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＜FOOMA2023特集� �
業界最小クラス、アルミ包装対応の金属検出機
表面処理・鋳造装置メーカー大手の新東工業（名古屋市、永井淳社長）はアルミ包材の影響が受けにくい、業界最小クラスの金属検出機「Tecnoeye（テクノアイ）」を「ＦＯＯＭＡ ＪＡＰＡＮ2023」に出品する。金属異物の磁性（磁気を帯びた状態）を増幅する磁化機能と検出機能を一体化した独自開発の「磁気バイアス型磁力線検出方式」を搭載した。検出ヘッド内部に永久磁石で磁場をつくり、鉄やステンレスなどの異物（磁性金属）が通過した時の磁力線の変化を感知して瞬時に検出する。
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AI搭載のＸ線選別機を初披露、内部不良を検知
世界大手の光学選別機メーカー、トムラ（本社ノルウェー・オスロ市）の日本法人、トムラソーティングフード事業部（さいたま市、河口昌伸社長）は「ＦＯＯＭＡ ＪＡＰＡＮ2023」に出展する。国内の展示会では初めてホログラムを使用し、３Ｄによる動画で食品選別デモンストレーションを紹介する。新製品のＡＩ機能付きベルト式Ｘ線選別機の「ＴＯＭＲＡ５Ｘ」はＡＩ機能を使って内部の不良を検知する。たとえば殻付きナッツから水分値が低かったり、虫食いがあったりする不良品を除去し、良品の歩留まり量を増やして廃棄されないようにする。
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最新の映像解析技術で商品の取り出しを認識
「ChatGPT」に代表される生成ＡＩに世界中で注目が集まる中、日本最大の「ＡＩ・人工知能ＥＸＰＯ」がこのほど都内で開催された。生成ＡＩを組み込んだチャットボットなどが早速登場する一方で、ＡＩ外観検査や映像解析技術をアピールする企業ブースにも来場者が多く訪れていた。キヤノンＩＴソリューションズ（東京都港区、金澤明社長）は最新のＡＩ映像解析技術を使った商品認識プラットフォーム「StoreMotion」を出品した。ショーケースの上部に設置したネットワークカメラの映像から客が商品を手に取ったり、棚に戻したりする動作をリアルタイムで認識するほか、手に取った商品が何かを高精度に識別する。
＜ＡＩ最前線�◆�
AIが不良品画像を生成、教師用データ不足を解消
ＡＩスタートアップの��RUTILEA（＝ルテリア、京都市）は「ＡＩ・人工知能ＥＸＰＯ」に出展し、新開発の不良品画像生成ＡＩサービスをアピールした。ディープラーニングを使った「深層生成モデル」を活用し、10枚程度の良品／不良品画像データからＡＩが大量の良品／不良品画像を生成する。食品分野にも活用できる。現在ブームが起きている画像生成ＡＩのベース技術となる「拡散モデル」によって高解像度の画像が生成できることが大きな特長で、これまで外観検査の自動化・高度化でボトルネックとされてきた教師用データ（不良品画像）不足の解消が期待できる。
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高速のAI外観検査を実現、良品学習がカギ
外観検査システム開発の�螢�ービット（京都市）は「ＡＩ・人工知能ＥＸＰＯ」にＡＩ外観検査装置「ガラミちゃん」を出品し、アーモンドを使った高速検査の実演を行った。ガラス製の円盤上を流れるアーモンドを上部（表面）と下部（裏面）の２面から撮影し、「良品（＝皮がめくれていない）とほぼ同じかどうか」（同社）を検査した。同社は統計処理を利用した「良品とほぼ同じなら良品」とする検査技術に特徴があり、外観検査の自動化の価値は「目」よりも「手」（ハンドリング）の速度に比例すると言い切る。
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マルハニチロ、統合初の売上高１兆円
マルハニチロ（東京都江東区、池見賢社長）の2023年３月期は魚価の上昇や加工食品の価格改定を受け、売上高が07年の経営統合以来、初めて１兆円を超えた。※この記事は無料試読できます。
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ニッスイ、海外含む冷食売上げ2000億円に
ニッスイの前３月期の国内（ニッスイ個別）冷凍食品売上げは家庭用調理冷食5.6％増388億円、業務用調理冷食14.0％増501億円、農産冷食9.1％増107億円。価格改定の影響もありいずれも大きく伸長した。※この記事は無料試読できます。
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自然冷媒採用を加速、冷凍冷蔵庫68機種を一斉発売
ホシザキは自然冷媒（イソブタン、プロパン）を採用した業務用冷蔵庫44機種、冷凍庫24機種の計68機種を５月下旬から販売する。従来の代替フロン（R134a）に比べて地球温暖化係数（GWP）は、R134aが1430なのに対してイソブタン、プロパンともに３ときわめて低く、環境負荷低減に大きく貢献する。付加価値の高い製品だが、外食店などユーザーが手を出しやすい価格とするための研究を進め、標準価格を代替フロンモデルの105％に抑えた。
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世界初、小型トレーラーに自立発電型の冷蔵設備
小型保冷設備の販売・レンタルを手がけるコールドストレージ・ジャパン��（神戸市、後藤大悟社長）と新規事業をコンサル支援する��PoCTECH（東京都目黒区、青澤さおり代表）は、普通乗用車でもけん引が可能な小型の冷蔵・冷凍トレーラーに太陽光発電装置を搭載し、自立型ゼロ・エネルギーの小型コールドストレージ（保冷設備）の稼働に世界で初めて成功したと発表した。「COLD STORAGEBOX Portable」として製品化し、受注を開始した。ソーラーパネルは角度が変更できるようにして搭載し、600Wの定格出力を可能にする。
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