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【株式会社水産タイムズ社】　TEL:03-3456-1414

食品工場訪問記

植物肉原料に大手が注目、国内市場で存在感増す
DAIZ�蝓“�芽・植物肉工場（熊本市）

　発芽大豆や発芽えんどう豆由来の植物肉原料「ミラクルミート」を開発・製造するＤＡＩＺ（熊本市、河野淳子社長）はニチレイフーズや味の素、日清製粉グループ本社といった食品メーカー大手と資本業務提携するなど、2015年創業のフードテックベンチャー企業ながら植物肉の原料供給メーカーとして国内市場で存在感を高めている。

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お知らせ

｢2025年版 冷凍食品業界要覧｣予約特価で受付中

　水産タイムズ社は「2025年版 冷凍食品業界要覧」（Ｂ５判）を12月15日に発刊します。創刊52年目になる冷食業界人必携のデータ集です。このたび定価１万3200円（税込・送料無料）のところ、事前予約申込み特典として１万2100円（同）で販売します。予約締切は12月１日（必着）。冷凍食品関連企業1000社の会社概要から取扱品目、ブランド、連絡窓口までを記載。工場の所在地や工場長名、生産品目も記載しており、売り込みやＤＭ発送に役立ちます。お申し込みは水産タイムズ社のホームページからお願いします。

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ニュースフラッシュ

冷凍寿司に米国人が驚きの声、約3000個が品切れに

　特殊冷凍事業を展開するデイブレイク（東京都品川区、木下昌之社長）は米国ロサンゼルスとニューヨークでこのほど開催された「2024 JAPANESE FOOD EXPO」（日本食文化振興協会主催）に出展し、サーモンの冷凍手毬寿司を解凍して試食提供した。ロサンゼルスで1000個、ニューヨークでは2000個を振る舞ったが、約３時間で品切れになるほど盛況だった。来場者からは「冷凍だとは思えないおいしさ」…

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ベトナム出身16名が特定技能2号、永続就労が可能に

　イートアンドフーズは関東工場・関西工場で働くベトナム出身の特定技能外国人16名が、グループ初となる在留資格「特定技能２号」を取得したとこのほど公表した。更新回数に制限がなく、永続的な居住と就労、家族の帯同が可能になった。今年10月の「飲食料製造業」分野における第２回特定技能２号技能測定試験は受験者数1463名中、合格率が約55％だったという。イートアンドグループからは18名が受験し…

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食品包装専門サイトがクラフト紙容器の無料セミナー

　食品包装資材商社の折兼（名古屋市、伊藤崇雄社長）は食品包装専門の情報サイト「パックタイムス」で第１回無料ＷＥＢセミナーを11月28日午後４時半〜５時15分開催する。テーマは「国産クラフト紙シリーズを深堀り！」。東洋製罐グループ企業で紙・プラスチックのコップを中心に製造販売する東罐興業（東京都品川区）の社員が国産クラフト紙容器シリーズを紹介する。

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鶏糞由来のバイオマス発電所、発電の仕組みを生中継

　パルシステム東京（東京都新宿区、松野玲子理事長）はバイオマス発電所の内部を中継で紹介するオンラインイベントを12月７日午後２時〜３時45分開催する。岩手と山形で鶏や牛の排せつ物などから電気をつくり出している事業者らとリアルタイムで交流する。発電の様子を生中継するのは�蟒淑源�チキンカンパニー（岩手県二戸市、十文字保雄社長）と東北おひさま発電�蝓併碍糎�長井市、後藤博信代表）。

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生産現場に潜む７つのムダ、プロが改善策を伝授

　「食品工場改善入門 集大成〜金をかけずにすぐできる！〜」（小杉直輝著）が水産タイムズ社から好評販売中です。著者は製造現場には７つのムダがあると指摘します。ムダの見つけ方からお金をかけないコストダウンの手法、屋台生産方式まで改善の実を上げるためのポイントを写真や図解を多用して解説しています。コロナ禍で人手不足感が急速に高まっている今、現場改善の虎の巻としてご活用ください。※「続きを読む」からお申込みができます。

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NEWS headline

「SIALパリ視察ツアー」ルポ（下）
品質、品位の高さで存在感際立つ日本企業

　世界最大級の食品見本市SIALパリではジェトロ（日本貿易振興機構）が設置した「ジャパンパビリオン」に日本の81社・団体が参加した。紀文食品は健康志向に合わせてかにかまやかまぼこ、おでん種、糖質ゼロ麺などを出品した。欧州では日本製の「Wasabi（わさび）」の人気が広がっており、田丸屋本店（静岡県）は本わさびやわさび漬けのほか、わさび塩、わさびドレッシングなどの加工品をアピールした。「Wasabi」や「Matcha（抹茶）」と同様、日本産品を代表する「Yuzu（ゆず）」も人気が高まっており、欧州ではゆずを料理に使うレストランが増えている。

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食肉処理ロボットの技術が実を結ぶ
DASシリーズ出荷、累計3000台を突破

　前川製作所は自動化ロボット事業を大きく伸ばしている。人手不足などを背景に自動脱骨・除骨ロボットの「DAS」シリーズの出荷が今年７月時点で累計3000台を突破した。鶏や豚など個体差がある肉の中から見えない骨を取り出す作業の自動化は難易度が高いが、同社は冷凍機メーカーでありながら30年以上前から自動化の技術開発に着手してノウハウを蓄積してきた。ＤＡＳシリーズ第１弾は1994年に開発した鶏もも肉の脱骨装置「トリダス」。その後、豚もも肉除骨装置「ＨＡＭＤＡＳ」(ハムダス)や豚肩肉除骨装置「ＷＡＮＤＡＳ」(ワンダス)等全８シリーズを展開するまで処理対象の幅を広げている。

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お知らせ

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今週のトピックス

＜フードテック展�　�
深刻化する人手不足が背景、液体供給装置に高い関心

　食品工場の自動化・省力化からフードロス対策、食品衛生までを網羅した「第５回フードテックジャパン東京」が千葉市の幕張メッセでこのほど開催された。今年は深刻な人手不足の影響を反映してか、これまで以上に省人化や作業負担の軽減、作業の効率化に直結する機器・サービスに注目が集まった。ＡＸＩＳ（東京都日野市）は高粘度・添加物などの液体を正確に計量し、供給する自動装置「イーブル」を出品した。大型タンクに入った水や調味液、液卵などの小分け計量、充てんの作業負担を軽減し…

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＜フードテック展�◆�
食品の自主検査、工場導入を総合支援

　フクシマガリレイは「食品微生物検査室」のトータルプランニングを提案した。同社によると、これまで外部の検査機関に依頼していた食品工場が新設や改修の際に自主検査に切り替えるケースが増えているという。一方で、検査室を設置するにはどのような検査機器をどこに置けばいいのか、検査方法はどうすればいいのかといったノウハウが必要になるが、多くの建設会社はノウハウを持ち合わせていない。フクシマガリレイは検査室の導入から運営まで支援する専門のＦＭＳ事業部を持ち…

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＜フードテック展��＞
マイクロ波加熱 カップ麺の油揚げ、おかきに用途広がる

　ミクロ電子（埼玉県川越市）はマイクロ波加熱装置を出品し、食品の加熱や乾燥、焙煎、膨化、殺菌などあらゆる工程に活用できることをアピールした。同社は創業50年を超える産業用マイクロ波加熱装置の専業メーカー。自動車のタイヤなど工業製品が主力分野だが、食品分野でも大手企業に採用実績がある。特に近年はＣＯ２排出量削減の観点から様々な食品に用途が広がっている。マイクロ波は食品に直接照射して内部から加熱することに特長があり、周囲から温める一般的な加熱に比べてエネルギーロスが少なく、加熱スピードも速い。

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＜設備投資�　�
ヤマキの製品自動倉庫が竣工、3000超パレット収納

　かつお節、めんつゆのヤマキ（愛媛県伊予市、城戸善浩社長）が群馬事業所（群馬県みなかみ町）に建設していた製品自動倉庫がこのほど竣工した。東日本の生産拠点として物流の最適化を図り、構造強化と生産性向上をめざす。同倉庫は�。啾�(鉄骨構造)で強度と耐久性に優れ、地震の影響を受けにくい、��10段ラック自動入出庫仕様、�Ａ輕膺�3096パレット収納、�ち匕貌皺硬抓道覽’修伴�動吸排気装置を完備――の４点が特徴。群馬事業所は東日本の生産拠点として2010年に建設し…

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＜設備投資�◆�
タイに8棟目の冷蔵倉庫、収容能力はグループ最大級

　横浜冷凍はタイヨコレイ４拠点８棟目の冷蔵倉庫「スワンナプーム物流センター」（仮称）をタイ王国サムットプラカーン県のアジア工業団地内に新設する。収容能力３万5676ｔで同社グループ最大級となる。12月着工、2027年春竣工予定。鉄筋コンクリート造２階建て（冷蔵倉庫１階）。収容パレット１万7717。高効率省エネ型自然冷媒冷却装置、陽圧空調システム、自動ラック､移動棚、固定棚、太陽光発電システム、自動ラック停電対策、オフィス停電対策などを設備する。

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＜日刊速報冷食タイムス＞
パン粉メーカー、年明けから値上げ要請へ

　全国パン粉工業協同組合連合会の小澤幸市理事長（富士パン粉工業社長）は会見をこのほど開き、パン粉価格について11月までにまとめた会員の意見を基に「年内は据え置くが、来年１〜２月から値上げしたいというのが当組合の会員の大多数の考え」と明らかにした。

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＜日刊速報水産タイムス＞
人気YouTubeチャンネルで鯨肉ＰＲ

　共同船舶（東京都港区）の所英樹社長は料理人の道場六三郎氏が斬新で簡単なおいしい家庭料理のコツを教えるYouTubeチャンネル「鉄人の台所」にゲストとして出演する。動画は12月15日に公開される。「鉄人の台所」は登録者数が20万人を超える人気チャンネルで…

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＜環境配慮＞
冷凍冷蔵のEV配送車を導入、CO２排出量20％削減

　ＳＧホールディングスグループで低温物流を担うＣ＆Ｆロジホールディングスの傘下事業会社、名糖運輸は冷凍冷蔵輸送用ＢＥＶ（バッテリー式電気）トラックを１台、初めて導入した。同社西東京物流センターに配備し今月から運用を開始した。１日65km運行で、同格のディーゼルトラックに比べ年間ＣＯ２排出量を21％削減できると試算している。このほど納車式を執り行った。導入車両のシャーシはいすゞ自動車のＥＬＦ―Ｅ Ｖワイドキャブ（最大積載量３ｔ）…

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＜新サービス＞
冷食の新たな活用法、旅先での食不安を解消

　アパートメントホテル「MIMARU」を運営する�螢灰好皀好曠謄襯泪優献瓮鵐�は、京セラが運営する食物アレルギー対応サービス「matoil（マトイル）」を通じ、食物アレルギーやグルテンフリーに対応した食事を宿泊客に提供するサービスをこのほどスタートした。MIMARUは全客室にキッチンを備えているため、マトイルの冷凍した食事を湯せん調理してもらうことで、旅行中の食に対する不安を解消する。自身や家族に食物アレルギーがあると、レストランやコンビニが気軽に利用できない。

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