を全世界のユーザーに向けて発信し、

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【年頭所感】
包装の高度化、多様化、グローバル化の適切な対応を
日本包装技術協会
浅野 茂太郎会長

 包装産業は近未来を見据え、今までに構築してきた技術力や幅広い知見を生かし、一層の高度化、多様化、グローバル化に適切に対応することが求められている。

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【年頭所感】
厨房から日本の食文化支える
日本厨房工業会
渡辺 恵一会長

 当工業会は引き続き、厨房設備士の資格認定制度、業務用厨房設備機器基準の機器認定、厨房設備機器展の開催、「月刊厨房」の発刊――の4つの主要事業を中心に活動する。

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NEWS headline

【新年特集】
技術は嘘をつかない――
 「モノづくり」を誇りに、食品機械メーカー

 昨年、民放連ドラで視聴率ナンバーワンを快走したTBS系の「下町ロケット」。ロケットエンジンの部品や心臓の人工弁など高度な技術が必要な製品に挑む、下町の中小企業が主役だった。その余波は食品機械メーカーにも及んでいる。「モノづくり」への誇りを刺激され、思い描く奇跡のストーリーを実現しようと奮闘する企業を取材した。

自社でIoT構築、食品工場の課題解決へ
ケイズベルテック

 ワイヤーベルトの専門メーカー、ケイズベルテックはIT会社を1月グループ化し、これに合わせて本社に制御ITシステム事業部を設置する。機械や電気制御、ITを融合させたIoT(Internet of Things=モノのインターネット)を自社内で構築し、食品工場向けに提案する。業容拡大を見越して本社の隣接地に土地を取得、第2工場を建設する。パラレルリンクロボットの開発にも着手している。

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人手不足に一石を投じる、実績豊富な計量機
グランパックス

 食品工場は人手不足が深刻化している。しかし計量や袋入れを手詰めで作業している工場が少なくない。それだけ更新の余地がある工程でもある。グランパックスの自動計量供給機は付着性食品の計量に強い。2015年、新規の納入が相次いだ。

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期待と可能性尽きない食品機械
日本食品機械工業会 鈴木 芳雄専務理事

 食品機械業界の2015年の販売額は前年比2%程度の増加の見込み。ユーザーの投資意欲は回復傾向。「今回は数%増になるかも」と期待していただけに、鈴木芳雄専務理事は伸び率の低さを残念がる。しかし、「今後も期待は持てる」とも。人材育成、ロボとの共存、海外進出――食品機械業界のトピックスは尽きないが、日本食品機械工業会はどう向き合うのか。

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有力食品機械メーカーのトップ座談会 (上)

 揚げ物、冷凍麺、冷凍米飯など、今ではどこにでも見られるような冷凍食品は、急速凍結やバラ凍結などの進歩と共に世に生まれてきた。今も自然解凍や、本格的な炒飯など、新たな需要が技術の進歩と共に生まれている。新年にあたり、今求められている食品機械と、これからの進歩の方向性について、食品機械メーカーのトップに忌憚なく語ってもらった。

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ニュースフラッシュ

14年度低温食品物流市場、3.8%増1兆3600万円

 2014年度の低温食品物流市場規模は前年度比3.8%増の1兆3600億円と推計される。矢野経済研究所が低温食品物流に関する調査結果をこのほどまとめ、明らかにした。国内の貨物輸送需要は長期的に人口減少の進展により頭打ち傾向が想定されるものの、現時点で低温食品物流の市場規模は拡大傾向にあるという。

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今後も拡大傾向で推移、17年度1兆5500億円と予測

 低温食品物流市場の今後は、主にアジア圏を中心に海外需要がさらに拡大すると期待できることから、当面は拡大傾向で推移するものと推測している。15年度は1兆4100億円の見込み、16年度は1兆4600億円、17年度は1兆5500億円と予測した。

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グループ冷蔵倉庫の最新モデル、随所に“初”づくし
マルハニチロ物流 川崎第三物流センター

 マルハニチロ物流が14年2月に竣工した川崎第三物流センター(川崎市川崎区東扇島)は「当初の計画よりも荷受け量は上昇。忙しい日が続いています」(鈴木博之所長)と順調なスタートを切っている。同社最新の物流拠点とあって、随所に“初”の試みがみられる。最先端の技術が結集する、この“川崎第三”にグループはもちろん、同業他社も注目。同社冷蔵倉庫の最新モデルと位置づけている。

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新規荷主開拓続く、センター増設へ
武蔵野ロジスティクス 埼玉物流センター

 武蔵野ロジスティクス(埼玉県三芳町)は本社を兼ねる埼玉物流センターの増築工事を進めている。新規荷主の取り込みで倉庫スペースが足りなくなったため、その対応が必要となっていた。冷凍スペースは既存の2.8倍、チルド施設は1.6倍にそれぞれ拡張する。

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加工場で商品の最終仕上げ、ニーズ高まる
辻野 船橋物流センター

 全国5カ所に物流センターを有する辻野(千葉県銚子市)。船橋物流センターは豊海物流センターに次いで2番目に歴史のある拠点であり、都心へのアクセスが良い船橋冷蔵倉庫団地内という地の利を活かし、外部からの商品の集荷、保管、流通加工、配送代行が主な柱である。収容能力は1万7000tとグループで最大規模。同社の基幹拠点の1つとして成長を続けてきた。

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“氷温”駆使する、無二の冷蔵倉庫
厚生冷蔵

 厚生冷蔵(千葉県船橋市)は千葉県を拠点に水産加工や水産卸小売業、製氷業を営む厚生水産(同)のグループ会社。親会社の厚生水産でも、直轄の冷蔵倉庫を千葉県内に複数所有しているが、機能は製氷とその保管がメイン。これに対し、同社は船橋冷蔵倉庫団地内(船橋市浜町)という地の利を活かし、外部からの原料、商品の保管を専業としている。

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茨城県に3温度帯の大型センター開設
国分茨城総合センター

 国分は茨城県石岡市に大型3温度帯汎用センターである「国分茨城総合センター」を昨年9月開設した。「北関東エリアの物流の中核をなすだろう」。国分関係者の多くがそう口を揃え、同センターの機能に期待を込めている。

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カット野菜の機能持つ冷蔵倉庫へ
埼玉フーズ コールドセンター

 カット野菜を製造する埼玉フーズ(埼玉県川越市)は川越市東部にある既存の冷蔵冷凍倉庫を14年10月取得、営業を開始している。また、施設の一部を改修し、加工場への組み換えも進めており、今年春の操業をめざしている。本社工場と合わせ、生産能力は最大で従来の倍増となり、カット野菜の需要増に応じる。

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