食品・食品工場・食品機械のフードエンジニアリングニュース/FEN

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【株式会社水産タイムズ社】　TEL:03-3456-1414

音声指示機導入で物流生産性と在庫の精度が高まった　　　　　バリス・ロジスティクス社　エド・クラプカ氏

　米国の低温物流企業、バリス・ロジスティクス社は同国東部で冷凍・冷蔵倉庫を17拠点所有し、国際冷蔵運輸協会（ＩＲＴＡ）の全米ランク７位に位置する。メーカーと小売業をつなぐ卸売業としても活躍する。荷役作業現場に５年前から、音声指示に基づきピッキング作業を行なうシステム（ヴォコレクト製）を導入。その結果、生産性、在庫精度の向上で大きな成果をあげたという。

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「ゼリーは今後の成長分野」　独自の選別装置を開発　マルハニチロ食品・下関工場㊦

　フルーツゼリー、ねり製品、フリーズドライ製品を生産するマルハニチロ食品下関工場（加藤博昭工場長）は、ねり製品が96年にＦＤＡのＨＡＣＣＰを取得したのを皮切りに、03年３月には工場全体がＩＳＯ9001、昨年２月にＩＳＯ14001の認証を受けた。来年はＩＳＯ22000を取得する運び。

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小魚開き専用機を発売　　豆アジ・キビナゴを高速処理

　高速魚体処理機で知られるフィレスタ販売（神奈川県川崎市、平口克美社長）は、今まで手作業でしか行えなかった豆アジやキビナゴなどを対象とした小魚開き専用機（ＦＫ－Ｉ型）をＦＯＯＭＡに出展した。
　豆アジ、片口イワシ、キビナゴ、サッパといった10～30ｇの小型魚を、中骨や内臓を取った３枚おろしに加工できる。

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新燃焼方式のフライヤーをアピール　ガス代30％カット

　アサヒ装設は「Ｈｉ-ｃｏｏｋ＆Ｅｃｏ-ｃｏｏｋ」をテーマに、新方式のフライヤー等を提案した。
　フライヤー「ＤＢＣ－43Ｂ型」は新たな燃焼方式により、熱効率を大幅に改善した。直火方式では熱効率約40％のところを、ブラスト燃焼式の採用で50％以上の熱効率を達成。ガス代を30％節減できるという。

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昨年の缶詰生産量、前年比95.6％　レトルトは過去最高を更新

　日本缶詰協会は08年の缶・びん詰、レトルト食品の生産動向を18日まとめた。飲料缶を除く丸缶の合計は26万4415ｔで前年比95.6％となった。
　輸入品も15％減少しており、国産の減少分と合わせると全体ではかなりの減少。原料高騰や諸資材の値上げに伴う価格改定が消費不振をもたらしたと見られる。

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米国Ａシーズンスリ身価格ＦＡ、Ａ級で大筋まとまる

　米国のＡシーズンにおけるスリ身生産の価格が一部のグレードを残しほぼ決着した。インポーターの買付けで、ＦＡ級で490円、Ａ級で430円前後、ＲＡ級で200円と若干ながら米国側が譲歩し、まとまった。米国側生産者は今年のＡシーズンの価格を昨年のＡシーズンの価格であるＦＡ級１㎏500円を主張したが、さらに引き下げた価格を求めていた日本側ディーラー（インポーター）と折り合いがつかず、難航していた。

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トレハロースの新工場を完成能力を４割増の年産４万3000ｔへ

　林原（岡山市、林原健社長）は主力商品トレハロースの増産をめざし建設していた岡山機能糖質工場（岡山市北区今保578、岡田勝秀工場長）を完成した。林原では子会社のキャンディーメーカーの㈱三星食品を英国キャドバリー社にＴＯＢで売却、建設資金相当額である約50億円を取得したことにより懸案であった新工場の建設に踏み切った。

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冷凍専用センター立ち上げ、荷役・物流の効率化図る

　生活協同組合連合会コープネット事業連合（本部・さいたま市、赤松光理事長）はコープネット印西冷凍センターを千葉県印西市松崎台１－１－１松崎工業団地内に竣工した。
　冷凍専用拠点として品質・温度管理の向上を図っただけでなく、自動倉庫やロボット積付システムを備えるなどして荷役・物流の効率化を図り、

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次週より、ＷＥＢセミナー新連載スタート

　ご愛読いただいていますＦＥＮは次号で創刊１周年を迎えます。これを機に、次週よりＷＥＢセミナーの新シリーズ・（財）日本冷凍食品検査協会執筆「現場でつくりこむ『食の安全・安心』実践のポイント」をスタートさせます。
　食品の安全確保のために規格化された食品安全マネジメント（ＩＳＯ22000）の考え方を基本にし、その実践に当たってのポイントを事例等を入れながら分かりやすく紹介いたします。

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エンジニアリング各社、自家技術を投下

　大手食品メーカー系のエンジニアリング会社は自家ブランドで培った技術を展開。工場建設の効率性とラインの衛生化、食品廃棄物の有効処理の提案を中心にＦＯＯＭＡで紹介した。
　キリンエンジニアリングは魚の粕漬けを製造している「鈴波」の工場改善の事例を紹介、「現場のパートナー」であると位置づけた。

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２つの波長で毛髪混入を検知

　㈱日立ハイテクトレーディングは食材の表面上に混入した毛髪を検知する異物検知装置「ＫＤ－1000」を開発し、食品工場などに向けて提案している。既に大手メーカーが他社に先駆けて導入を検討しているという。
　物質には光を当てた時に特定の波長を吸収する性質があるが、毛髪が光を吸収する量は波長によって差が少ない点に着目したのがポイント。

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揚げない“揚げ物”を実現

　ハイコムは揚げない“揚げ物”を実現した「ノンフライ式オーブン」に注力し、経営面、健康面、環境面でもたらす様々なメリットをアピールした。
　「ハイコム式ノンフライ・オーブン装置」は①低温（40℃）の油に漬ける②過熱水蒸気で生地を膨らませる

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真空状態で均一解凍

　三浦工業は「熱・水・環境のベストパートナー」をめざす企業としてボイラシステムをはじめ飽和蒸気調理機や真空冷却機など食品機械をラインナップしている。中でも数年前から販売している「真空解凍装置」は肉、魚、野菜と幅広い食材に対応しており、短時間での食材解凍が求められるコンビニエンスストア向けの弁当メーカーに最も利用されている。

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ネギトロカッターを紹介

　食品加工機械を設計販売する長沼製作所（東京都台東区、長沼一雄社長）はあらゆる食品のカッティングに最適なカッターＮＨＹシリーズを紹介した。食品加工工場ではソーセージ製造をはじめ、キャベツなどの野菜のみじん切り、マグロをみじん切りにしたネギトロ製造にも使用されている。

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臼を冷やして製粉　素材の変性劣化を抑える

　ウエスト（新潟県長岡市）は特許技術の“水冷石臼方式”の製粉機「ミクロパウダー」を展示した。臼の内部に循環させた冷却水が摩擦熱を制御し、素材の成分変性や風味劣化を抑える。
　石臼方式の採用で粉の飛散が少なくなり、製粉ロスを抑える。

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市場卸のＩＴ化で先鞭つける　仙台水産の島貫会長が報告

　日本フードシステム学会は「小売主導型流通システムとサプライチェーンの構築」をテーマに今年度の大会を、東京都港区の東京海洋大学品川キャンパスで20日開催した。仙台水産の島貫文好会長が「水産卸売業の経営革新」をテーマに報告した。

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「リスクに対して心構えを」　　西澤博士が講演

　日本食品添加物協会は「食品添加物メディアフォーラム」を東京大手町のサンケイプラザで18日開いた。リテラジャパンの西澤真理子代表（社会学博士）が「リスクの伝え方・伝わり方：日欧での経験から」と題し講演。食品や生活全般で何が安全で、何がリスクか、情報をどのように提供すれば消費者は理解が深まるかについて、メディア向けに提言した。

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冷食協、新認定制度の審査６月末終了　　　　　　　　 570工場が審査、162工場は更新せず

　日本冷凍食品協会の山本宏樹常務理事は冷凍食品の新認定制度移行の進捗状況について、「６月末までに調査対象570工場の審査をほぼ終了する見通しとなった」ことを18日明らかにした。

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