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【株式会社水産タイムズ社】　TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

エンゼルスとスポンサー契約、６月再び始球式へ
ヤマダイ食品　樋口智一会長（上）

　冷凍調理済み惣菜メーカーのヤマダイ食品（三重県四日市市）は大谷翔平選手が所属する米大リーグのロサンゼルス・エンゼルスと2019年にスポンサー契約を結び、21年からホームゲームのバックネット下に「ｙａｍａｄａｉ」の看板広告を掲げている。昨年は樋口智一会長が始球式でエンゼル・スタジアムのマウンドに上がった。今年も６月27日（現地時間）に始球式が行われるが…※この記事は無料試読できます。

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ニュースフラッシュ

欧州で主流のスキンパック、日本市場にも広がるか

　樹脂製品メーカー大手の住友ベークライトは日本で初めて開発したバリアスキンパックフィルム「おいしさスキン」の機能性や特長をアピールするポップアップストアを東京代官山に６月29日オープンする。「おいしさスキンパックマルシェ」と銘打ち、７月１日までのみ３日間、「おいしさスキン」で包装した黒毛和牛の熟成肉やナチュラルチーズなどのグルメ商品を販売する。ＳＤＧｓ関連の展示も行う。

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本社移転、部門の壁越え社内構造改革を加速

　Ｆ-ＬＩＮＥ（東京都中央区、本山浩社長）は社内の構造改革の一環として本社を東京晴海に19日移転する。現在３フロアに分かれているオフィスをワンフロアに集約し、各部門の物理的な障壁を解消する。全社挙げて取り組んでいる「風通しのよい職場づくり」「本部・部門・個人間の連携強化」「生産性の向上やムダを無くすなどの業務効率化」をめざす。

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サステナブル・シーフード・アワード、募集開始

　第５回ジャパン・サステナブルシーフード・アワード実行委員会は、水産業のサステナビリティ推進に貢献する取り組みの募集をこのほど開始した。過剰漁獲や混獲、違法漁業、沿岸域の自然破壊などにより、世界的に天然の水産資源が減少している。日本国内でも後継者不足や漁獲量の減少、水産資源の悪化などが課題となっている。一方で、世界の人口は増加の一途をたどっており…※この記事は無料試読できます。

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デベロッパーが入居企業のCO2排出ゼロを支援

　物流不動産開発のプロロジス（東京都千代田区、山田御酒会長ＣＥＯ）は非化石証書の活用によって入居企業のMonotaRO（モノタロウ）の電力グリーン化をサポートしたと発表した。これを皮切りにプロロジスは太陽光発電や非化石証書調達による入居企業の電力実質100％グリーン化支援を本格化する。

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旬到来カットレタス増量、マスカットプレゼントも

　パッケージサラダの販売で国内シェアトップのサラダクラブ（東京都調布市、金子俊浩社長）は主力商品の「カットレタス」を40ｇ増量し、６月17日から発売する。値段を据え置いたまま、内容量を通常の約1.6倍の100ｇに増やす。７月14日までの期間限定。レタスの供給産地であるＪＡ全農長野の協力のもと、2019年から実施している夏恒例の共同企画。

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事業系の食品ロス量が増加、コロナ影響続く

　農林水産省は2021年度の国内の食品ロス量（推計値）をこのほど発表した。食品関連事業者（事業系）と家庭を合わせた全体の食品ロス量は523万ｔとなり、前年度から１万ｔ増加（前年度比＋0.2％）した。国民１人あたりのロス量に換算すると１日約114ｇで茶碗約１杯分のご飯の量に相当する。年間では約42�圓箸覆蝓▲灰畩暖駑漫別�51�圈砲剖瓩ぁ�

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「2023年版 冷凍食品業界要覧」好評発売中

　水産タイムズ社は「2023年版 冷凍食品業界要覧」（Ｂ５判）を絶賛発売中です。冷凍食品関連企業1000社の会社概要から取扱品目、ブランド、連絡窓口までを記載。工場の所在地や工場長名、生産品目も記載しており、売り込みやＤＭ発送に役立ちます。※「続きを読む」からお申込みができます。

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NEWS headline

チョコ停発生をリアルタイム通知
迅速解決でダウンタイム短縮

　電子計測器・食品検査機メーカー大手のアンリツ（神奈川県厚木市、濱田宏一社長）は新製品の産業用ＤＸソリューション「AccelVision」をこのほど都内で開催された「ＦＯＯＭＡ ＪＡＰＡＮ2023」で初披露した。生産管理室のモニターと生産機器や検査機器を連動させ、チョコ停などの異常が発生した時に発生個所や状況をカメラ映像とテロップ（文字情報）でリアルタイムに通知する。管理者は現場の状況を正確に把握し、点検・復旧指示などを迅速に出すことができる。

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蒸気リサイクルの過熱蒸気乾燥機
食品残さの再利用を後押し

　凍り豆腐・味付けいなり揚げのトップメーカー、みすずコーポレーションのグループ企業で、きのこ栽培用装置を軸に環境関連機器を開発製造する協全商事（長野市、塚田裕一社長）は５月に完成したばかりの新製品「過熱蒸気乾燥機」をＦＯＯＭＡに出品した。350℃の過熱蒸気を使って食品残さを乾燥させ、サラサラの固体（粉末）に処理する。廃棄物の芯まで一気に加熱して菌数を減少させるほか、ケーキなど油脂分が高い廃棄物は脱油効果で油と固体に分離する。

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今週のトピックス

＜FOOMA 注目製品�　�
アルコールを強制循環、凍結ムラ防ぐ

　フクシマガリレイはグループ会社のタカハシガリレイが開発したアルコール強制循環型の液体急速凍結装置「ＬＳＨＯＣＫ」（−25℃）をＦＯＯＭＡに出品し、家庭用冷凍庫で凍結した様々な食材との比較実証を行った。中でも凍結が難しいとされるゆで卵は品質の違いが際立った。家庭用冷凍庫による緩慢凍結では白身に空洞ができたり、シワが入ったりしたが、液体急速凍結した卵は断面がつるつると滑らかで、細胞が破壊されていないことがひと目でわかった。凍結時間が短いのも大きな特長で…

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＜FOOMA 注目製品�◆�
ウォータージェット技術、食品カットに応用

　高圧ジェット洗浄装置や超高圧水切断装置などの産業機械メーカー、スギノマシン（富山県滑川市、杉野良暁社長）は新製品の自由曲線切断装置「SUGINO WATER JET CUTTER」をＦＯＯＭＡに参考出品した。速度マッハ２のウォータージェットでカットするため、固い冷凍ケーキでも柔らかい羊羹（ようかん）でも、高速で繊細な曲線カットを実現する。作業員を刃物による手作業、重労働から解放し、クリエイティブな商品開発をサポートする。同社が50年以上にわたって培ってきた「ウォータージェット技術」を食品専用に応用した。

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＜ロボット最前線�　�
大阪王将が調理ロボットをテスト導入

　餃子専門店「大阪王将」を運営する�蠡膾絏�将はTechMagic��が新開発した調理ロボット「I-Rabo（アイラボ）」を今夏からテスト導入し、調理工程の自動化実現をめざす。単なる人手不足解消のためではなく、同社が大切にする“幸せな食シーン”をさらに広げるためという。「I-Rabo」はメニューに応じて加熱温度、加熱時間、鍋の回転スピード、回転方向を柔軟で適切に実行する。さらに調味料の供給、攪拌、加熱、調理後のフライパンの洗浄といった一連の作業も自動で担うことができる。

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＜ロボット最前線�◆�
ロボの「眼」を高度化、レイアウト変更に柔軟対応

　キヤノンＩＴソリューションズ（東京都港区、金澤明社長）は無人搬送車のＡＧＶや自律移動ロボットのＡＭＲに搭載することで、幅広い用途に活用できるロボットソリューション「自己位置推定システムwith Vision-based Navigation Software」をこのほど販売開始した。位置姿勢計測や地図作成機能を持つキヤノン製のソフトウエア「Vision-based Navigation Software」とＡＩスタートアップのＨＭＳ（福岡市）製産業用ＡＩカメラ「SiNGRAY Stereo Pro」を組み合わせて提供する。

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＜日刊速報水産タイムス＞
大日本水産会、新会長に枝元参与

　（一社）大日本水産会は第129回通常総会を東京・霞が関の霞山会館で７日開き、令和４年度事業報告・５年度事業計画などの議案を原案通り承認した。任期満了に伴う役員改選で白須敏朗会長が相談役となり…※この記事は無料試読できます。

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＜日刊速報冷食タイムス＞
日冷倉協、新会長に浜田ニッスイ社長

　（一社）日本冷蔵倉庫協会は第50回定時総会を７日都内で開いた。任期満了に伴う役員改選を行い、池見賢会長（マルハニチロ社長）が退任し、新会長に浜田晋吾ニッスイ社長が就任した。※この記事は無料試読できます。

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＜新製品＞
自然冷媒採用の冷蔵ケース、省エネ性能も向上

　パナソニックは自然冷媒のＲ290（プロパン冷媒）を採用したノンフロン内蔵型冷蔵オープンショーケース３機種を20日発売する。ＣＯ２冷媒を使用した上位モデルのノンフロンショーケースはすでに受注生産しているが、今回は一般モデルとして発売し、店舗向け小型ノンフロンショーケースのラインナップを拡充する。新機種は陳列棚のホットとコールドの運転切り替えが可能なタイプで、４段ある陳列棚の温度帯を４パターンに可変でき、オールシーズンに対応する。

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＜設備投資＞
３温度帯の物流拠点、中継輸送の需要に応える

　総合物流大手のカトーレック（東京都江東区）は岡山県早島町に第２物流センターを建設すると発表した。冷凍冷蔵、常温の３温度帯対応。2019年に竣工した４温度帯対応の「岡山早島物流センター」と合わせると延床面積は３万8848�屬砲覆襦Ｍ∩�・保管能力を高め、寄託者のサプライチェーン強化に貢献する。鉄骨造り、２階建て。延床面積２万3177�屐�竣工は25年７月を予定している。設備はエレベータ２基と垂直搬送機４基に加え、低温自動ラックを装備する。ドッグシェルターは28基の計画。

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