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＜新サービス＞
飲料充てん機も従量課金の時代、所有コストの負担軽減
食品加工機や紙容器充てん包装システムの大手サプライヤー、日本テトラパックとリース大手の芙蓉総合リースは飲料充てん機に関する包括的なサービス提供を目的に、このほど戦略的パートナシップ契約を締結した。第１号案件としてエア・ウォーターの子会社、ゴールドパック（東京都品川区）に「Capacity as a Service（CaaS）モデル」の提供を開始した。テトラパックと芙蓉リースの契約期間は10年間。飲料業界における生産効率の向上、省人化、総所有コストの最適化に貢献する。
≫続きを読む＜特許技術＞
冷凍まぐろたたき製法が発明奨励賞、官能特性を数値化
マルハニチロは中央研究所の研究員らが発明した「まぐろたたき及びその製造方法」が（公社）発明協会の地方発明賞の１つ「2024年度 関東地方発明表彰」で発明奨励賞をこのほど受賞したと発表した。冷凍まぐろたたきの見た目と食感を向上させるための製造方法を確立し、安定供給を可能にしたことが高く評価された。消費者は食品を購入する際、一般的に色を見て品質を判断する傾向が強い。しかし、冷凍まぐろたたきは解凍後に時間が経つと退色が起こりやすく…
≫続きを読む＜陸上養殖＞
静岡に大型プラント竣工、シロアシエビを生産
NTTグリーン＆フード（東京都千代田区、久住嘉和社長）の磐田プラント（静岡県磐田市）がこのほど竣工した。国産のシロアシエビを年間110ｔ生産する国内最大級の陸上養殖プラント。同社と静岡県磐田市、NTT西日本で陸上養殖に関する連携協定を昨年10月に締結し、建設を進めていた。エビの陸上養殖を通じて地域活性化をめざす。竣工式で久住社長は「磐田プラントでは今後様々な問題点が出てくるかもしれないが、社員一丸となって事業を進めていく」と挨拶した。
≫続きを読む＜物流最前線＞
冷蔵倉庫の設備規模、業界３位に躍進
物流不動産デベロッパーの日本GLPは冷凍冷蔵物流施設に関するメディア懇談会を東京本社でこのほど開いた。開発の加速により今年、業界３位（ニチレイロジグループ、横浜冷凍に次ぐ）に相当する冷凍倉庫設備能力となったと明らかにした。駒俊志営業開発部チームリーダー・ヴァイスプレジデント、松脇隆常務執行役員営業開発部長、伊藤晋営業開発部シニアマネージャーが会見に臨んだ。駒ヴァイスプレジデントは冷凍冷蔵物流施設の実績と展望を概要次のように説明した。「冷凍冷蔵専用または冷凍冷蔵区画がある当社物件数は…
≫続きを読む＜日刊速報冷食タイムス＞
キユーピー、月見商戦がタマゴ需要を押し上げ
キユーピーのフードサービス（ＦＳ）部門が担当する業務用カテゴリーの前11月期業績は12〜８月で売上高が前年比3.1 ％ 増、営業利益313.6％ 増と大きく伸長した。第４四半期も好調に推移しており、通期でも同様の伸び率で着地する見込みという。
≫続きを読む＜日刊速報水産タイムス＞
JR西、大阪産「ふぐの神」販売開始
JR西日本イノベーションズ（大阪市、川本亮社長）は、JR西日本グループの認証ブランド「PROFISH（プレミアムオーガニックフィッシュ）」の新魚種として、昨年12月に資本業務提携を結んだ陸水（大阪府堺市、奈須悠記社長）と共同開発した大阪産陸上養殖トラフグ「ふぐの神」の販売を開始する。
≫続きを読む＜新素材＞
貝殻再利用材からヘルメット、CO2排出量を大幅削減
甲子化学工業(大阪市、南原在夏社長)は廃棄される貝殻を再利用した日本初の新素材「SHELLTEC（シェルテック）」をこのほど東京都内で開催された「エコプロ2024」で展示公開した。「SHELLTEC」は年間20万ｔ近く捨てられるホタテ貝殻と廃棄プラスチック、コンクリートなどを組み合わせて製造。新品のプラスチックを100％利用する場合と比較して最大36％のＣＯ２を削減し、曲げ強度も約33％向上した。石灰岩由来のエコプラスチックに比べても、最大20％のＣＯ２削減が期待できる。
≫続きを読む＜新組織＞
食品廃棄ロスゼロ協議会が発足、フクシマガリレイ等が参画
国内の食品ロスゼロの実現に向け、最先端の技術を持つスタートアップや大手企業など約30社が結集し「食品ロスゼロテクノロジー協議会」をこのほど発足した。廃棄食料の再分配によるロス削減の仕組みづくり、廃棄禁止法や寄付の義務化といった制度の整備などについて政策提言する。加盟企業を来年の大阪万博開催までに100社に増やすことをめざす。発足時の参加企業にはフクシマガリレイ、オカムラ、富士電機サンデン・リテールシステムなどの冷凍冷蔵ケースメーカー…
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