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【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

【タイ現地リポート】
トラック架装の受注好調、年間1100台めざす
フルハーフマハジャック 最所英巳社長

 日本フルハーフの子会社、フルハーフマハジャック(タイ国バンコク)は、コロナ禍で受注が一時期減ったが、昨年1〜12月の実績はコロナ前を上回る920台まで回復した。ユーザーの9割は現地企業。同社工場は生産余力がまだあり、月産100台は可能。今年は受注1100台をめざす。

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ニュースフラッシュ

東京食品機械、7月に社名変更

 東京食品機械(東京都中央区、大沼謙一郎社長)は社名をムルチバック・ジャパン株式会社に7月1日変更する。社名変更に伴い、本社も〒104-0061、東京都中央区銀座5−9−8(クロス銀座ビル5F)へ移転する。

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車両3500台に動態管理サービス、24年問題に対応

 三菱食品Hacobu(=ハコブ、佐々木太郎社長)が提供する動態管理サービス「MOVOFleet(ムーボ・フリート)」を全国3500台のトラックに導入、輸配送データを独自に活用して車両積載率の向上や配送効率の最適化などに向けた取り組みを開始する。Hacobuはデータを活用し、企業や自治体の物流DXを支援している会社。動態管理サービス「MOVO Fleet」は物流領域に特化したテレマティクスサービスで…

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対話型AIを独自開発、グループ社員向けに公開

 日清食品ホールディングスは日本マイクロソフトが提供するAzure OpenAI Serviceと、業務の効率化をサポートするMicrosoft Power Platformを活用して独自開発した対話型AI「NISSIN-GPT」をグループの国内事業会社に所属する社員約3600人向けにこのほど公開した。社員が最新のAI技術を活用し、業務生産性の向上と創造的な活動に注力できるようにする。NISSIN-GPT」は入力した情報がAIの学習に利用されず…

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東京都がフードテックを公募、事業系食品ロス削減へ

 東京都は先進のフードテックを持つスタートアップ企業などと連携しながら事業系食品ロス削減を推進する共同事業の公募を9日開始した。対象はフードテックを活用することで、フードサプライチェーン全体を最適化し、ロス削減を実現する先進技術。

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日本の食調査、訪日外国人に不動の人気は「寿司」

 農林中央金庫はこの10年以内に日本に滞在したことがある世界5カ国の外国人を対象に、日本の「食」に対する意識と実態を調査し、このほど結果を公表した。調査からは、あらゆる設問で「寿司」が1位を獲得し、外国人にも不動の人気だということがわかった。調査対象は米国、英国、仏国、中国、韓国の男女1200人。滞在時に食べた日本料理は「寿司」(68.3%)が突出して多く…

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ファンデリー、黒字予想が一転、戦略立て直しへ

 冷凍の健康食宅配サービス「ミールタイム」や国産食材100%使用にこだわった冷凍惣菜のネット通販ブランド「旬をすぐに」を展開するファンデリー(東京都北区、阿部公祐社長)の3月期決算は、売上高が前期比10%減の28億1000万円、営業損失が2億8500万円(前期1億7700万円の損失)、経常損失が2億8400万円(前期1億5800万円の損失)…

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生産現場を改善する近道は「無駄の見える化」

 「食品工場改善入門 集大成〜金をかけずにすぐできる!〜」(小杉直輝著)が水産タイムズ社から好評販売中です。最新事例を次々と取り上げながら作業現場のムダを顕在化し、改善してみせる――。しかも写真や図面を多用して誰にでもわかりやすく解説するのが「小杉流」の身上です。※「続きを読む」からお申込みができます。

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NEWS headline

食品工場を悩ます油水分離、低コストで高効率処理
味の素冷凍食品が導入

 水処理プラントメーカー大手の水ing(東京都港区)の連結子会社、水ingエンジニアリング(同、池口学社長)は高効率油水分離装置「YBプロセス」を2019年に開発しているが、パンデミックが落ち着いたことで食品工場向けに本格的に提案を開始し、1号機を乳製品工場に納品した。さらに昨年は味の素冷凍食品九州工場(佐賀市)に採用された。水産大手のグループ企業も導入を検討しているという。

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給食の受注管理ソフト、食品卸向けに開発

 システム開発のカイテクノロジー(東京都新宿区、勝屋嘉恭社長CEO)は病院や高齢者施設、保育園などに累計1万5000件以上の導入事績を持つ栄養・給食管理ソフト「Mr.献ダテマン」シリーズから食品卸会社向けに新商品を近く発売する。施設や給食会社と食品卸の間で受発注・在庫管理データを連携させ、オンライン上でシームレスに受発注できるようにする。マッチング機能も搭載する予定で、施設側の仕入先の選択肢を広げるとともに…

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今週のトピックス

<DXソリューション>
製造現場のトラブルを迅速解決へ
工程間の情報連携がカギ

 電子計測器・食品検査機メーカー大手のアンリツ(神奈川県厚木市、濱田宏一社長)は産業用DXソリューション「AccelVision」をこのほど販売開始した。食品製造の現場データや映像をリアルタイムで一元的に可視化し、製造現場と管理者の速やかな双方向コミュニケーションを可能にする。トラブルなどが発生した際の現場の正確な現状把握と迅速で的確な対応指示につなげることができる。製造現場では生産設備からデータを収集して最適化を図っているが…

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<ノンフロン冷凍機>
CO2冷凍機に冷媒量調整タンク付き新登場

 パナソニックはCO2冷媒採用ノンフロン冷凍機のラインナップを拡充し、冷媒量調整タンク付き20馬力、30馬力、40馬力の3機種の受注をこのほど開始した。ノンフロン冷凍機の需要が拡大している低温物流倉庫や食品工場向けに提案する。低温物流倉庫や食品工場には様々な種類の冷却設備があり、冷凍ショーケースやプレハブ庫に比べて大型のエバポレーター(蒸発器)に接続することになる。安定して冷却させるためには…

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<設備投資>
食品添加物の新工場建設、生産能力を増強

 繊維製品メーカーのシキボウ(大阪市、尻家正博社長)は連結子会社で化成品事業(食品添加物製造)を手がけるシキボウ堺(大阪府堺市)に新工場を建設すると発表した。食品用増粘安定剤のブレンド(粉体の混合)製品の生産能力を増強するほか、工場内部を国内有数の高いクリーン度を備えた設計にし、品質向上を実現する。設備投資額は約37億円。操業開始は2025年1月を予定している。新工場は最新設備を2ライン導入し…

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<日刊速報水産タイムス>
海外先行の「Sea Salad」、国内も販売開始

 一正蒲鉾(新潟市、野崎正博社長)は海外向けに先行発売していたカニかま「Sea Salad(シーサラダ)」の国内発売を1日開始した。「Sea Salad」は常温で10ヶ月保存可能なうえに、ほぐれやすくジューシーなおいしさが特徴のカニかま。カニかまトップシェアメーカーとして長年培ってきた製造技術で保存性と風味を両立した。

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<日刊速報冷食タイムス>
新中計策定「惣菜の取り組み深化」

 伊藤忠食品は2026年3月期を最終年度とする中期経営計画「 Transform 2025 〜創造と循環〜」を策定し、このほど公表した。新中計でめざす姿を「食を中心とする領域での共有価値の創造と循環〜社会的価値と経済的価値の両立」と掲げた。

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<フードサイクル>
野菜の端材由来パウダー、商品名は「ぐるりこ」

 フードテックベンチャーのASTRA FOOD PLAN(埼玉県富士見市、加納千裕社長)は自社開発した食品の乾燥・殺菌装置「過熱蒸煎機」で製造する食品パウダーの名称を「ぐるりこ」と命名し、このほど商標出願した。ネーミングは同社が循環型のフードサイクル実現をめざしていることに加え、製造工程で原料が装置内をぐるぐると回転する様子をイメージした「ぐるり」の言葉に、Collaborate、Cooperation、粉の「こ」を組み合わせたという。

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<冷凍自販機>
「ど冷えもん」アプリに新機能、人気商品がひと目でわかる

 冷凍食品専用の自動販売機「ど冷えもん」で知られるサンデン・リテールシステム(東京都墨田区、森益哉社長)は全シリーズに対応したスマホ向け検索アプリ「ど冷えもんGO」に新たな機能を追加した。「ど冷えもん」で販売している商品の中から各都道府県で人気の高いものを日々(デイリー)、週間、月間で上位10位までをアプリ上に表示する。さらに、商品だけでなく…

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