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【株式会社水産タイムズ社】　TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

施設向け配食事業をテコ入れ、低価格品の投入も
シルバーライフ　清水貴久社長（上）

　高齢者向け配食サービスをＦＣ展開するシルバーライフ（東京都新宿区）はデイサービスなどの施設向けに調理済み冷凍食品「こだわりシェフ」を2020年４月から販売している。レストランメニューに特化した食事を310円（税別）という低価格で提供するが、2022年前半にはさらに低価格帯のメニューを投入する。新たに冷凍倉庫を取得するなど市場攻勢の環境は整えつつある。

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お知らせ

冷食ＷＥＢセミナー、来年２月開催決定

　水産タイムズ社は第３回「冷食ＷＥＢセミナー」を2022年２月９日午後２時からライブ配信します。このほど聴講者の募集を開始しました。消費者のライフスタイル、流通の構造が変化する中、フローズン業界の新たな方向性を紐解くため、味の素冷凍食品、シャープ、パンフォーユーから講師を招き「フローズンエコノミー鼎談」とします。※「続きを読む」からお申込みができます。

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ニュースフラッシュ

広がる代替肉需要、ドラッグストアが東北で売り出す

　東北地方でドラッグストア「薬王堂」を350店舗以上展開する薬王堂ホールディングス（岩手県盛岡市、西郷辰弘社長）はフードテックベンチャーのネクストミーツ（東京都新宿区）が開発した代替肉を宮城県内の12店舗で発売開始した。このうち10店舗にはネクストミーツとしても初となる専用の冷蔵ケースを設置した。代替肉の認知度が低いとされる地方で情報発信し、商品の魅力を伝える。

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不二製油と豆乳チーズ開発、ダブル発酵を採用

　ぐるなび（東京都千代田区、杉原章郎社長）は植物性油脂メーカー大手の不二製油と共同でプラントベースの豆乳チーズ「ソイデリス麹」を開発した。乳酸菌と麹菌による「ダブル発酵」が特長で、ナチュラルなうま味を引き出し、チーズらしい香りとフルーティな発酵感を実現した。「ソイデリス麹」は不二製油が業務用に12月から売り出す。東京工業大学と進めている微生物研究の･･･

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フロチル商品を想定、霜に強いラベル基材

　自動認識システムのトップメーカー、サトー（東京都港区、小沼宏行社長）はチルド環境下で表面に霜が付着していても、高い粘着性を発揮するラベル基材「アクアサーマル結露糊Ｈ」を開発した。「フロチル商品」に使用することを想定しており、冷凍から冷蔵保存に切り替える際のラベル貼り付けの作業効率を高める。「食品メーカーなどが製造時に冷凍保存した食品を･･･

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後継者問題の解消に一役、婚活支援を加速

　大手結婚相談所のＺＷＥＩ（ツヴァイ）は地方創生の一環として農林水産業従事者の結婚支援を強化する。「婚活イベント」を積極的に開催し、農林水産業が抱える人材・後継者不足の課題解決に貢献する。第１弾は北海道士別市の農家の男性５名と一般参加を含む女性５名との婚活パーティを11月に開催した。当日は男性陣が栽培した野菜を使った一品料理「かぼちゃのニョッキ」が登場するなど大いに盛り上がった。

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外食市場調査、10月はコロナ前の７割に戻る

　外食市場に関する調査・研究機関のホットペッパーグルメ外食総研（リクルート）は首都圏と関西圏、東海圏の男女約１万人を対象に10月度の「外食（夕方以降の食事）市場調査」を実施し、結果を公表した。10月は全国で緊急事態宣言が解除され、飲食店の営業時間や酒類提供の制約が緩和された。外食全体の市場規模は３圏合計で2114億円と2020年10月から413億円減った（2020年10月比83.7％）。

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現場のムダを減らして競争力アップ

　「食品工場改善入門 集大成〜金をかけずにすぐできる！〜」（小杉直輝著）が水産タイムズ社から好評発売中です。40年間にわたり生産現場で指導を行ってきた小杉直輝氏が最新事例を取り上げながら無駄を顕在化し、改善した成功例の数々を集め、写真や図面を多用して分かりやすく解説しています。※「続きを読む」からお申込みができます。

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NEWS headline

串焼き専用グリラー、操作は吊るすだけ

　冷熱エンジニアリング会社の菱熱工業（東京都大田区、近藤貢社長）は焼き鳥など串焼き専用の自動グリラーを昨年開発したが、コロナ禍の影響でセールスを自粛していた。このほど都内で開催された三菱食品主催の展示会「ダイヤモンドフェア」でようやく初披露が実現した。自動グリラーの「らく・らく・カルーセル」は串を吊るすだけの簡単操作で、機械が串をぐるりと周回させる。高効率のヒーターで両側から加熱し、遠赤外線効果によっておいしく焼き上げる。

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真空包装の量産ニーズ高まる、ベルト式を開発

　卓上型の真空包装機でシェアトップのＴＯＳＥＩ（東京都品川区、谷嶋和夫社長）は自社展示会を都内でこのほど開催し、新製品の大型ベルト式真空包装機をアピールした。これまで卓上型を使っていた食品加工会社やスーパーで量産化のニーズが高まってきたため昨年市場に投入した。省人化や生産効率の向上にも貢献する。袋詰めした商品をベルトの上に並べるだけで真空からシール（密封）、排出までを自動で行う。

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お知らせ

有料購読のご案内

　毎月第１週号に限り「無料試読キャンペーン」を行っていますが、それ以外はＩＤ・専用パスワードがないとご覧頂けません。続きをお読みになりたい方は有料購読（月1000円＝税別、1100円＝税込、６カ月単位契約）への切り替えをお願いします。

｢冷凍食品業界要覧｣10日発刊、予約受付中

　水産タイムズ社は「2022年版 冷凍食品業界要覧」（Ｂ５判）を12月10日発刊します。創刊49年目になる冷食業界人必携のデータ集です。定価１万3200円（税込・送料サービス）。予約受付中です。※「続きを読む」からお申込みができます。

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今週のトピックス

＜ビジネス新潮流＞
今年注目の「ダークストア」に冷凍冷蔵庫を納入

　パナソニック産機システムズはフィンランド発のデリバリーサービス、Wolt（ウォルト） Japan��が２日スタートした即時配達サービスの拠点となる配達専用スーパー「Wolt Market」に冷凍冷蔵設備が採用されたと発表した。Woltの関連会社で「Wolt Market」を運営するWolt Market Japan�蠅�全国に先駆けて札幌市にオープンした「札幌ノルテプラザ店」、「札幌白石店」にプレハブ冷凍冷蔵庫などを一式納入した。

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＜漁業・養殖最前線�　�
漁師主導で漁火ロボ開発、まき網操業の負担軽減

　無人搬送ロボット開発のアトラックラボ（埼玉県三芳町、伊豆智幸社長）は長崎県の橘湾でまき網漁業を行う�蠹畦隆�（長崎県雲仙市）などと共同で「漁火（いさりび）ロボット」を開発した。人手不足や高齢化によるまき網操業の負担を自動化で軽減する。長崎県産業振興財団の支援によって、長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科（松下吉樹教授）、長崎県総合水産試験場（高木信夫博士）、漁労管理のＩＴツールを開発するライトハウス（福岡市）も加わり･･･

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＜漁業・養殖最前線�◆�
奥村組が陸上養殖に参入、まずはトラフグから

　ゼネコンの奥村組（大阪市、奥村太加典社長）は閉鎖循環式陸上養殖事業に参入すると発表した。同社の技術研究所（茨城県つくば市）に陸上養殖実験棟を建設し、実証実験をこのほど開始した。陸上養殖の事業化に加え、建設業とのシナジー効果を意識した「水浄化技術」の確立もめざす。閉鎖循環式陸上養殖は微生物の力を使ったろ過システムで飼育水を繰り返し使用するため･･･

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＜日刊速報冷食タイムス＞
外食アワード、「ど冷えもん」担当役員ら受賞

　外食産業記者会（水産タイムズ社等加盟）は外食産業の発展と食文化醸成に寄与した人物や企業・団体を同会登録記者の投票で選ぶ第18回「外食アワード」の2021年度受賞者に冷凍自動販売機「ど冷（ひ）えもん」担当の･･･

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＜環境貢献�　�
廃プラの新たな資源循環モデル、都内全域に拡大

　資源リサイクルのコンサルティング事業を手がけるレコテック（東京都千代田区、野崎衛社長）は、商業施設から発生する使用済みプラスチックを回収してリサイクルする資源循環の取り組みを東京都と共同で都内全域に広げるとこのほど発表した。回収したプラスチックを再資源化し、調達（仕入れ）を希望する企業に供給する。持続可能な資源循環スキームの構築をめざす。「POOL PROJECT TOKYO」と銘打った事業には花王や凸版印刷、センコーグループ･･･

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＜環境貢献�◆�
植物由来100％のペットボトルついに誕生

　サントリーグループは米国のバイオ化学ベンチャー、アネロテック社（ニューヨーク州）と2012年から進めてきた植物由来原料100％使用のペットボトルの開発に成功したと３日発表した。サントリーは植物由来の素材を使ったペットボトルの開発に早くから取り組んでいる。原料の30％を構成する「モノエチレングリコール」を植物由来で生成したペットボトルは2013年から「サントリー天然水」に導入している。

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＜日刊速報水産タイムス＞
三菱食品フェア、冷凍水産品の提案強化

　三菱食品（東京都文京区）は総合展示会「ダイヤモンドフェア2021」を東京・平和島の東京流通センター展示ホールで11月30日〜２日開催した。テーマは「食で創造する、持続可能な社会」。売場提案エリアでは、「加工食品」「デリカ」「低温」「菓子」「酒類」の５つに分け･･･※この記事は無料試読できます。

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＜設備投資�　�
新スナック棟を稼働、「ポテコ」など増産へ

　菓子メーカーの東ハトは関東工場（埼玉県三芳町）内に「第２スナック棟」を建設し、このほど稼働を開始した。建築面積は約1900�屐Ｅ換�造りの地上４階建て。延床面積は約5300�屐Ａ躪�費約30億円。2023年に発売50周年を迎えるロングセラーの「ポテコ」と「なげわ」をはじめ、人気商品の「暴君ハバネロ」や「あみじゃが」など、売上げ伸長が見込めるフライヤー製品の増産体制を構築する。

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＜設備投資�◆�
レトルト・冷凍ソースの新工場、生産能力を増強

　エム・シーシー食品は神戸市の神戸ポートアイランドにレトルト食品と冷凍食品を生産する「ポートアイランド工場」を11月30日竣工した。近年の個食化を背景にレトルト・冷凍ソースの需要が増加していることや、将来の事業拡大も考慮して、新工場は従来のレトルト・冷凍ソースの約1.3倍の生産能力とした。コンセプトは「こだわりの味を高品質・高効率で実現する、持続可能で、人にやさしく先進的な工場」としている。

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