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【株式会社水産タイムズ社】　TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

デジタル化を加速、経常利益率10％以上をめざす
リンガーハット　佐々野諸延社長

　リンガーハットの佐々野諸延社長は2022年２月期の上半期決算会見で店舗や工場のデジタル化を加速させるとともに、売上げ好調な外販事業の強化を打ち出した。デジタル化の施策では、ＡＩを使った店舗の自動発注と生産管理システムをひもづけて経営の効率化を進める。外販事業は工場の製造ラインを増設して事業拡大を図る。３年以内に経常利益率10％以上をめざす。

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ニュースフラッシュ

新商品「追いこうじみそ」動画で訴求

　ハナマルキは市販用新商品「無添加減塩　追いこうじみそ650ｇ」の認知拡大を図るため動画を活用したレシピ提案、ＳＮＳキャンペーン、ＴＶＣＭ等のプロモーションを展開している。「追いこうじ」は熟成させた味噌に麹を追加で配合し、再び熟成させる製法。麹は同社標準比で２倍配合。減塩率20％ながら、しっかりとした味噌の味わいと香りが楽しめる商品。ハナマルキ公式YouTubeチャンネル「ハナマルキＴＶ」で…

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抗ウイルスおしぼりが好調、沖縄も送料無料に

　おしぼりのレンタル、企画開発を手がけるＦＳＸ��（東京都国立市、藤波克之社長）はこれまで一律3300円だった沖縄県向けの配送料を見直し、需要が急増している抗ウイルス・抗菌「ＶＢおしぼり」のケース販売に限って送料を無料にするサービスをこのほど開始した。企業間取引ではすでに沖縄県向けの配送料を見直し、今年６月から３ケース以上で無料としているが･･･

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新工場に約110億円、国内調味料事業を強化

　キッコーマンはグループ子会社で、つゆやたれなどの醤油関連調味料を製造するキッコーマンフードテック（千葉県野田市）の新工場を建設すると発表した。販売が好調な醤油関連調味料の生産体制を強化する。場所は野田工場（中根エリア）の敷地内。建築面積は約4700�屐Ｌ鹽換�造り、２階建て。延床面積は約7400�屐Ｃ綛�は2022年６月。生産開始は2024年４月を予定している。

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御殿場工場が操業50年、グループの主力拠点に

　食品加工機や紙容器充てん包装システムの大手サプライヤー、日本テトラパック（東京都千代田区、ヘンリック・ハウゴー社長）の御殿場工場（静岡県御殿場市）が今年10月で操業50年を迎えた。テトラパック（本社スイス）が世界30カ所に展開する包材製造工場の１つだが、国内向けの製造量、輸出量ともに拡大しており、テトラパック・グループの主力工場として大きな役割を担っている。

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これもコロナ禍の影響？ ワタミの宅食が焼肉販売

　ワタミは食事宅配サービス「ワタミの宅食」でカルビ焼肉セットを販売すると発表した。主力の外食ブランド「焼肉の和民」の商品を初めて取り扱う。注文受付けをこのほど開始した。肉は冷凍にして「まごごろスタッフ」が11月１日から配達する。今回発売するメニューは「ワタミカルビ焼肉セットＡ（バラエティセット）」と「同Ｂ（牛づくしセット）」。

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全国のパン店が集うサイト開設、市場活性化に貢献

　カネカのグループ子会社、カネカ食品（東京都新宿区）は全国のベーカリーとパンが好きな消費者をつなぐモール型ＥＣサイト「ぱん結び」をこのほど開設した。北海道から九州まで約30店舗のベーカリーが出店する。商品はすべて冷凍し、専用ボックスで届ける。消費者はこれまで購入が難しかった遠方のベーカリーから購入することができるほか、離れて暮らす家族や友人へのプレゼントとしても利用できる。

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「道の駅」を中継拠点に、北海道で実証実験

　北海道開発局とヤマト運輸は「道の駅」をトラックの中継輸送拠点とする実証実験を北海道の道北地域で11月から実施する。実証実験に先立ち連携協定を締結した。中継輸送のテストは各地で行われているが、「道の駅」の活用は珍しい。実証実験ではニーズや効果に加え、中継作業に必要な駐車スペースの課題を検証する。

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本書を読めばたちまち目の下のウロコが取れる？

　「食品工場改善入門 集大成〜金をかけずにすぐできる！〜」（小杉直輝著）が水産タイムズ社から好評発売中です。40年間にわたり生産現場で指導を行ってきた小杉直輝氏が最新事例を取り上げながら無駄を顕在化し、改善した成功例の数々を集め、写真や図面を多用して分かりやすく解説しています。※「続きを読む」からお申込みができます。

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NEWS headline

ドライ品の包装前検査に最適

　電子計測器・食品検査機メーカー大手のアンリツ（神奈川県厚木市、濱田宏一社長）は主力製品の金属検出機「Ｍ６-ｈシリーズ」に新たに落下型モデルをラインナップし、このほど販売開始した。計量機から充てん包装機へ自由落下（重力利用）で投入することが多い粒体、粉体などのドライ品の検査で金属異物を高感度に検出する。「Ｍ６-ｈシリーズ」に搭載している検出ヘッドの構造を自由落下の検査向けに最適化したほか、信号処理によって検査対象品から･･･

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コロナ禍や原料高が思わぬ追い風に

　外食産業の商談展示会「外食ビジネスウィーク2021」が都内でこのほど開催された。緊急事態宣言明け直後ということもあり、２日間で２万4000人以上が訪れた。ウィズコロナを見越してか、会期中はテイクアウト・デリバリー容器の展示ブースに人だかりが絶えなかったが、コロナ禍や原料高の影響で思わぬ追い風が吹いている製品も注目を集めた。飲食店向けのセルフレジ、セルフオーダーシステムを開発する日本システムプロジェクト（東京都新宿区、勝山徹社長）は中国のスタートアップ企業とパートナーシップを契約し･･･

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お知らせ

有料購読のご案内

　毎月第１週号に限り「無料試読キャンペーン」を行っていますが、それ以外はＩＤ・専用パスワードがないとご覧頂けません。続きをお読みになりたい方は有料購読（月1000円＝税別、1100円＝税込、６カ月単位契約）への切り替えをお願いします。

事前予約申し込みで割引特典

　水産タイムズ社は「2022年版 冷凍食品業界要覧」（Ｂ５判）を12月中旬に発刊します。創刊49年目になる冷食業界人必携のデータ集です。このたび定価１万3200円（税込）のところ、事前予約申込み特典として１万1000円（税別・送料込み）で販売します。※「続きを読む」からお申込みができます。

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今週のトピックス

＜ロボット最前線＞
ロボット普及は協調領域の確立がカギ

　食品工場向けに人材派遣事業を手がけるウィルオブ・ワーク（東京都新宿区、告野崇社長）は「未来の食品工場を考える ロボットフレンドリーな現場とは」をテーマにした無料オンラインセミナーを22日開催した。日本惣菜協会（東京都千代田区）の荻野武ＡＩ・ロボット推進イノベーション担当フェローと、人型協働ロボットを開発するアールティ（東京都千代田区）の中川友紀子社長がロボット活用の可能性について講演した。荻野フェローは今年夏までキユーピーに在籍し･･･

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＜ＦＯＯＤ展 特集�　�
「ＦＯＯＤ展」開幕、高砂は掃除機ノズルブラシ展示

　総合清掃用品メーカーの高砂（東京都江戸川区、吉田典靖社長）は東京ビッグサイト青海展示棟（東京都江東区）で27日開幕した食の複合展示会「ＦＯＯＤ展2021」に出展している。使用用途の広い主力商品のほか、掃除機ノズルブラシや、ペストリーブラシなどをＰＲしている。このほど新発売した「ＨＰ掃除機ノズルブラシ」は耐久性が高いノズルブラシ。掃除機の吸込み口に装着することで狭い隙間などへのアプローチが可能となる。白、赤、黄、緑、青の５色展開で、ＨＡＣＣＰにて求められるゾーイング（区域分け）に対応する。

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＜ＦＯＯＤ展 特集�◆�
「ＨＡＣＣＰナビ」アップデート

　三菱総合研究所（東京都千代田区、森崎孝社長、ＭＲＩ）は食品関連事業者向けクラウドサービス「ＨＡＣＣＰナビ」のアップデートを10月１日に実施した。主な改良点は▽ＦＳＳＣ対応ＨＡＣＣＰプランの搭載▽危害要因分析入力画面の簡素化▽ファイル添付機能付加――の３つ。このサービスは厚生労働省が定める「ＨＡＣＣＰに基づく衛生管理」（旧基準Ａ）や、食品安全マネジメント協会（ＪＦＳＭ）が運営するＪＦＳ規格に対応。衛生管理に必要な文書・帳票の作成や運用実績記録を支援するツールとしてリリースしたが･･･

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＜日刊速報水産タイムス＞
ＮＳＣ、ノルウェーシーフード全国調査開始

　ノルウェー水産物審議会（ＮＳＣ）は、地球にやさしいサステナブルなノルウェー産サーモンとサバの日本での人気を調査する「ノルウェーシーフード全国調査」キャンペーンを20日から開始した。※この記事は無料試読できます。

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＜ＦＯＯＤ展 特集��＞
新型解凍機を初出品、大幅に進化したテンパトロン

　山本ビニター（大阪市、山本泰司社長）は大幅に進化した高周波解凍装置テンパトロンの新型を出品している。10月１日発売したばかりの最新機種で、従来型と比べてより操作が簡単になり、解凍品質も一段と向上した。新型のテンパトロンは「ＴＥＭＰＥＲＴＲＯＮ−Ｖ型」と「同Ｖ２型」。既存の小型高周波解凍装置「ＦＲＴ−５型」、「同８型」をベースに開発した。従来以上に解凍効率を高めており、解凍時間の短縮を実現した。

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＜ＦＯＯＤ展 特集�ぁ�
月額350円で温度管理、ＨＡＣＣＰ制度化に対応

　ＩｏＴ　ｍｏｂｉｌｅ（熊本市、原田和政代表）は低価格な温度管理ソリューション「温度っち」を提案する。同サービスは月350円／台の定額制で、正確な記録・監視・管理を実現する。現在、14日間無料おためしキャンペーンの参加企業を募集している。１店舗につきセンサー10台の規模ですべての機能を購入前に確認できる。「導入手順は簡単か」「現場（店舗）で実際に稼働するのか」といった疑問を解決する。温度っち公式サイト（https://www.ondotchi.com/）から資料請求、参加申し込みが可能。

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＜日刊速報冷食タイムス＞
ロイヤルデリ、ビステッカ新商品など限定発売

　ロイヤルホールディングスは家庭用フローズンミール「ロイヤルデリ」の“世界の食卓”シリーズ第３弾となる「世界の食卓〜ウィンターホリデーセット〜」を26日販売開始した。※この記事は無料試読できます。

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＜ＦＯＯＤ展 特集�ァ�
素手感覚の使い切り手袋、豊富なラインナップ用意

　ショーワグローブ（兵庫県姫路市、近藤修司社長）は食品加工現場で発生する問題に対し、手袋によるソリューションを提案する。衛生対策では、素手に近い感覚で使えるニトリルゴム製ディスポーザブル手袋「ニトリスト」シリーズを中心に展示する。厚みや長さなどが異なる豊富なラインナップが強み。作業内容やシーンに合わせて選択できる。もちろん食品に直接触れる作業でも使用可能。

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＜冷凍技術＞
高級鮮魚を急速冷凍、サブスクや取り置きで提供

　コロナ禍の影響で行き場を失った高級鮮魚を冷凍加工し、ネットで販売する動きが広がっているが、最近はユニークな販売手法も見られる。山口県下関市の水産会社、ふく衛門（松井大輔社長）は地魚料理キットのサブスクリプションサービス「サカナＤＩＹ」を展開している。魚は自社工場で１つひとつていねいに下処理し、煮汁やだしは魚の頭や骨からとるこだわりよう。30分以内で完成する調理キットとして毎月届ける。

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